「50代のリアル」カテゴリーアーカイブ

衰えるのは身体より先に、感情と好奇心

本田直之さんの著書「セカンドハーフ戦略」を読み進めながらの備忘メモ。あちこちビシバシ刺さってくる言葉満載なので。

これまでの戦い方や自分にとっての勝ち筋が変化していることを実感したのは2024年4月に英国に赴任した50歳の頃から。外部環境の大きな変化とも相まって、自分自身の戦い方を組み直す必要があることを日々感じてきました。

そんな中で特に響いたのが、件名としたフレーズ。人は、まず感情から老いる。これ確かに見過ごしがちだと思います。ついつい外見や、身体的なもの、記憶力などに意識が向いてました。

新しい一歩をもう少し気軽に踏み出そう。司令塔である前頭葉によくよく言い聞かせてやろう。プランBやプランCを受け入れるように、自分自身のOSも大型アップデートしてやろう。

そういう意味で、この一年あまりで、新たな語学に割と真剣に取り組みを開始し、この歳で麻雀に初挑戦し、慣れ親しんだ社交ダンスも違う環境で継続してみよう・・とすることは、悪くない取り組みだと思います。

これらの共通点は誰かに教えを乞うこと。

そういえば、最近ではAI(Claude)の客観的で冷静な指摘にドキッとすることもあります。サボっていたらすぐ彼にはバレますので。でも、恥をかく身近な練習相手としては、とても有難い。

ギュられる業界

「ギュられる」・・シンギュラリティ(AIの進化)によって手持ちスキルの価値が激減すること、だそうな。「広告業界は、もうギュられる業界だからやめた方が良いよ。」のように使われるようです。

ネット記事で出会って、ギュっ〜と呟いてしまいました。知的労働の大部分が、生成AIにはまともに太刀打ち出来なくなっていく中、これから就職活動をしている学生の皆さん、さぞどうしたものか・・と考えあぐねてしまっているかもしれません。

20数年前の自分の就職活動を思い返すと、如何に当時の自分の方針がシンプルで安直なものであったか・・と天を仰ぎます。

◉ どうせどこでも沢山働くなら、給与・待遇が良いところがいい
◉ 金融はあちこちやばそうだから、当たりを選べる気がしない
◉ マスコミはもう選考が終わっているので、じゃあ、この業界?

90年代後半はまだコンサルという選択肢も浮かばなかったので、意中の業界を選ぶのに、思い悩むことはありませんでした。

インターンなんて制度も存在しなかったですし、就活自体は1ヶ月ほどの短期決戦でしたので息切れする間もなく。(内定をもらってすぐにアマチュアダンスに復帰するぐらいの呑気さ)

結果的に、就職氷河期の中で正社員となれたのは、大いなる幸運だったと思います。当時、学生の競技ダンスの世界で一定の結果が出たことで、自分は選考に強い(チェックは取れる、順位法には弱いけども・・)と勘違いした自信があったことも、プラスに働いた気がします。

また、地方からエントリーしていたので、最終選考のステージでしか東京の就活エリートの猛者たちとの接点がなかったことも結果的に良かったです。井の中の蛙のまま、田舎者感が差別化につながりました。就活本とかも読まないと決めてましたし。

現代はさまざまな情報が可視化されすぎていて、きっと疲れますね。AIにもすぐに様々に聞いてしまいそうですし。

これから娘達はどのように現代の受験に向かい合い、そしてその先では就活などにも取り組んでいくのか・・自分は終活に向けた店仕舞いを60歳の定年退職を契機に開始する一方で、、、と。

これも50代のリアル。

(まだまだ現役ですけども・・)

暇なおじさん〜50代のリアル

「忙しい」という言葉が昔から嫌いです。「バタバタしてる・・」とかの派生した言葉も。

忙しい=心を亡くす、ほど日々をコントロール出来ていないのは、それだけ人生の手綱を誰かに渡してしまっている証左だと思いますし、そんな自分をどこか嬉しそうに語る人からは、安全のために距離を取りたくなります。

もちろん自分自身がいつでも上機嫌でいられるほどの余裕はもてていないですし、これが願望とわかっていても、「忙しい」という言葉は出来れば口にしたくないと思います。

そう「暇なおじさん」になりたい。客観的な活動量は多くても、なんだか余裕に溢れたおじさんになりたい。

そのためには、個々の判断の速度と正確性を上げ、より創造的な活動へ自己リソースを投下し、ルーティンは最適化を繰り返す、ことだよな・・などと日曜午前にもの思う、51歳のリアル。

・・・

食器洗いのルーティンを最適化するためには、食器棚に8割の量まで食器の絶対量を減らすしかないと自分は思うのですが、どう見ても食器棚の12割の量の食器があることが問題です。この事実の伝え方を間違うと雑貨集めが趣味の妻がキレる未来しか予想できません。結果、言い出せずに現在に至ってます。

51歳のリアル

気がつけば51歳、社会人29年目、今年11月には52歳。

ビジネスパーソンとしてのキャリアでいえば、第四コーナーを回ったところ。昔のようには体力もなくなり、記憶力も減退し、老眼で目も霞み・・と肉体面ではあまり良いところなしではありますが、それでも、経験と引き出しが増えたことによる効能も時には感じられ、何より、意外と心は若い。

気がつけば、10代や20代の頃に描きもしなかった51歳となり、理想の自分からは随分と遠くにいるような、こんなものなのか。もう少し人生の深みを感じて含蓄のある言葉をつぶやける大人になれるものか、と思っておりました。

体重85キロというのは確実に許容出来ないので、苦手なジョギングを再開しながら、河川敷でモノ思いに耽ります。

よく本屋で「50代から〜」のようなミドル向け人生指南本を見かけますが、一般化した内容はあまり自分には響かず、それならば自分の言葉で、取り巻くリアルを追ってみるのも面白いかなと。

目の前の河川敷が多摩川だったら想定内なのですが、これが揚子江だったりするわけで。どうしてこうなったのかなぁ、、と思いつつ、巨大な草魚の死体が打ち上げられているのを確認。

5月1日付で発信する51歳のリアル。今後不定期でつらつらと綴ってみたいと思います。

本日のリアル:50代、意外と心は若い