人生の8割は35歳までに決まる

「人生の8割は35歳までに決まる」というタイトルのネット記事が流れてきて少しザワっとしたので雑感です。私、今年11月には50歳を迎えます。

確かに人生を大きく左右するビッグイベントは35歳までに起きるという論点で考えますと・・自分の場合でも、現在の家族を構成する起点となった結婚は35歳より前ですし、人生の大事な趣味となった社交ダンスに出会ったのは18歳ですし、そのきっかけになった大学入学はさらにその前、現在も家計を支える大事な仕事は20代前半の新卒就職の結果・・・

「8割」というのは、感覚的にも間違っていない気がします。

人生100年時代、割り引いても事故や大病がなければ70から80年が平均時間とすると、わずか半分弱の35年で8割も人生が決まるのか、残りの人生は2割程度の価値しかないのか?となると、その渦中にいる身として、やや反発する気持ちも覚える向きも。

しかし、生きる姿勢、活力というものは、若いうちに形作られて、後から変わるものではない(不可逆的)と考えれば、やはり同意せざるを得ない。

自身のCPUやHDDはもはやなかなか機能向上しませんが、OSを再構築して少しでも効率良く拡張することでヴァージョンアップで足掻きたい、凌ぎたい・・というのが現在の局地戦略です。

でも50歳にして、足元では仕事でヒィヒィいう毎日。ボケる暇がなくて良いのかもしれません。(・・だから急に定年の60歳や65歳で仕事を完全に離れると反動でおかしくなるのか・・)