先日、U-NEXT とDisney+を順番に解約した代わりに、Netflixへ再加入することを決めました。
さて・・何かNetflix独占配信でこれまで観ていなかった海外ドラマを見てみようと思い、そういえばこれまで韓流ドラマって何となく観てこなかったな・・と思いつきまして、五十の手習い。
◉ 愛の不時着
2020年のコロナ禍でめちゃくちゃ流行っていたよなぁ・・とタイトルは耳にしておりましたが、当時Netflixに未加入だったことに加え、「海外ドラマで英語耳」というマイプロジェクトに縛られており、英語以外の作品に興味を持てなかった気がします。
今では、自分から小さな箱に入る、可能性の範囲を狭める悪いパターンだったなと反省します。なぜなら、それぐらい「愛の不時着」が面白かったから。
面白かった・・と感じた理由は色々とあるのですが、まずは越えてはいけない境界を越えてしまう舞台設計の見事さ。身分差や家族の反対どころじゃない、38度の軍事境界線です。
そんな緊迫感のある大事件に反して、昭和感のあるほのぼのとした北の暮らし。愛すべき第五中隊の面々や社宅の奥様たちによって繰り広げられるコメディ展開の王道と意外性。殺伐としがちな中にぶち込む本気の笑いには腹が捩れました。
さらに大胆な伏線の回収。実は何故かスイスからスタートしている二人の交錯する運命。これは続いてのヒット作品である「涙の女王」ではもっと手の込んだ仕込みとなっておりますから、脚本のパク・ジウンさんの得意な型なのでしょう。
もちろん、あまりにご都合が良すぎる展開や、かなり北が美化されている点など、ツッコミどころは色々ありますが、それでも娯楽作品として相当な高みにあると感じました。
本当、観なきゃ損なレベル。
鑑賞後にキャストについて軽く調べてみましたところ、主演のお二人、ヒョンビンとソン・イェジンは2022年3月に結婚、息子も生まれたと知って、2度喜びました。まるで本当に劇中の二人が結ばれたように感じたのは、それだけ物語のインパクトがあったということ。上質のファンタジー作品に触れた気分です。
51歳のおじさんが今頃韓流ドラマデビュー。母親が冬のソナタにハマったのは何十年前のことか。作中にはチェジウ氏まで降臨しており、時の流れを感じました。