「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

シルバーな平民〜ヒルトンオナーズ

先日の出張でヒルトンに久しぶりに宿泊する機会がありました。

ロンドンのパディントン駅至近のヒルトンと・・

フランクフルト空港内のヒルトン。

2023年3月末でコロナ禍のダイアモンド魔法が解けて、シルバーの平民ステータスに戻ってから初めての宿泊。

ガチンコで年間60泊を達成してダイアモンドステータスを初めてゲットしたのが2017年の終わり。翌年の2018年もなんとか基準を満たした修行僧時代が随分昔のことのように思います。

少し時間と距離をおいてみると、なぜ、あれほどステータスを上げて、維持することに熱中出来たのかは不思議です。

ただ、無印のシルバーになってみると、部屋に水ボトルはないし(あれ?)、朝食もつけてもらえません。アップグレードもなければ当然ラウンジにもアクセスできません。(やはり寂しい)

この先また、ヒルトンをはじめとするホテルグループのポイントを集めるような日々が巡ってくるかは分かりませんが、その時はまたお気に入りの定宿を探し求める気がします。

それまでは、シルバーな平民で。

白ソーに白ビーな朝食

白ソーに白ビーな朝食。

ヨーロッパ方面で今週の仕事を片付けての帰路がドイツのフランクフルトから。前日までストライキにて迷惑満点だったルフトハンザさんですが、なぜか上級ラウンジに入れて貰えたので手のひら返しで高評価に。

ミュンヘン名物の白ソーセージに白ビールを合わせるヴァイス縛りの朝食。10数年ぶりに堪能出来るとは嬉しいサプライズでした。粒マスタードもいいけど、この甘いソースが合うんだなぁ。

いかにも新婚旅行らしい初々しい若い方などを眩しく眺めながら、おじさんはラウンジでも仕事、仕事。機内でも仕事。
あ、搭乗前から白ビール飲んでますけど。

今回の欧州往復の学び。プレミアムエコノミーに座っていると、ビジネスクラスで残ったお酒のお下がり?が回ってきました。ビジネスの方達が飲みまくる便の場合は、おこぼれもないのか。

飲みすぎんなよ・・とビジネス席方向に熱視線を送るエコノミー客な私(←勝手)。

ANAラウンジおじさんがキツネそば

羽田の国際線ターミナルでは久しぶりのANAラウンジおじさん。前月、中国に出かけた時はJALでラウンジには入れず。

チェックインの手続きと入国審査に時間がかかるだろうと見越して2時間ちょい前の空港着。9月末の転居から羽田へは少々遠くなりました。

余裕を持って訪問先の手土産も購入してのラウンジ堪能タイム。

む・・これは。オーダーのシステム!??

なんと、携帯で麺類をヌードルカウンターに注文する仕組み!

きつね蕎麦をご用意頂きました。準備が出来ると携帯にメッセージがくるシステムで、これは嬉しい。

朝のラウンジは以前の成田ほどは混んでいなかったので出発前の仕事時間に充てることが出来ました。ちょっとした軽食を楽しんでゆったりすることが出来て大満足。SFC特典です。

これからインドで始まるであろうカレー軍団との連戦に思いを馳せながら、胸ならぬ胃腸が縮み上がる高揚感。先ほど購入したビオフェルミンを噛み砕きながら、乳酸菌たちよ頼むぞ・・と。

陸マイラー時々空としては、エコノミーでのフライトとはいえ久しぶりの長距離ですのでマイルの獲得機会、そしてホテル宿泊でもBonvoyポイントを回収する見込みなので楽しみな限り。

出来れば2ヶ月に1回ぐらいの頻度で海外にも仕事で出かけたい。

■ ANA・・・133,000マイル
■ United・・149,000マイル
■ JAL・・・・2,000マイル

47カ国目はインド

人生47カ国目はインド。久々の記録更新。

49歳となった翌日にインドに漂着しました。人生、何があるかは分かりません。

インドといえば、名作、妹尾河童さんの「河童が覗いたインド」や椎名誠さんの「インドでわしも考えた」。最近では「ガンジス河でバタフライ」たかのてるこさんまで、色々と皆さんの様々なご経験、感想を永年聞いてきて耳ダンボ。

