2024年も12月に突入。初めてのロンドンで迎える師走です。
クリスマス休暇前から欧州は完全に不稼働となりそうなので、仕事の打ち合わせを入れられるのもその前まで。12月のうちは出張の予定もないので、年明けからダッシュするためにも、しっかり計画的に段取りつけたいと思います。
プライベートでは、12月後半の休暇中の時間を活用して、英国まで持ち込んだ私物を選抜し直したいと思います。今回の引っ越しでは船便が150箱にもなってしまいました。これ、絶対に帰国の時に困るので、今から繰り返し見直しをかけないと。。。
明日の準備を怠らないことは大事ですが、数年後に向けた小さな一歩も着実に踏み出さないと、です。
後は家族で年間の休暇スケジュールも大体は年末から立て始めたいと思います。直前となるとバタバタしそうですし、割高にもなりそうなので、予め予定出来ることは考え始めたい。
忙しいと思う時こそ、焦らず着実に。心には余裕を持ちたいと思います。そのためにも、日々の疲れは、日々上手に解消を。
実写版の映画ウィキッドを家族で鑑賞してきました。ロンドンで映画館に行ったのは初めて。妻娘達は既に何度かデビュー済み。
映画の公開日が近づく中、アンダーグラウンドの駅構内にも広告がどーんと出ていて楽しみになっておりました。
緑の人と・・
ピンクの人。
ウィキッドといえば、自分の中では好きなミュージカルの3本指に入る作品です。初めて観たのは・・2008年2月の劇団四季か。(→初ウィキッド)
気に入って、四季では通算3回、NYのブロードウェイで1回、ヒューストンでも1回を観ました。物語もよく練られていて示唆に飛んでおり、毎度発見がありますし、楽曲がなにしろ素晴らしい。
丁寧に作られた映画は、ミュージカルの世界観をじっくりと掘り下げており、さすが前編、後編と分けたボリューム。(興行的には長すぎて後編への客足が鈍らないかと少し心配ですが)適切な配役も本当に素晴らしい。アリアナ・グランデ、可愛いし。
娘達には予習としてオズの魔法使いをまず読ませ、映画を楽しんだ後は、年末休みにミュージカルを初観劇予定。こうして親子で同じ作品を楽しめるようになったことはとても感慨深いです。
ミュージカルもチケットが複数枚となるので割とインパクトはありますが・・そこはコト消費のプライスレス!という位置付けは我が家の家計での整理です。
先日、スペインへ仕事で出かけた折、カタルーニャ州の地方の小都市でピンチョス屋さんに行く機会がございました。これって、酒飲み天国ですよね・・ということで備忘録。
ずらっと並んだ酒のアテたち。
厳密には、ピンチョスというのはパンの上に少量の食材が載って串や楊枝で止められているオープンサンド状態のフィンガーフードであり、タパスは、より広義の意味での酒のつまみや軽食を指す・・という理解です。もう面倒だからごっちゃになっていて、ピンチョス≒タパスかもしれないけど。
串や楊枝、小皿の数で後で精算です。
自分の好みで好きなものを最小単位で自席に取ってきて飲めるのが素晴らしいです。ビールで乾杯の後は地元の白と赤ワインを空けました。お店は21時ぐらいからどんどん地元のお客さんで混んできて、皆さん元気によく飲んでよく食べて、凄く良い雰囲気。(平日だよね・・)
これは・・今回は仕事でしたが、早急に家族と再訪しなくては。スペインも地域ごとに色々と文化や料理が違うようなので、料理と同じく小分けスタイルで何度か訪問するつもりで。
とうとう、50歳になりました。大台。
人生100年時代でも確実に折り返し、どんなに楽観的な思考で余命を捉えても、これまでの道よりは大分と短いことでしょう。
人生なぞ暇つぶしの連続・・とは嘯きたくないタイプです。せっかく何らかの理由で死ぬまでは生きているのだから。予備ライフ無しのハードモードなリアルゲームでも。(異世界転生もない)
家族や職場の中に居場所を作るのがこれまで以上に50代は難しくなることを足元ではヒシヒシと。期待の少し上をいくにはどうすれば良いか。とはいえ、引き続き大きな悩みごともないですし、お金、健康、人間関係、この辺りでは致命的な状況には陥っていないことに感謝です。綻びはあるけど。
2024年は家族で再びの海外赴任。前回はヒューストンでしたが、この度はロンドン。趣味のダンスはなかなか再開できませんが、イギリスの三大大会へのアクセスが容易なので、また違う形での継続を模索したいと思います。
家族、仕事、健康の3つを、バランス良くオペレーション&メンテナンスしながら自身のまだ見ぬ何かを引き出してやりたい。頼まないのに出てきている下っ腹は引っ込めたい。
15年以上続いているこの備忘ブログもどこまで続くことやら。
<〜なりましたシリーズのバックナンバー>
→49歳になりました
→48歳になりました
→47歳になりました
→46歳になりました
→45歳になりました
→44歳になりました
→43歳になりました
→42歳になりました
→41歳になりました(この日はフルコース食べて振り返らず)→40歳になりました
先日のパリに続きまして、20年ちょいぶりの再訪となる街が幾つか続きました。1つ目がプラハ。チェコ共和国の首都です。
チェコにはロンドン赴任以来、何度も仕事で訪れているのですが(→よろしく、ピルスナー・ウルケル)、いつも仕事の用事で地方都市に空港より直行しており、プラハ市内に宿泊したのは先日が初。
昼の飛行機の時間までに少し時間があったので小1時間ほど市内を散策して、懐かしのカレル橋も渡ってきました。
20年ちょい前にプラハの春という外交官が活躍する恋愛小説?を読んで、この橋に行ってみたいと当時の研修赴任先であったドイツから向かったことを思い出しながら、街をそぞろ歩き。
神聖ローマ帝国の首都、黄金のプラハと称された欧州の古都の威容は流石ですね。大戦の戦火にも大きく巻き込まれず、各時代の建築様式が残っていることから、ヨーロッパの建築博物館の街とも言われるそうな(当然、世界遺産)。
徹底的に破壊されて再生されたワルシャワやドレスデンなども訪ねたばかりなので、それぞれの街がたどった歴史の大きな違いに思いを馳せます。国としての歴史はなかなかにハードモードでビターなのは中東欧諸国どこも同じです。ドイツやロシアにも色々物申したいことでしょう。
最近、少しずつ世界史への興味、好奇心が育っています。高校2年の授業で教科書でおさらいしたのがまとまった時間を投入した最後の記憶で、そこからは体系的に学び直す機会もなく(センター試験は日本史)、断片的な知識や理解が脳内に雑多に散らばっているだけ。
今回の欧州駐在中、自分なりの欧州観というものを実地での体験を含め養っていけるといいな、と思います。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。