家計簿母さん

自分の金銭感覚の根っこにはやっぱり育った家庭、それも自分の場合は母親をルーツにしているのだなとあらためて感じたのが今回の帰省での母とのもろもろの会話を通じて。

思い返せば母親がしょっちゅう居間で家計簿をつけていたり、何かしら家計のやりくりの工夫をしているのを横で見て育ったことと、自分の現在の状況とは無縁ではないと思います。

駅前のミスドでオールドファッションが110円。昔は90円ぐらいだった気がします。習い事のスキーに行く時に握り締めた100円を毎回何に使うか本気で迷っていた小学生の頃が懐かしい。

中学までは年齢掛ける100円の月額お小遣い制。高校ではようやく月額5,000円。本や服は欲しい時に別交渉権あり。もう戻れないけど、あれはあれで貴重な日々。。(現在は1日5,000円でも生き延びられるか怪しいけど・・・)

小遣い帳から始まる原体験があるからこそ、今、家計をB/S視点で眺めたり、不動産のキャッシュフロー試算や収支の検証を細かく追いかけたり、死ぬまでの人生の資金繰りを考えることですら楽しめているのではないかと思います。

家計簿父ちゃん誕生の裏には、家計簿母さんあり・・そんなことを、変わらず家計簿をつけている母を見ながら考えました。

俺のドリルが火を吹くぜ(吹かない)

今回の弾丸帰省の最大のミッションは母の寝室に遮光カーテンを取り付けることと窓目隠しシート貼り付け。

「日の出と共に目が覚めてね・・」・・母さん、スマン!(来るのが遅くなったのは全て新コロのせいだ・・)

遮光カーテンの取り付けですが、前回ロールスクリーン取り付け時には大変難儀したので(→石膏ボードの裏に木材はあるか)、今回は強力な相棒に同行頂きました。

俺のドリル氏です。(出身は米国→男のDIY電動工具
彼とアンカーボルト君のコンビがいれば、まさに作業は秒殺。

その他、客間にも遮光カーテン取り付け、全ての部屋に窓目隠しシートを貼り付けまくって華麗にミッションコンプリート。

窓の目隠しシートは遮光だったり断熱だったり色々と種類があって使い勝手がわからなかったので何種類か試してみました。

テレビの後ろが熱くなって気になる・・というので、ミラー断熱のシートを貼って、さらにロールスクリーンの二段構えに。あとは冬になってどのぐらい結露するかが気になるところです。

東京の賃貸の我が家にアンカーボルトで大穴を開けるわけには行きませんが新実家はいくつ穴を開けても自由。爽快です。

小さい頃は自分も器用な方かな?と思っていたのですが、自分、器用からは程遠いと思います。でも、たまのDIY作業は楽しい。

親の携帯料金、高くないですか?

今回の帰省でも幾つかタスクがありましたが、そのうちの一つが母の携帯の買い替え。母親もiPhoneを使っているのですが、かれこれ5年近く同じものを使っているので、そろそろ替え時。

最寄りのソフトバンクのショップへ。今は時間予約しないと受け付けてもらえないんですね(コロナ対策のため)。何とか当日予約が出来ました。

前夜、色々話を聞きながら調べていくとソフトバンクに月額9,000円近くの携帯代金を払ってきたことが分かりました。1,800円の通話放題と、5ギガのデータプランが高い。・・って、うちの母親にそんなプラン要らないし。。(そんなに出先でネットを使うことはないはず)

そういえば旧実家の撤去時も固定電話とインターネットの光回線やなんやで7,000円近くNTTに払い続けていたので驚いたし。

今回iPhoneは最新のSEに買い替え、併せて月額プランも安いものに見直し。家ではソフトバンクAirでネット環境を整えることにして通信費は合計で9,000円弱と致しました。(最初の1年間は各種割引がありもっと安くなり、9,000円は2年目からの値段)

これまでは家電話、ネットと携帯で総額15,000円ぐらい払ってきたのが合計で9,000円にカイゼンできた計算。携帯を格安SIMにして家のネットも安いポケットwifiなんかに変えるケチケチ案もありましたが一気に環境を整えたかったのでソフトバンクに集約。

(Pepper君、ちょっとこれまで巻き上げすぎだよ携帯代。。)

母も周りの一人暮らしより通信費が高いような・・と思っていたそうですが苦手な分野にて手付かずだったようです。もっと早く自分が気がついてやれば良かった・・と大いに反省です。

ホッキ刺し祭り〜実家メシ

7月に続いての新実家への弾丸帰省。

本日は巨大なホッキ貝が1こ180円で魚屋で売っていたので3つ買ってきました。それ以外は地元の南蛮エビ。一般的には甘エビと呼ばれているエビです。

(生のままのと一瞬湯をくぐらせたホッキ貝二種とエビ)

魚屋で剥いてもらったばかりなので刺身にする時も生きていたそうです。母の表現を借りれば切られるのを嫌がったとか。

ホッキ貝(北寄貝)と呼ぶのは北海道の呼び方で、本州ではウバガイと呼ぶようですが・・・聞いたことありませんね。(普通にホッキ貝として回転寿司でも寿司ネタになっているような)

本当はこのサイズがこんな値段で買えるはずもないと思うのですが・・これも新コロの影響。猟師さん達も良い買い手が見つけられず大変でしょうね。

本日は巨大な黒ガレイが驚愕の180円。このサイズの切り身が4つ取れました。前回は真ガレイが2匹で160円でしたし、カレイの値段が安すぎる問題@北海道。

スルメイカなんかも少しは売っておりましたが、サイズも小さく少々残念な感じ。ハタハタのように資源枯渇しないと良いのですが・・。

東京モノなので地元の魚屋ではテンション上がります。

謎の雑誌ハルメク

マーケティングのターゲットの事例で出てきたシニア向け雑誌サライとハルメク。サライは聞いたことがあったけど、ハルメク?

ちょっと調べてみると50歳以上の通販好きの女性層をターゲットに置いて、なんと30万部以上の売り上げを誇るそうな、知らなかった。それも書店を通さずの直販モデル一択。(収益率高そう)

何だか面白そう・・と、次回実家に帰省した際には母にも勧めてみようと思っていたところ、、

家にありました(笑)
聞けば10数年近く購読しているとか。全く気付かなかった。

スマホの使い方特集なんかは付箋貼って熟読させたいぐらい親世代向けの良記事。

最新9月号の特集は「元気なうちに始める 頑張らない終活」。あとは夏野菜を美味しく食べようとか、折り紙の愉しみとか、健康体操のようなものだったり。しっかりターゲット層の興味をひきそうな記事多数。

出版不況が長らく続く中でも、しっかりとターゲットを定めニーズに応える誌面作りが出来ればこうして立派に市場が作れるのだと考えさせられます。

9月号のきくち体操、お尻にはあなたの生き方が表れます。というコピーがダンサー的には非常に気になります。

実家で読みたい雑誌が出来ました。