「英国に暮らす」カテゴリーアーカイブ

ネッシーの見つけ方

先日、初めてスコットランドを訪問する機会がありました。北部のハイランド地方です。

美しい湖や山々、そして古城などが点在する素晴らしい景色が広がる中、私がGoogle Mapで大注目したのが、Loch Ness。むむ、これってネス湖じゃないの!!(ムーというオカルト系雑誌を友人に借りて読んでいた小学生でしたので、大興奮)

同行するメンバーはやや冷ややかではありましたが、せっかくなので・・と希望を入れまして、ネス湖を拝みに。

(ネッシーはどこにいるのだろうか・・と暫し黙考)

1933年の最初の目撃例以来、世界が興奮してきたネス湖に生息する未確認生物、英語ではLoch Ness Monsterですが、これをネッシーと名付けた日本人はさすがです。

ネス湖も、長さ約37キロ、最大幅は1.5キロ、最深部は約230メートルと巨大な淡水湖ですが、水上で息をする生物なら流石にどこかで見つかりそうな気もします。

地元の方にネッシーの話題を振ったところ、まず地元のスコッチの醸造所見学をした後にネス湖に向かうと、ネッシーを視ることが出来るよ、と笑いながらアドバイスを受けました。

ネッシーの見つけ方!(おい)

英国で定期預金デビュー

渡航先の英国で開設したHSBC銀行口座で定期預金にデビューすることにしました。

この1年間、機会を見つけては日本発行のクレジットカード決済で凌いで、ポンドの温存作戦を展開してきました。

元々は娘達の学費払い準備のために手元のポンドを増やし始めたのですが、渡航2年目の今年までは学費補助の先払い申請が出来ることに気がついたので、資金繰り計画を引き直したところ、しばらくの期間は手をつけなくてもすむポンド貯金があることに気がつきました。

定期預金の年利は驚きの4%。

一定の期間を引き出しさえしなければ毎月月初に金利がつくようです。4月のなかばに定期預金を開設して2万ポンドを預けたところ、5月頭に初めての金利が入金。半月弱なので30ポンド。

ほとんど初めて体感する金利のある世界。今後、複利で効いてくると思うとワクワクします。

イギリスの住民税的なもの

ロンドンでの暮らしの話。

毎月、カウンシルタックスという税金を自分が暮らす自治体に納めています。このタックスは、住んでいる住宅エリアの市場価値によって評価額が決まるそうで、この税金を財源として、教育、交通、ごみ収集などの公共サービスを地方自治体が運営しているとのこと。

となると、イギリスの住民税的なものか。

我が家の場合は、2025年度は年間で3,000ポンドほどの納税が必要です。年間で約60万円ですから、月5万円と考えると、英国の激しい物価からすれば割とリーズナブルなような。(既に感覚がおかしいかも、ですが。。)

住宅エリアの市場価値はAからHのバンドに分類され、Aが低くてHが高い中で、私の住むエリアは F。半分よりは高い方。

税額が各世帯の収入には直接関係しておらず、その住宅がある地域の評価で決まるというのは面白い仕組みと思いました。低所得者の方や、一人暮らしなどの特定の条件を満たす場合は、免除や減額の制度もあるようですが、私は特に何の対象にもならず。

住宅に基づいて課税されるのに、負担するのは住宅を所有する大家ではなく、そこに住んでいる賃借人なんだなぁとも思ったり。

英国では、不動産は取得時や売却時には税金がかかるけど、固定資産税のようなものはないのですね。(賃料の収入に対する所得税は流石にあるでしょうが)

日本に残してきた投資用不動産にかかる固定資産税からは、自分は永遠に逃れられないのになぁ、、と思いつつ。

初サンデーロースト

今頃で申し訳ありませんが、先週末のサンデーに英国の伝統文化を堪能してきました。初サンデーロースト。

サンデーローストの定義は、日曜の午餐に、ローストした肉(種類は問わない)、ジャガイモに、ヨークシャープディングに付け合わせの野菜にグレイビーソースが添えられたものを頂くこと。

これはかなりの正統派、お肉は牛肉のランプ肉をじっくりローストしたものをお初に頂きました。

このたびはHawksmoreという英国ステーキハウスチェーンを予約して家族で初めて出かけてみましたが、豚肉や羊肉、鶏肉のローストをサンデーの看板メニューにしたステーキハウスやパブも色々とあるようなので、今後色々と試してみるのが良さそう。

オーブン使った肉料理ということであれば、普通に家のキッチンで自分で作ってみることもありなんで、家族の外食を自分の肉料理研究の機会の糧にも出来るかも。

(この野蛮な山盛りラムチョップもお洒落に進化できないか)

少しずつロンドンで各ジャンルでお勧めのお店をリスト化していきたいのですが、あまりに外食に行ってませんので、なかなか調査が進んでいません。

→NYのおすすめステーキハウスまとめ、懐かしい。当時よりもさらに円安が進行したので、ステーキなんてのもそう楽しめない時代ですね、今や。。(ポンドに対しても弱いのは一緒ですが)

モニターとしてのテレビ

家族が英国上陸してから半年弱たった年末休暇時。

お友達のお家にお邪魔して紅白歌合戦を観ながら、どうにも羨ましくなりまして・・テレビ衝動買い。英国の地上波には無接続で、ネットに接続しただけの、モニターとしてのテレビ。

こちら、ネット動画は勿論、チャイナ由来の小さな白い箱につなぐだけで、あら不思議。東アジア地域で放送されたと思われるテレビ番組達の録画も観れるようになりました。SUGEEEEE。

もう、バックドアがあろうが居間をモニターされていようが構うまいと思い切りましてテレビも中国TCL製に。55インチのテレビがわずか260ポンド、白い箱も200ポンドでしたので、合わせて460ポンド〜9万2千円の居間空間への投資です。

妻は基本はU-NEXTやDisney+を映すモニターとして使っているようです。長女はアニメ、次女はYoutubeと、皆さん様々。共通するのは誰も英国BBCをはじめとする地上波は観ていないと言う事。

これで気になった日本のテレビ番組も数日内であれば視聴可能。

英国特有のテレビライセンスなるものについては、我が家では全くもって地上波のテレビ放送を観ていませんけど・・と質問に回答していったら、ライセンス不要判定となりました。良かった!

いつでも実地で抜き打ちチェックどうぞ。本当に地上波観ていませんので。