サンディエゴ近くに野生アザラシ

ワイナリーホテルに宿泊し早朝から気球で空中散歩を楽しんだ私達。非日常の流れのまま朝食はゆっくりブランチに。

昨晩の食事も美味しかったけど、朝食もハズレなし。卵とポテトにベーコンという定番でも味に差が出るものですね。

朝からご自慢のスパークリングワインでミモザやベリーニなど頂きたくなりますが・・運転が控えているので自重。この日はテメキュラをあとにして次の目的地サンディエゴへ。

途中でラホヤという海岸沿いのエリアに立ち寄ることに。野生のアザラシやアシカに出会えるというネット情報を聞きつけ。

ん・・・あ!

ビーチの海水客のすぐそばに気持ちよさそうに日光浴をしているアザラシ達がいました。(アシカも一緒にいるのかは不明)

砂浜の方にも普通に人間とアザラシが佇んでいる絵図が不思議。近くに寄ろうとすると臭いに敏感な次女が臭い、臭いと騒ぐので長女だけを伴い接近。(確かに何やら臭い。アザラシの獣の臭いなのか、磯浜特有の臭いなのか・・)

(注意しながらですが、かなり近くまで行けます)

あくまで野生動物ですからお互いの距離感は保ちながらですが(手を伸ばすなんてもってのほか)、長女にこうした生きた海獣を水族館以外で見せる機会が出来てよかった。(道産子の父もこの距離でアザラシを見るのは初めて)

植村直己さんの冒険記録を思い出しながら、この石を頭に振り下ろせばこのアザラシを狩ることが出来るだろうか・・とぶっそうなことを父が密かに考えていたのは内緒です。

美味しいイタリアンジェラートを頂きラホヤを後に。サンディエゴまではあと少し。

 

気球に乗ってどこまでも

素敵なワインカントリー、南カリフォルニアのテメキュラで迎えた初めての朝。

柔らかいカリフォルニアの朝日がブドウ畑を照らし・・という感じではなく目覚まし時計がなったのはまだ薄暗い朝5時。釣りか?そう、この日はT家一押しの気球体験が早朝から予定されていたのです。(隣のワイナリーの駐車場に5時45分集合)

娘達を叩き起こし時間通り集まったものの、集合から30分たってもなかなか場が動き出さないのがアメリカあるある。どうやら気球運行会社のボスがなかなか来ないよううす。(単なる彼の寝坊を疑ってました、まぁいいか)

結局、3台の気球を飛ばすことになった様子。ここからバンで出発地まで小移動します。どうやら気球会社のボス自ら僕らの気球の操縦をして、彼の娘や息子も今回一緒に乗るそうな。

気球のセットアップを見ながら、あらためて熱気球の仕組みを再確認。そうか空気をあっためて飛ぶ・・という浮かぶだけなんだ・・と。(風まかせ・・本当に風まかせの風船と一緒!)

時間があったので気球で飛ぶ前の同意書を熟読。Extra ordinaryに危険なことをするんだから、何があっても文句無しよ、という内容に背筋が伸びます。安全面では、操縦する彼が全力を尽くすのは間違いないし(娘と息子が同乗するので)、まぁ、いいか。

もう一枚の紙は殆ど読まずサインしましたが、あとでそちらもよく読んでいたAさんによると、着陸地点も誰かの私有地なんで逮捕されることがあります・・という事前通知だったとか。

(他パーティーの気球がテイクオフ)

空気を温める為のバーナーの音が、ゴォォー!と結構大きいのでやや次女がビビり気味。これは早く我々もテイクオフしないと乗れなくなってしまう。。(誰かが次女と地上に残留・・)

とにかく次女を騙すように、我ら二家族7名、パイロットのおじさんとその家族3名の計11名でカゴに乗り込み素早くテイクオフ。凄い、凄い、するすると上昇していきます。

あっという間にこんな眺めに。まさに空中散歩。

次女は自分が空中に上がっていく事態を理解した後、1時間ぐらいひーひーメソメソしくしくしてましたが、そのうち現実逃避することを決めたようで自ら眠りに落ちました。

(バルーンのトップにハート柄が可愛い)

放っておくと徐々に高度が下がってくるので(バルーン内の空気が冷える)、時々バーナーで空気を温めて飛行継続。

前夜、長女と一緒に歌を復習していた気球にのってどこまでもをつぶやく父。しかし、どこまでも・・と行っても風まかせではどこにいくやら、、(オズの国とか)。

ランディングに良い風が着地候補エリアに向かって吹かず、結局1時間ほどかけ慎重なアプローチ。(2時間以上の飛行)

人生で何度も試みることはなさそうですが貴重な初体験でした!

