「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

2022年8月の読書ログ

2022年8月の読書ログ。

そろそろこの読了ペースはイカンだろう・・と感じたので、小学生ばりに夏休みのゲームを禁止。(→夏休みはゲーム禁止)果たしてゲーム時間と読書量はトレードオフにあるのかという仮説を検証してみました。

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8月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:6240
ナイス数:119

ステーキを下町でステーキを下町で感想
食エッセイの名手 平松洋子さん、やはり良いですね。dancyu連載が毎度楽しみ。青森県下北の鮟鱇のフルコースが気になって旅費を計算。遠い、、、、。
読了日:08月28日 著者:平松 洋子

57歳で婚活したらすごかった (新潮新書)57歳で婚活したらすごかった (新潮新書)感想
続編もガチレポです。誰かと共に生きたい、ではなく、誰かのために生きたい、と思えるぐらいの心のゆとり、経済的なゆとりを持ちたい、という著者のまとめは響く。楠木先生の書評で興味を持ってAmazonで買いましたが、一体どんな本を買っているんだ・・と驚愕した娘の視線が痛かったです。
読了日:08月27日 著者:石神 賢介

婚活したらすごかった (新潮新書)婚活したらすごかった (新潮新書)感想
40代バツイチ、フリーライターが一念発起して婚活市場に乗り出す・・という、自分にもあり得たかもしれないドキュメンタリーを怖いもの見たさで拝読。他者を見て自己を省みる、まさかの自己啓発とも読める整理には納得。続編も読みます。
読了日:08月27日 著者:石神 賢介

錯覚の科学 (文春文庫)錯覚の科学 (文春文庫)感想
自分にも他人にも錯覚による認知バイアスがかかっていることを感じさせる良書。日頃、目の前を通り過ぎるゴリラを見逃していないか、気になるようになった。
読了日:08月26日 著者:クリストファー チャブリス,ダニエル シモンズ

食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)感想
食いしん坊文豪。料理は藝術、美食は思想・・とは。この世のうまいものを食い尽くすようぶっ飛んだ方々のエピソードに接するたびに、自分など、全然食べ物にも人生にも淡白な気がする・・と思ってしまいます。
読了日:08月24日 著者:坂本葵

おれは一万石(11)-繰綿の幻 (双葉文庫)おれは一万石(11)-繰綿の幻 (双葉文庫)感想
早くもシリーズ第十一弾。藩のために繰綿相場に金を突っ込む勘定方とか、もう江戸が舞台でも、現代で起きることは何でも表現出来そうな気がします。
読了日:08月23日 著者:千野 隆司

おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)感想
シリーズ第十弾。「何やら腹が痛くなってきたぞ。・・」という仮病展開には吹き出しましたが、エンターテイメントとして受け取りました。暴れん坊将軍よりは、まだ実現可能性ありそうですので。しかし、自分が育てた米も食べれない百姓の悲惨さよ。。
読了日:08月21日 著者:千野 隆司

悪刑事(わるでこ) (徳間文庫)悪刑事(わるでこ) (徳間文庫)感想
いくら警察小説という好みのジャンルといえど、ここまで品がない世界は受け付けられない。ラストが一応気になったので最後まで読んでしまったが・・真面目に働いている警察の皆さん、怒りますよ。。。
読了日:08月19日 著者:森巣 博

男ともだち男ともだち感想
ここに書かれていたような、誰かの、男ともだち、になれる気はしないと思った自分には、当然、女ともだちはいない。
読了日:08月18日 著者:千早 茜

おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)感想
シリーズ第九弾。今度は海賊から始まるまさかの江戸を舞台にしたマネーロンダリング事案。こうして高岡藩士達はどんどんと探偵活動のスキルを上げていくのかと。藩経営は果たして大丈夫か。
読了日:08月17日 著者:千野 隆司

囲米の罠-おれは一万石(8) (双葉文庫)囲米の罠-おれは一万石(8) (双葉文庫)感想
シリーズ第八弾。あれだけ苦労してかき集めてき廻米が市中に出てこない、値上げを狙っての囲米。房太郎と植村の凸凹コンビが活躍するのが愉快。
読了日:08月16日 著者:千野 隆司

絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)感想
ネアンデルタール人、会ってみたかった。ホモ・サピエンスとの交雑を知って以来、4万年前頃の共存時代の世界はどうだったのかと気になります。しかし、それだけの時間をかけてゆっくりと進化してきたはずの人類の歴史がこれだけ急激に動いている気がするのは何故か。
読了日:08月14日 著者:更科 功

