これぞ本場の微辛〜重慶火鍋

中国語で微辛のことをウェイラーと言います。

(この色でウェイラー・・!?)

先日、重慶に足を伸ばした際に、地元の方に本場の火鍋で歓待して頂く機会がありました。敬意を表して無辛ではなく微辛をお願いしたのですが・・立ちのぼる鍋からの蒸気を吸っただけで咽せて呼吸困難に、本当にこれは人類が食べる鍋なのか・・・。

食べる前にヨーグルトドリンクを飲んで食道と胃の粘膜を保護、胡麻油で極辛の鍋汁を落としたのちに、食パンに残る油をチョンチョンして食べるとな。そこまで辛くする意味あるのかな。

恐る恐る一口目。あ、美味い。

新鮮な羊肉や牛の臓物系の食材を、次々と地獄のような赤さの火鍋にくぐらせながら猛烈に食しました。美味しい・・美味しいけど、なんだかとても危険な作業をしている感覚にも。

中盤、少し気を抜いたところで、鍋の汁をそのまま保持した野菜を不用意に食べて死にかけました。緊張感があります。

辛い系の火鍋は中国各地で人気のようですが、重慶のものは唐辛子の辛さが、お隣りの成都のものは花椒の痺れが、より際立っているそうです・・知らんけど。。

地理的には、重慶と成都が立地する四川盆地は年間を通じて湿度が高く日照時間が短いため、湿気を体内から追い出すためには麻辣の発汗作用が良いとされて、食習慣として定着したとか。

歴史的には、重慶の長江沿いの船頭や港湾労働者が起源というので、安価な内臓の臭みを強烈な香辛料で消しつつ、肉体労働で消耗した身体を温めるという生活の知恵から生まれた料理。

これも、現地現物の精神。 今後、中国各地で出会った本場の料理達も備忘ブログ出来ればと思います。

p.s. 翌日、お尻は無事でした(意外にも)。

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