そんな私がインドに初上陸することに。

仕事のみならずの自分テーマは、中国を超える世界最大の人口を擁する大国としてのインドって、実際どんな感じの国なの?ということを限られた滞在で肌で感じてみること。カーストに始まる階層社会、階級社会の影響って、現代にどう繋がっているのかもアンテナを立て拾ってみること。

あとは、カレー方向なインドのローカル料理の連続にどこまで胃腸を含めた精神力が耐えられるか。そもそも、スパイスカレー好きを自称しておりましたが、それって本当か?という実証実験。

それでは、行って参ります。

■ 海外100カ国訪問プロジェクト・・47カ国目。海外滞在は累計で約9年ほど。

20代・・香港、マカオ、韓国、ニュージーランド、米国、オーストリア、ボスニア、クロアチア、インドネシア、ヨルダン、イラク、ドイツ(丸2年の駐在)、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、スペイン、ジブラルタル、スイス、フィンランド、英国、チェコ、ハンガリー、イタリア、バチカン、ギリシャ

30代・・ベトナム(10ヶ月の長期滞在)、ラオス、カンボジア、中国、メキシコ、ロシア、台湾、カナダ、フィリピン、グアム、マレーシア、シンガポール、トルコ、オーストラリア、UAE(2014年4月から米国に丸5年の駐在)

40代・・スリナム、バハマ、ノルウェー、パナマ、ホンジュラス、インド(←今回追加)

*初上陸順。1996年の返還前に訪問した香港とマカオを中国とは別で数えています。英領のジブルラルタルと米領のグアムも国ではないですが数えています。FBのアプリTripAdvisorで途中まで記録していたデータでは世界200都市以上を訪問。(通過のみではなく半日以上の滞在、ないし宿泊出来た都市だけを記録。空港での乗り換えのみは記録対象外)

小江戸と呼ばれる観光地

先週末、いつの間にか小江戸と呼ばれる観光地に変容していた川越に家族で遊びに行ってきました。

義両親と妻子は金曜の夜から現地入り、私は土曜の昼からの参戦。自宅から普通に電車を乗り継いで1時間半の距離ですので、ゴルフに出かけるぐらいの近距離トリップ。

駅前からタクシーで博物館や美術館も並ぶ川越城の本丸御殿があるエリアに向かいました。運転手さん、博物館なんてあったかいな・・と、川越在住50年でも、地元が観光地になったとは信じられんと豪快に笑い飛ばしてました。

途中、川越高校、通称カワタカの横を通過。そういえば高校時代に応援団にお供してここに来た気がする。臙脂の集いってやつ。となると、今回が人生2度目の川越入り。

日本100名城の一つ、築城の名人と呼ばれた太田道灌の手によるものだそうです。本丸御殿の大広間が現存しているのは、こちらと高知城だけだそうです。確かに江戸の息遣いが偲ばれますね。

観光に関わる皆さんが力を結集し、レトロな街並み造りと食べ歩きグルメに力を入れる様子が伝わってきました。甘いものからしょっぱいものまで幅広くカバーしており、楽しい。

 

お団子食べたり・・

名物の平太麺の焼きそばを使った変化球スナックを頂いたり・・

通りがかりの酒屋の角打ちでCOEDOの生ビールを決めたり・・

他にもメンチカツ、芋けんぴなどなどあり、あれこれと食べ歩きを満喫。お菓子横丁も面白いですね。さらに小江戸の街を彩るのが沢山の着物姿の女性達。レンタル着物での街歩き、秀逸なビジネスモデルですね。ご本人も周りも双方が楽しめる。

昨年は日光江戸村を訪問しましたが、近場という意味で川越は歴史テーマパーク的進化を遂げる可能性があるなと思いました。妄想をさらに広げ、インバウンド観光客も意識し、日本全国で和装を推奨する日を作り、その日は会社員も、お侍姿で江戸城に登城ならぬ、出社、とか。

歴史や文化の資産価値、改めて考えてみるのも面白そうです。