決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月感想
創業家オーナーが上場企業で好き勝手に君臨してはいけないというコーポレートガバナンスがテーマな、手に汗握るノンフィクション活劇。返り咲いだ瀬戸CEOの信条であるDo the right thingsが最後に成り立って良かった。LIXILのHPを覗くとコーポレートガバナンス周りの情報開示が凄く充実しておりますね。
読了日:08月13日 著者:秋場 大輔

定信の触-おれは一万石(7) (双葉文庫)定信の触-おれは一万石(7) (双葉文庫)感想
シリーズ第七弾。定番の金策奔走の次はコメ集め。しかし、家中の者にも犠牲が出てしまい、今後も厳しい舵取りが続きそうな小大名の未来を予感させる今作。
読了日:08月12日 著者:千野 隆司

一揆の声-おれは一万石(6) (双葉文庫)一揆の声-おれは一万石(6) (双葉文庫)感想
シリーズ第六弾。領主としての度量が問われる一揆の鎮圧。甘いと言われるかもしれないが、出来る限り穏便な手段を選んだ正紀の判断が正しかったと今後証明されることに期待です。しかし、小悪党があちこちに。
読了日:08月11日 著者:千野 隆司

Winning Alone(ウィニング・アローン) 自己理解のパフォーマンス論Winning Alone(ウィニング・アローン) 自己理解のパフォーマンス論感想
侍ハードラーと呼ばれた400メートルハードル銅メダリスト、日本記録保持者の為末大さんの著作。痺れるほどの、内省の深さと自己俯瞰、そして言語化能力。全くジャンルは違いますが、数年だけアマチュアの競技選手として試合での勝利を目指したことがありますが、次元の桁違いさに愕然としました。
読了日:08月10日 著者:為末 大

駅路 最後の自画像駅路 最後の自画像感想
松本清張の傑作と呼ばれる短編小説「駅路」を向田邦子が脚本してドラマに仕立てた対比を楽しむ珍しい一冊。原作の雰囲気に自分は一票。
読了日:08月07日 著者:松本 清張,向田 邦子

無節の欅-おれは一万石(5) (双葉文庫)無節の欅-おれは一万石(5) (双葉文庫)感想
シリーズ第五弾。前作から続いて、寺改築にまつわる騒動が続きます。悪役達の脇の甘さもさることながら、そこにもそぞれの正義やストーリーがあるという匂わせは、正論君な主人公にも学びを与え、今後の成長を匂わせます。
読了日:08月07日 著者:千野 隆司

麦の滴-おれは一万石(4) (双葉文庫)麦の滴-おれは一万石(4) (双葉文庫)感想
シリーズ第四弾。塩に醤油と来て、次の金策手段は味噌あたりかと思ったら、相場でした。それも一冊完結ではなく、二分冊としてマンネリ化させない展開。思わず次作にすぐに手が伸びます。
読了日:08月06日 著者:千野 隆司

映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 (光文社新書)映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 (光文社新書)感想
色々と理解は及ばないけど、目の前で起きている社会の変化に対して一つの考察を頂けたという点で非常に面白かった。確かに2時間の映画はやや長いように自分も感じ始めているのも事実。しかし、タイパやコンテンツ消費というと、そこまでは割り切れない自分がいます。
読了日:08月04日 著者:稲田 豊史

紫の夢-おれは一万石(3) (双葉文庫)紫の夢-おれは一万石(3) (双葉文庫)感想
塩の次は醤油。すると次は味噌当たりか・・と感じさせるシリーズ第三弾。相変わらず困窮する高岡藩だが、婿若様のフットワークの軽さよ。某暴れん坊将軍ばりのご活躍。もう少し読み進めたくなります。
読了日:08月02日 著者:千野 隆司

塩の道-おれは一万石(2) (双葉文庫)塩の道-おれは一万石(2) (双葉文庫)感想
シリーズ第二弾。それにしても金がない、全然ない。大丈夫なのか。。危なっかしいところだらけの婿入り若様小大名とツンツンな奥方。でも続きが気になる。
読了日:08月01日 著者:千野 隆司

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やはり大いに効果ありでした。。ゲーム習慣が確実に帰宅後の読書を侵食していたという事実。飲酒機会が増えて帰路での読書ペースが落ちている分、帰宅後の過ごし方が大事です。

