2020年の支出の最適化(倹約と節約)活動、第一弾です。
固定費見直しの定番、生命保険についてまず考えてみました。そもそも自分と生命保険の歴史を思い返すと少々ビター。
入社2年目、24歳の若造のくせに貯蓄型2,000万円の生命保険に加入しました。外貨建て、株式連動の変額保険だったので10年加入後に解約しました。10年間、2,000万円の安心を150万円で買った感じです。(払い込みが累計で約300万円、払い戻しで150万円ほど手元に戻ってきました・・)
今なら分かります、貯蓄型なのになぜこれだけ目減りしたか。全てはあの颯爽と現れたプルデンシャル生命の営業のお兄さんの懐に契約報酬として入ったからです。もしも僕が1999年から米国株を直接買っていたら素晴らしいリターンだったでしょう。全ては金融リテラシーの低さがなせる技。(ご丁寧に生命保険に加え養老保険にまで加入してました、もう目も当てられない・・結婚後に解約)
その後、長女が生まれた後の2012年に掛け捨ての生命保険に加入しました。これは賢明な判断だったと思います。2,000万円の補償を10年定額で買っても月額4千円弱。10年たって保険料が更新(上がる)される際に見直そうともともと考えていました。
2012年と2020年では家計の資産状況も変化しているので、これを加味しての自問自答。判断の軸はいつでも、自分がいつ死んでも残る家族が豊かに暮らしていけるか?です。お金はあるにこしたことがない、、という考えとごっちゃにせずに。。。
掛け捨ての生命保険は素晴らしい商品ですが、我が家はもしもに必要な備えの厚みも出来てきたので今回解約することにします。
妻にも掛け捨ての死亡保険を1,000万円ほどかけていたので併せて解約。家計としては月額5千円のカイゼンです。年間に直すと6万円の効果。(あるいはそれ以上、今後保険料が上昇するので)