英国自動車免許への書き換え

英国自動車免許への書き換えが完了しました。少々手間取りましたので、自分の失敗含めての備忘録です。

2024年4月に英国へ渡航。すぐに車が必要かどうかを胸に手を当てて考えたのですが、あれば便利だろうが、家族対応含めてマストではないように思い、1年ほどは様子見を決定。

そのため英国の自動車免許書き換えも急ぎではなかったのですが、何より、手続きにBRPカードを数週間キープされるデメリットがあり、定期的に英国外への出張が必要となる仕事柄、その数週間を捻出できない自信があり、後回しに。

2025年からeVISAに移行となり、BRPカード郵送が不要になったのでいよいよと書き換えを決意。6月下旬の旅行でレンタカーで運転ニーズが出てきたことも背中を後押し。

必要なアクションは2ステップ。

◉ 大使館で日本の運転免許証の抜粋証明書を取る

在英の日本大使館で取得できます。大使館は、そもそも事務手続きの予約が必要なのが面倒なところですが、予約がスムーズに取れれば3週間弱で取得可能。私はオンライン申請ではなく大使館まで2回足を運ぶことを選択。(私の場合は2回証明書を取ったので4回足を運びました・・)

◉ DVLAへ必要書類をまとめて郵送

郵便局でDVLA申請のD1フォームを手に入れ、必要事項を記入。上述の証明書や、日本の免許証の現物を同封して郵送。そこから3週間ぐらいで返送されてきます、全て記入が完璧であれば!(ここにハマりました)

私は、英国在留を証明するシェアコードで誤ったコードを取得・記載してしまい(Work Permitを取る際のコードを選択)、さらに大使館で取得した証明書も同封を忘れて追送、結果再取得に。

この2つの痛恨のミスがありまして、提出情報不備で手続きに時間がかかり(DVLAから申請書が返送され、追加記入の上で、証明書も再取得で同封し再提出)、結局トータルで動き出しから取得完了まで2か月ちょいかかりました。

旅行出発3週間前に入手完了。(余裕を持った動き出し大事)

運転そのものも過去5年ほど殆ど機会なかったので、ちょっと路上で練習しないと。

イタリア語レベル1修了〜カタコト外語

カタコト外語の使い手を目指そうと思い立ちました。

何から始めようか・・まずは1ミリも基礎知識はないけれど、6月下旬に旅行予定があるイタリア語からやってみようかと始動。(→まずはイタリア語

マイルールとして「最低1ヶ月」が大体過ぎたので現在の状況をメモしてみます。採用した教材はKazuさんがお薦めしていたPimsleurとい教育アプリ。英語でイタリア語を学んでいます。

(レベル1の修了バッヂ)

レベル1にはレッスンが30入っており、これをまずは一通り完了したのちに1週間ほど復習をしました。これまでの累計での投下時間は32時間ほどです。

旅行は約1ヶ月後の6月下旬なのでレベル1範囲の完璧を目指さずに、レベル2まで手を出してみてから向かおうと考えています。イタリア語には合計2ヶ月のリソースを投入し一旦終了、その次はスペイン語を1ヶ月やろうというのが当初の計画でした。

ただし今は、スペイン語とイタリア語は同じラテン語で似ているので、少し毛色の違うドイツ語を挟むことも面白いかななどとも考えています。(脳内の混乱を避けるため)

感触としてはレベル1を修めただけで、あるていどカタコトがはじまる手応えを感じています。簡単な挨拶や会話、数字など。

何より通勤時の車中でごくたまに聞こえてくるスペイン語とイタリア語を感覚的に聞き分けはじめるようになったことが1ヶ月前との大きな違いかも。

少しも仕事には直結しない独習、これが楽しいです。

50歳、教養を求む

50歳です。

かれこれ20年近く前に立てた目標(というか、正確には100個のバケットリスト)を眺めていると、教養というカテゴリがあり、以下のような3つの願望(妄想)が書かれてありました。

◉ 語彙が豊富で、教養のある大人になる
◉ 日本や世界の歴史、地理にやたらと詳しい
◉ 宗教や哲学をわりと語れる

これ、今も確かに思うよな(実践できてないけど・・)、と。

教養といえば、最近では出口治明さんが同時代の知の巨人ではないかと感じます。出口さんの言葉を借りれば、教養は「深慮し、盲信せず、幅広い分野に造詣がある状態」と定義されており、読書、旅、人が教養を得るための道とされています。

いまだにビジネス書や新書も手に取ってしまいますが、もう少し腰を落ち着けて、悠々と、古典や歴史などの取りこぼしをちゃんと拾い直していくことが必要なことなんだろうな、と。

いつかその時間が来ると思わず、今日、今この瞬間から能動的に日々の時間の使い方を切り直したいと思います。

50歳、教養を求む。

ロンドンでも手巻きの日

先日、友人ご家族の家に招いて頂き遊びに行ったところ、素晴らしい手巻きのご馳走でもてなして頂きました、感謝、感激。

すごい、すごい!

こんな立派なマグロがロンドンでも手に入るとは。

いやはや・・感服いたしました。

手巻き用の魚介刺身を調達できる場所は幾つかあると友人の皆さんから情報は共有頂いているのですが、我が家はこの1年余りは未だ踏み込めていなかったので(主に心理的な金銭ブロックで)、ただひたすらこの日は楽しんでしまいました。

そして改めて手巻きの美味しさを再確認出来たので、普段の我が家のなんでもない週末の夕食でも、ナチュナチュの刺身コーナーで、例えば30ポンドを予算にして買えるだけだとどのぐらいになるかなー・・と早速試してみました。

(結果、意外と買えました)

これは・・ロンドンの暮らしでも、週末は隔週で手巻きの日でもいいのかも・・と。なんといっても手巻き大好き家族ですので。(→日本では週末は手巻きの頻度高し

あとは、細巻きも自分で上手に作れるようになりたいかも。鉄火巻きにサーモン巻き、あとは納豆巻きだけでまずはいいので。今年のうちにスキルセットに加えるべく、まずは練習。

裏庭の椿とロンドンの暮らし

小さな裏庭に椿が1本、鮮やかな赤い花をつけます。

昨年5月頭に入居した時は既に椿も散りかけのタイミングでしたが、今年は花をつけ始めるところから全て花弁が散るまでの数週間あまりをたっぷりと堪能致しました。

椿(つばき)はツバキ科の常緑樹で日本を含むアジアの温暖地域に広く分布しているそうですが、英国でも問題なくスクスクと育つようです。花の色は赤、白、ピンクと多様な様子。

米国で裏庭の薔薇を全て枯らしたほどガーデニングの才能がないので、何も手をかけずに毎年花を咲かせてくれるとは有り難い。

アウトドアチェアを出して、少し花を愛でてみたり。

椿は中国あたりでは長寿の象徴とされて吉祥文様として用いられ、道教の神仙思想と結びついたりしているそうですが、日本では茶道の侘び寂びの美学との関連付けがあったりとか。

花が丸ごと落ちることに最初は私も少しギョッ!としたのですが、これを武士の家では首が落ちること、不吉を連想させると椿を嫌がったのか・・と納得したり。

母方の祖先は武士だったので(→母方のルーツは武士)、クビを気にすべきかもしれませんが、美しく花びらが散る姿が潔いと思えるので日本的侘び寂び茶人の感覚はあるのかも。

来年も再来年もこの椿に会いたいもの。(今のところはロンドンで出来る限り長く働いて暮らしたい)