しかし、残り4ヶ月で@90冊・・となると、月間22〜23冊ペースを年内は維持必要ということで、なかなかハードです。少し小説以外のビジネス書比率も上げてみます。

■ 22冊(2022年8月)
■ 110冊(2022年)
■ 2,821冊(30〜47歳)

2022年7月の読書ログ

2022年7月の読書ログ。

そろそろ年後半に向けスピードアップしていかないと200冊が完全に厳しくなってきた気がしますので(気のせいじゃなくて事実)、通勤時縛りだけじゃなくて、帰宅後の読書習慣もアクティベイトします。

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7月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3459
ナイス数:57

淋しい狩人 (新潮文庫)淋しい狩人 (新潮文庫)感想
久しぶりの宮部みゆきさん、少し昔の未読作品を発見したので。古書店にまつわる連作短編集、これをブッキッシュというのか。。物語の設定が、え!?と思うようなもの含めて、しっかり読ませるのが凄い。
読了日:07月03日 著者:宮部 みゆき

自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 (PHP新書)自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 (PHP新書)感想
脱成長コミュニズム論への反論。自身、どうしても人神世の「資本論」は腹落ちできなかったので、こちらの主張の方が確からしく感じる部分が多かった。成長しない世界では、やはり生きたくはない。今から、中世の暮らしにも戻りたくない。
読了日:07月07日 著者:柿埜 真吾

涼宮ハルヒの退屈 (角川文庫)涼宮ハルヒの退屈 (角川文庫)感想
ハルヒ3冊目。アニメも観ずに、聞いたことがあるな・・と図書館に小説が積んであったので手を伸ばしました。本作はドタバタ面白い短編集。過去へのタイムトラベル話はきっと重要なエピソードなんだろうな、と。
読了日:07月13日 著者:谷川 流

皇族―天皇家の近現代史 (中公新書)皇族―天皇家の近現代史 (中公新書)感想
近現代の皇族の変遷が概観できる良書。なんとなく齧っていた知識のピースが体系だってつながる感覚は気持ち良い。やはり明治維新後の華族とは違う階級、ちっとも身近な話ではないが、面白く感じた。面白いと思うだけでも、戦中であれば不敬なことかもしれないが。
読了日:07月18日 著者:小田部 雄次

涼宮ハルヒの消失 (角川文庫)涼宮ハルヒの消失 (角川文庫)感想
キョンにキュンとなるハルヒ4作目。そうか・・自ら選んだのか、と。時間軸の扱いと伏線回収がホント秀逸。
読了日:07月19日 著者:谷川 流

自分の頭で考える日本の論点 (幻冬舎新書)自分の頭で考える日本の論点 (幻冬舎新書)感想
現代の賢者とも言われる出口さんの考えを覗ける一冊。確かに!と全力で頷くところもあれば、そうかなぁ、、と懐疑的に感じるところも。自分なりにタテヨコ算数で考える力を磨いていきたいと感じながら読了。
読了日:07月23日 著者:出口 治明

絶対悲観主義 (講談社+α新書)絶対悲観主義 (講談社+α新書)感想
楽観主義者から絶対悲観主義者に転向しようと思わせる楠木先生らしい軽妙な語り口、安定の面白さ。こんな愉快な初老のGな世界に向かって自分も生きていきたい。
読了日:07月29日 著者:楠木 建

海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること感想
こうして志を持って基礎研究の道を歩む方がいるからこそ、世界は少しずつ明らかになっていくのだと改めて感じました。怪獣ならぬ海獣の世界、奥深い入り口を覗かせて頂きました。
読了日:07月30日 著者:田島 木綿子

考える力 新しい自分を作る考える力 新しい自分を作る感想
賢者の思考の癖を俯瞰する感じのダイジェスト的な一冊。知識は有用だが、過多になるとかえって面白くない。過多にはならないだろうから安心したが、ちゃんと頭を使って考えて生きたいとあらためて感じた。
読了日:07月30日 著者:外山 滋比古

この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ (単行本)この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ (単行本)感想
書評対談をまとめたという変わった一冊。追っかけしている楠木さん、成毛さん、出口さんが含まれていたので。書評本って、1冊読み終わると、また数冊次に読みたい積読本が増えるというマジック。(書評の正しい効果)
読了日:07月31日 著者:鹿島 茂,出口 治明,成毛 眞,楠木 建,内田 樹,磯田 道史,高橋 源一郎