南カリフォルニア〜テメキュラ・オールドタウン

アナハイムを出て向かったのはテメキュラ。カリフォルニア南部でワインで有名な田舎町。(町といっても人口10万人なので小都市ですね)

市名の由来は、この地にテメキュラ族インディアンが住んでいたからとか。カリフォルニア州でもインディアンの名前を保持している唯一の都市と聞くと、なんとなくアイヌ由来の地名が沢山残っている地元北海道に重ね合わせてしまいます。

ワイナリーに一刻も早く向かいたい心を押さえて、まずはオールドタウン観光から。

し、しぶい・・・。普段、歴史を感じる街並みを歩く機会も少ない米国生活なので100年を超えた雰囲気に違いを感じます。昔の建物も一部活かしつつ、おそらく昔の古き良きアメリカ的な感じに整えている点では明治村みたいな感じでしょうか。(江戸ほど昔ではないという意味で)

オリーブオイル屋さんや昔ながらの石鹸屋さんなどの雑貨系のお店やアンティークなどのお店が軒を並べており、妻が興奮。(ただし全体的に観光客向け値段なので注意・・)石鹸屋では店主のおじさんがフランス系移民の歴史なども軽く説明してもらい観光気分もアップ。(なので石鹸も買った)

僕はあちこちにあるワイン飲み比べやらクラフトビールが・・というお店達が夕方近くになると気になりましたが、ここで飲むと辿り着けないのでグッと我慢。

こうした動きが出来るのも今回の旅でご一緒しているT家のおかげ!(僕が動線を書くとシンプルになりがちなので・・)

さぁ、早くワイナリーに行かないと。

ディズニーランド2018〜キャラダイ!

カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド・リゾート滞在レポート2018も終盤。今回は最終日朝食のキャラダイ記録など。

ちなみに「キャラダイ」と聞き、キャラクターダイニングの意味と直ぐ分かるぐらいは門前の小僧となっていることを、Mちゃんから妻への「先生、キャラダイ朝食のダイとは何でしょうか?」という質問で気がつきました。

会場は宿泊先ディズニーパラダイスピアホテルのDisney’s PCH GrillのDonald Duck’s Seaside Breakfastです。公式HPから60日前より予約出来ました。(フロリダに比べて、さほど混んでない印象です)

ホストのドナルドが皆をお出迎え。2018年7月から内容がリニューアルされ、主役がミッキーからドナルドに変わった様子。

ブッフェで朝食をとってのんびりと食べながら、キャラクター達が遊びに来てくれるのを待ちます。そんなに混んでいなかったせいか、はたまた結構長居したせいか、何度もミニー、デイジー、スティッチが来てくれました。

 

パーク内のグリーティング待ちに時間を費やすことを考えれば、キャラクターダイニングを選択するのもアリ、、と思います。

朝からミニーを囲んでのダンスタイムでお子様達は大喜び。ミニーを囲んで踊るとなるとディズニークルーズのキャスタウェイ・ケイのダンスタイムを思い出します。(→ディズニークルーズ2016〜キャスタウェイ・ケイ

カリフォルニアにいながら、バハマ領域のディズニー所有の無人島に思いを馳せるとは・・完全にディズニー帝国の掌の中。

普段、ホテル泊ではろくな朝食を食べる機会もないので、ちょっと豪華に感じました。さて、名残惜しいですがディズニーの世界を出て次の目的地へ。

ディズニーランド2018〜元祖ディズニーランド

聖地巡礼2日目は、いよいよ元祖と呼ばれるディズニーランド詣で。元祖の他にもカリフォルニア〜、アナハイム〜ともファンの間では呼ばれているとか。

1955年オープン、ウォルト・ディズニーが最初に建設したテーマパーク。しかし、いくら米国が戦勝国とはいえ、第二次世界大戦からわずか10年後。日本は戦後復興の最中、ソ連との国交も回復していなければ、国際連合にも加盟していない頃だよなぁと考えたり。(夢の国にそぐわないので口には出しませんが)

おなじみイッツァスモールワールドもレトロ感満載。てっきり開園の頃からあるのかと想像してましたが、あとで解説をみると1964年のニューヨーク万博のユニセフのアトラクションだったものを移設したそうな。

午前中のハイライトはジェダイトレーニングへの長女の参加。昨年フロリダのオーランド、ハリウッドスタジオでこのショーを見た時にはまさか翌年長女を送り込む機会が実現するとは思わなかったなぁ。(→ディズニーワールド2017〜ハリウッドスタジオ

(まずは早いもの順で予約、ショーの30分ほど前からジェダイ候補生達へのトレーニング開始)

(ベーダー卿登場に誰よりも興奮する父)

(フォースは大丈夫か、うちの娘!?)

(本番!)

・・・いやぁ、童心に戻りまして興奮させて頂きました。ちなみに本ブログのタイトル、Do. Or do not・・はヨーダ老師のお言葉です。どうでも良いですか、すみません。

その後はロイヤルシアターにて20分のショーを観劇。とっても上質。美女と野獣編だけではなく、塔の上のラプンツェル編もやっていたようですが見逃した、もっと良く確認すべきでした。。

定番のジャングルクルーズ。(日本ほどは面白く感じないのは英語力の問題か・・)

その後、休憩を挟み長女と二人で初インディージョーンズ。夕方のパレードを眺めプリンセス達に会って・・夢の国締めくくりとしてファンタズミック鑑賞の為にアメリカ河沿いに陣取り。

(1時間半も席取りして待つ価値があるのか不安ながら・・)

(わ!・・待つだけの価値があるエンターテイメント!でした)

(なに、この海賊船の迫力!!パイレーツカリビアンの完全実写版です・・)

(そして超豪華キャスト満載のリバーボート)

さすがこの元祖ディズーランドにて1992年にスタート、25年以上続いてるご長寿人気ショーです、圧巻。(2017年夏にアップグレードされているそうな) もう少し良い角度から22時過ぎの2回目を観たい気もしましたが・・さすがに疲労困憊ゆえ帰って寝ることに。