人生の8割は35歳までに決まる

「人生の8割は35歳までに決まる」というタイトルのネット記事が流れてきて少しザワっとしたので雑感です。私、今年11月には50歳を迎えます。

確かに人生を大きく左右するビッグイベントは35歳までに起きるという論点で考えますと・・自分の場合でも、現在の家族を構成する起点となった結婚は35歳より前ですし、人生の大事な趣味となった社交ダンスに出会ったのは18歳ですし、そのきっかけになった大学入学はさらにその前、現在も家計を支える大事な仕事は20代前半の新卒就職の結果・・・

「8割」というのは、感覚的にも間違っていない気がします。

人生100年時代、割り引いても事故や大病がなければ70から80年が平均時間とすると、わずか半分弱の35年で8割も人生が決まるのか、残りの人生は2割程度の価値しかないのか?となると、その渦中にいる身として、やや反発する気持ちも覚える向きも。

しかし、生きる姿勢、活力というものは、若いうちに形作られて、後から変わるものではない(不可逆的)と考えれば、やはり同意せざるを得ない。

自身のCPUやHDDはもはやなかなか機能向上しませんが、OSを再構築して少しでも効率良く拡張することでヴァージョンアップで足掻きたい、凌ぎたい・・というのが現在の局地戦略です。

でも50歳にして、足元では仕事でヒィヒィいう毎日。ボケる暇がなくて良いのかもしれません。(・・だから急に定年の60歳や65歳で仕事を完全に離れると反動でおかしくなるのか・・)

初めてプライベートでビジネス

週末からの一時弾丸帰国。初めて、プライベートでビジネス利用する機会を得ました、これは・・大人っ!

土曜夕方フライトで日本に向かうと日曜夕方に到着するという旅程となっており、時差的な負担も少ないのかなぁ、、と想像しつつヒースロー空港ターミナル2のユナイテッドのラウンジを初めて利用。(普段はルフトハンザのラウンジなので)

今回、プライベートの家族出迎え帰国なので(主目的は引越作業)、自費でエコノミーの往復航空券を購入。幸いないことに行きはビジネスへのアップグレードが出来ました。(SFCで貰えるアップグレードポイントを活用)

エコノミー往復が35万円、ビジネス往復が100万円ですので、迷うことなくエコノミーの一択ですが、段々とエコノミー席も、肉体的にはしんどいよね・・とは思うようになってきた中年です。(戻りの便はエコノミーからプラスへのアップグレードを申請)

(足が伸ばせるかどうか、それが問題だ)

仕事の出張でビジネスに乗る機会は、ありがたいことに何度かありましたがプライベートでビジネスに乗るのは初。到着翌日から怒涛の引越作業3日間が控えているものの、仕事ではないので、思いっきりビジネス席に付随するアルコール類を探索することに。

日本酒を2種類飲み比べして・・

泡と白。

そして、赤も2種類とも飲ませて頂きました。

気のせいか、杯を干すごとに、だんだんとCAさんの注ぐ量が増えてきた気が(面倒に感じてきたせいだと思います・・)。料理はともかく、大変美味しゅうございました。

でも、足が伸ばせなくとも、エコノミーで3往復する方が、ビジネス1往復より、やはり魅力です。マイレージもその方がたまりますし。。そのためにも、元気でいなくては!

ポンドが足りない時は円で

少々時間がかかりましたが、英国赴任中に、日本払いの給与や個別株式配当での収入が入らない銀行口座を用意して、この口座に紐つけたクレジットカードも今後の英国生活で使えるようにする、というプライベートミッションが完了しました。(うーむ、もう少し簡単に描写できないものだろうか。日本語力が弱い)

簡単に言えば、個人の(所得)税務の観点で必要なセットアップ対応が無事に完了出来ました。

至極大したことのない話ですが、使用頻度の少ない銀行口座があれば直ぐに断捨離する傾向のある自分には、休眠口座がそもそもなかったので、少し手順を考える必要がありました。

基本は「ポンド収入の範囲内での暮らし」。でも、ポンドが足りない時は円で、というバックアップ体制が確立。ここで更にANAマイレージも回収する二毛作の設定も完了。タネ銭が少ないのでうまく家計のお金を回す仕組みを作らないと、です。

牡蠣醤油が欲しい〜ロンドン自炊生活

週末には一時帰国なので、色々と着いてから短時間で買い揃えたいものを書き出したりしています。特に重要なのが食料関係。

基本的な食材は、高いことを除けば手に入るロンドン生活ですが一部のレア調味料はやはり見つけられません。3ヶ月、持ってきた調味料達で何が追加で欲しいかを考えてみました。(→味の決め手は調味料

・・牡蠣醤油、君だ!

牡蠣エキスが入ったダシ醤油なんですが、この1年ぐらい前から大好きで良く使っています。旨味が増すのがたまりません。TKGでも活躍してくれます。

魚介類系を中心に加工食品も、今回スペースが残れば少し持ち込みたいですね。(肉類や乳製品は加工食品含めて英国への持ち込みは禁止なので注意が必要です)

こちらでヘビーユースしたので直ぐにストックがなくなってしまった塩麹はまとめ買いしたので、手荷物にて持ち帰る予定です。

一番重要な、お酒類については、持ち運びやすさ、英国に持ち込んだ後の運用も含めまして、初回の渡航時は焼酎の紙パックとしましたが、今回は日本酒の1合缶での持ち込みを試してみることに。これは過去の米国駐在時は四合瓶で運用していたので初の試みです。結果はどうなるかしら。

こんなことを構想(妄想)している時間が幸せです。

手放せない食習慣〜NATTO

ロンドンに来て3ヶ月。手放せない食習慣が、納豆。

NATOO??

納豆そのものは冷凍商品がロンドンの日本食材店やアジア食材店で簡単に手に入ります。問題はポンド高円安の中でのお値段。日本では3パックで100数十円が、英国では1パックで100円に。

(あれこれ試して味を比べています)

一週間ほど前から、ブランドを選べば(大抵は高いやつ)生卵もいけると知ってから、朝のゴールデンメニュー、納豆+生卵+ネギが、炊き立てご飯と共に我が家の朝食で発動するように。

ジャパンな習慣がロンドンに返って来ました。人生でも一番高い納豆を食べる贅沢な日々です。個人的には大好きな魚卵もたまには織り交ぜたいところですが、それは流石に無理か。

当面は納豆卵ご飯を食べながら、同レベルの感動をもたらす朝のご飯のお供を探す旅を始めたいと思います。

どんなものがあるでしょう。