おれは一万石 (双葉文庫)おれは一万石 (双葉文庫)感想
ギリギリ大名を名乗れる一万石の親戚筋の他家に婿入りする爽やか次男坊おぼっちゃま(尾張徳川の血筋)。これより一石でも減れば旗本となる(それでも大身旗本ですけど)緊張感持って江戸の武家の世界で成り上がってやろう?という物語の設定が秀逸。
読了日:07月31日 著者:千野 隆司

100年人生 七転び八転び ―「知的試行錯誤」のすすめ100年人生 七転び八転び ―「知的試行錯誤」のすすめ感想
知の巨匠が95歳で綴った昔語り。2020年、96歳で亡くなられた訳ですが、90代となっても、これだけ思考して、書けるというのは長年にわたる鍛錬の賜物か。
読了日:07月31日 著者:外山 滋比古

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さて、2022年もわずか5ヶ月を残すばかり。8月は・・読書の夏、目指します。(答え合わせは1ヶ月後!)

■ 12冊(2022年7月)
■ 88冊(2022年)
■ 2,799冊(30〜47歳)

2022年6月の読書ログ

2022年6月の読書ログ。

6月は、5月のようにゲーム起因ではなく、連続気味な飲み会に帰路の読書時間を完全に持っていかれた気がします。断捨離観点で、足元の積読山を少しずつ崩し始めることも開始しましたが、まだまだ道半ば。

あ、NewsPicksのオリジナル記事を総浚いするようになってからビジネス書はこれまで以上に読む量が減った気がします。ま、それはそれで情報源の整理ということで良いかも。

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6月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1992
ナイス数:88

浅草キッド (講談社文庫)浅草キッド (講談社文庫)感想
ビートたけし誕生までの前日譚。昭和の浅草の息遣い、混沌とした演芸の黎明期、そして深見千三郎との師弟関係。コメディアンとは繊細な心をもって、あれだけ大胆に自分を世に表現しているのか、と感じ入りました。夢を追うたけし青年に、君はいずれ巨匠と呼ばれるんだよ、、と伝えても、へっ何言ってんだい!みたいな感じなんだろうなと妄想。
読了日:06月24日 著者:ビートたけし

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)とにかくうちに帰ります (新潮文庫)感想
すごく日常の中でのちょっとした非日常だったり、普通に暮らす人達のなんともいえない人生の機微を感じさせる短編集。フィギアスケーターの話はやたらとツボにハマりました。
読了日:06月21日 著者:津村 記久子

誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義感想
なんとなく分かったような気にもさせるが、胸に手を当てて考えるとやはり分かってないなと感じている、自分というちっぽけな現存在。
読了日:06月17日 著者:筒井康隆

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!感想
振り返ってみれば、5,000万円というまとまった元手を持って、2008年という良い時期に一気に8戸、さらに追加で3戸(入れ替え含む)という大胆な投資実行をおこなったからこそ著者の方は成果を上げた訳で、今から再現性があるかといえば疑わしい。なんとなく元手もなしにワンルーム投資しても結果は出ないでしょう。
読了日:06月15日 著者:飯田 勝啓

ミッキーマウスの憂鬱ふたたび (新潮文庫)ミッキーマウスの憂鬱ふたたび (新潮文庫)感想
鉄鋼と海苔の養殖しかなかった街に幻想の王国を作り出して、二重に魔法をかけているというくだりには痺れました。今月、半年ぶりに現場で魔法を感じてきます!
読了日:06月11日 著者:松岡 圭祐

涼宮ハルヒの溜息 (角川文庫)涼宮ハルヒの溜息 (角川文庫)感想
なんとなくのんびり牧歌的に日常(よく考えると非日常)が流れるのが嵐の前の静けさ的な。仕事に疲れた帰路で脳を空っぽにして読了。
読了日:06月07日 著者:谷川 流

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)感想
お仕事小説。お仕事の舞台がとっても有名なので、最後まで興味深く読み込めます。(真偽は!?フィクション部分もありそうですが)何事にも舞台裏があり、自分達も人生のオンステージでキャストを演じているのかな〜とか考えたり。
読了日:06月02日 著者:松岡 圭祐

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川文庫)涼宮ハルヒの憂鬱 (角川文庫)感想
これまで小説もアニメも機会がなかったので、図書館で見かけて今頃ですが初読み。これは・・・破天荒に面白い。
読了日:06月02日 著者:谷川 流

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7月こそは少し冊数を意識出来ればと思います。年200冊を目指すのであれば、この夏で少しペースを上げていかないと。これで半年が過ぎましたが24冊もビハインドですので。

■ 8冊(2022年6月)
■ 76冊(2022年)
■ 2,787冊(30〜47歳)

2022年5月の読書ログ

2022年5月の読書ログ。

5月も前月に続いて帰宅後の余暇時間の一部をゲームに持っていかれました(かれこれ3ヶ月連続)。断捨離観点で、足元の積読山を少しずつ崩し始めることにしました。

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5月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2926
ナイス数:110

7月24日通り (新潮文庫)7月24日通り (新潮文庫)感想
地味で平凡なOLが主人公の恋愛小説・・でいいのかな。10個の性格に当てはまる人も沢山いそうですし、最後の選択も意外と・・あるかも(そして人は学んでいく・・のか)。
読了日:05月31日 著者:吉田 修一

意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語感想
幾つか、クスッと感じる話が織り込まれた超ショートショート。皆まで書かずに、寓意や行間を読み取らせる訓練になるかも、とも。
読了日:05月28日 著者:氏田 雄介

探花―隠蔽捜査9―探花―隠蔽捜査9―感想
久しぶりの竜崎さん。神奈川県警刑事部長となっても、自身の原理原則に従い責任を果たす姿はぶれません。初回登場時に比べると変人ながら人間味も増しているような。ただの官僚ではない真の警察官僚の活躍、今後も楽しみです。
読了日:05月27日 著者:今野 敏

試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)感想
哲学を少しばかりかじってみたいと思い、入門書に手を伸ばしてみました。よく出てくる古代ギリシャや中世よりも、近代批判の中の実存主義の方達が面白い気がするので、少しエリアを狭めて入門書を漁ってみます。
読了日:05月26日 著者:斎藤 哲也

個人事業主と法人を上手に活かした効率経営個人事業主と法人を上手に活かした効率経営感想
どんなに遅くともあと12年したら起業する予定なので、たまには頭の体操です。
読了日:05月22日 著者:ルー大谷

狼は眠らない 04狼は眠らない 04感想
ツボルト迷宮の攻略を進める中での本作のテーマは鑑定ですかね。これまでも回復魔法や薬師と、一味違う世界観の掘り下げが続いて興味深い限り。恩寵品の剣がこれでもかと出てきます。続く5巻、6巻はkindleでしか出版されていないようなので、電子版を購入です。
読了日:05月21日 著者:支援BIS

発注いただきました!発注いただきました!感想
プロの筆力をこれでもかと見せつけられた感じの一冊。さすがの朝井リョウさんです。こうしたテーマ設定や条件に対するアウトプットがこんな感じなんだーと作家という創作活動の舞台裏をチラ見させて頂いた感じです。そして新作短編もしっかり入っていて、お得!
読了日:05月20日 著者:朝井 リョウ

晴れるまで踊ろう晴れるまで踊ろう感想
妻子が絶賛はまっているSKY-HIことBMSGの日髙社長のエッセイ。とても魅力的な、アーティストでありクリエイターでありビジネスパーソン。言葉を大事にするラッパーらしく、メッセージのあちこちに味がありました。これからの更なる活躍が楽しみです。
読了日:05月16日 著者:SKY-HI

中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義感想
インド独立の立役者の二人のボース氏。新宿中村屋の名物インドカリーにこんな歴史があったとは、知らずに食べてました。。大東亜戦争にまつわる歴史を色々な角度でじっくりと学んでみたいとの思いが深まる良書です。とりあえずカリー食べながら作戦立てようかと。
読了日:05月10日 著者:中島 岳志

真壁家の相続真壁家の相続感想
なかなか共感できる登場人物がいないなぁ・・とモヤモヤしたまま読み進めてきたけど、ラストのこっそりびっくりな展開にスカッとした気持ちに。母は強し。我が家の相続は・・揉める要素はないはずだけど、どうでしょうか。
読了日:05月06日 著者:朱野 帰子

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図書館本は館員さんのお勧めコーナーを引き続いて開拓中。6月は少し読破数も意識したいと思います。年200冊を目指すのであれば、半年で100冊ペースなので少し巻いておきたい。

■ 10冊(2022年5月)
■ 68冊(2022年)
■ 2,779冊(30〜47歳)

2022年4月の読書ログ

2022年4月の読書ログ。

4月は前月に続いて帰宅後の余暇時間の多くをゲームに持っていかれました。ウィズコロナで飲酒頻度が上がったことも帰路での読書が進まない原因な気がします。

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4月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3458
ナイス数:91

THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す (単行本)THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す (単行本)感想
再考することの価値を、まさに再考する。周囲の人からより多くを学び、後悔のない人生を歩むための最高の近道。知的に謙虚でいることの難しさ、特に自分の出した答えや直感(実は思い込み)を再考することの難しさを実感しました。読み応え抜群の良書です!
読了日:04月30日 著者:アダム・グラント

旅のラゴス (新潮文庫)旅のラゴス (新潮文庫)感想
今頃ですが初めて手に取った筒井康隆さん。穏やかなSF的世界観の中で、知識を求めた男の生涯を描いた作品。よく読むと奴隷になったり王に上り詰めたりとかなり波瀾万丈ですが、生涯をかけた旅の中で探究心を大事にしたラゴスの生き様が気になります。他作品への好奇心がムクムクと。
読了日:04月28日 著者:筒井 康隆

跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (角川文庫)跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (角川文庫)感想
他者と会話が成立しないほどの自閉症を抱えた著者が綴る知性と感受性に溢れた文章。ご自身の行動を意思でコントロールが出来ないことを表して、壊れたロボットを操縦している感覚・・とは。目に見える世界だけが正しいわけではない事実に心を打たれました。思った通りに行動できない人、会話ができないで苦しんでいる人は想像以上にたくさんいるのかもしれない。
読了日:04月27日 著者:東田 直樹

独学脳独学脳感想
キャッチーなタイトルだけで手に取りましたが、どこかで聞いた話を再編しただけの凡庸な内容。独学大全あたりとの内容格差が激しい。
読了日:04月26日 著者:坂本翔

わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)感想
ドラマ化を観たことがある気がする・・お仕事小説。定時で皆を返してあげたい。返せる職場にしたい。。。(そして自分も帰りたい)
読了日:04月24日 著者:朱野 帰子

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫)空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫)感想
冷静に自己を見つめる冒険家の記録。もう少し早く、まだ沢山の未開の地が残っている時代に生まれていたら、もっとびっくりするような冒険を繰り広げられたのではないだろうか・・と、違う角度でもワクワクします。
読了日:04月22日 著者:角幡 唯介

アオハル・ポイント (メディアワークス文庫)アオハル・ポイント (メディアワークス文庫)感想
ポイントという表現やアイディアがイマドキなんでしょうが、青春の悩みの本質としては普遍的なテーマ。ただ、誰にも共感できない自分は若くないということなのか、なんなのか。
読了日:04月20日 著者:佐野 徹夜

孫物語 (集英社文庫)孫物語 (集英社文庫)感想
久しぶりのシーナ本。岳物語を頭に浮かべながら椎名家が紡ぐ家族の歴史を噛み締めます。怪しい探検隊に憧れていた中高生の自分も思いっきり中年。孫をこの手に抱く日がいつか来るかは分かりませんが、そんなことも楽しみにして。
読了日:04月15日 著者:椎名 誠

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)感想
このような一人旅はしたことがないけど、インドにも縁がなくて行ったことがないけど、なんならバタフライもできないけど、色々と惹かれます。引く人も多いかもしれません。そんな、旅人たかのさんの初著作。
読了日:04月13日 著者:たかの てるこ

箱庭図書館 (集英社文庫)箱庭図書館 (集英社文庫)感想
殆ど読んだことがない乙一さん。読者のボツ原稿をプロが仕上げたらという短編集だとか。ジャンルばらばらながら絶妙につながり合う世界観、上手い。ホワイト・ステップが一番好きでした。何冊か手を伸ばしてみたいと思います。
読了日:04月12日 著者:乙一

狼は眠らない 03狼は眠らない 03感想
今回は迷宮探索と薬聖来訪。この手の異世界ものは数多あれど、これだけ著者の方が興味を持った分野を深く掘り下げるマニアックな描き方がツボにハマります。
読了日:04月10日 著者:支援BIS

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先月に続いて図書館員さんのお勧めコーナーで開拓中です。長らく追っかけしている方々の新刊も読まなくちゃですし、拡散と集中に忙しい。5月、6月は少し読書量を増やしていきたいところ。

■ 11冊(2022年4月)
■ 58冊(2022年)
■ 2,769冊(30〜47歳)