「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

2022年3月の読書ログ

2022年3月の読書ログ。

3月は少しゲームをやり過ぎたので読書量は控え目。

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3月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3773
ナイス数:48

陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)感想
全く予備知識ゼロで読み始め、読み終えたので・・・ラストスパートで、おぃおぃおぃ・・・と、どこに向かうか分からないままにラストまで持っていかれました。これは・・・ハッピーエンド、なのかなぁ、、この点は腑におちず。
読了日:03月30日 著者:越谷 オサム

おしまいのデート (集英社文庫)おしまいのデート (集英社文庫)感想
デートという単語にドキドキしたのはいつの頃かと思い返しつつ・・どれもしみじみと響く短編集。特にファーストラブは意外性もあって心に残りました。ランクアップ丼は泣ける。
読了日:03月29日 著者:瀬尾 まいこ

あつあつを召し上がれ (新潮文庫)あつあつを召し上がれ (新潮文庫)感想
予定調和では終わらない、方向性も様々に振れ幅のある短編集。大好きな食にまつわる・・というだけで一つフックがかかっているので読み終えましたが、好きかと言われると正直よく分からないテイスト。
読了日:03月28日 著者:小川 糸

何のための「教養」か (ちくまプリマー新書)何のための「教養」か (ちくまプリマー新書)感想
こうした答えの簡単に出ない問いに対してあれこれ考えを巡らす時間も無駄なようでいて大切。思慮深さというものがそこらに落ちている訳ではないので。
読了日:03月27日 著者:桑子 敏雄

狼は眠らない 02狼は眠らない 02感想
支援BISさん追っかけ読み継続。当たり前に存在してきた、回復魔法とポーション、薬草について、ここまで考察の妄想を深められるのって単純に凄いと思う。
読了日:03月25日 著者:支援BIS

スタースター感想
さすがは朝井リョウさん。毎度、丁寧な心理描写を通じて世相を客観的に俯瞰的に切り取って見せてくれる。感覚的に捉えていた理解を言語化してくれるのが心地よく、また刺激になる。自分ならどう言葉に出来るのか、とっかかりとしたい。読了日:03月23日 著者:朝井 リョウ

ロスト・シンボル (下) (角川文庫)ロスト・シンボル (下) (角川文庫)感想
マラークという強大な悪がなぜ生まれたのか・・その動機には腹落ちしなかったものの、ミステリーとしてはすっかりやられた感じです。アメリカ建国の首都にこのような秘密が隠されているのか、歴史や聖書への興味も溢れてくる良作。知は力。読了日:03月20日 著者:ダン・ブラウン

ロスト・シンボル (中) (角川文庫)ロスト・シンボル (中) (角川文庫)感想
毎度ながら物語が進むと共にページをめくる手が速くなるのがダン・ブラウンの世界。それにしても背景にあるフリーメイソンへの秘められた世界への興味が募る。
読了日:03月19日 著者:ダン・ブラウン

ロスト・シンボル (上) (角川文庫)ロスト・シンボル (上) (角川文庫)感想
ロバート・ラングドン教授が活躍するシリーズ3作目。フリーメイソンの秘宝の存在を教授自身が否定し続けながら中巻へ。まだまだ謎に溢れたまま!
読了日:03月18日 著者:ダン・ブラウン

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)蒼穹の昴(1) (講談社文庫)感想
20年ぶりに再読開始。最新作を手に取る前に最初から読み返したくなったので。それにしても科挙という化け物のような官吏登用の制度には痺れる。現代の私達もその影響を何かしら受けているかと思うと他人事ではない。
読了日:03月16日 著者:浅田 次郎

偶然の科学偶然の科学感想
人は世界を見たいように見ている。自分や世間の常識を疑い、過去に意味づけを勝手にしていないかと問うて生きよう。どうせ偶然と開き直ることが出来れば、きっと人生はより楽しくなる気がする。
読了日:03月13日 著者:ダンカン・ワッツ

純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて感想
あ、ガンジス河でバタフライの人だ・・と思って手に取りました。旅に出て自分の当たり前をぶち壊す経験、最近出来ていません。たかのさんの旅エッセイ、生きるパワーに溢れていて、コロナを理由に籠らずに世界をあちこち見に行きたいと思わせる効果ありそうなんで他にも読んでみよう。
読了日:03月05日 著者:たかのてるこ

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今月ラストに、特定著者の追っかけ読み以外での、お試し読みを何冊か織り交ぜてみました。図書館員さんのお勧めコーナーというところで。

■ 12冊(2022年3月)
■ 47冊(2022年)
■ 2,758冊(30〜47歳)

2022年2月の読書ログ

2022年2月の読書ログ。

今月は・・所謂ラノベ三昧な月でした。きっかけは1月に出会った支援BISさん著作の追っかけ読みから。(→辺境の老騎士が素敵)ラストだけビジネス書で締めて、3月に繋ぎます。

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2月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:5,576
ナイス数:116

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)感想
じっくりと精読。約100年にわたる経営戦略の歴史がストーリーを持って俯瞰できる良い入門書。これまでバラバラと頭に飛び込んできていたポジショニング派とケイパビリティ派のコンセプトやその抗争、つい10年ぐらい前までのイノベーションや個別論の動きがとてもスッキリと頭に入ってきました。自分達の現在位置を正しく理解したい。
読了日:02月27日 著者:三谷 宏治

転生したらスライムだった件 2 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件 2 (GCノベルズ)感想
続々と仲間が増えていくのは爽快。自らのスキル解析がやたらと説明的でマニアックなところも面白い。
読了日:02月23日 著者:伏瀬

転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件1 (GCノベルズ)感想
漫画とアニメをチラチラ見てから今頃ですが。しばらくはあらすじも分かっているのでズンズンと読み進めます。
読了日:02月21日 著者:伏瀬

辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産感想
出会いと別れを繰り返し紡がれてきた辺境の老騎士の冒険譚もここに大団円。一緒に楽しんで旅をさせて頂きました、感謝。
読了日:02月18日 著者:支援BIS

凍れる森 (講談社文庫)凍れる森 (講談社文庫)感想
寒い山岳での森林西部劇第二作。組織や役所のエゴが横行する中で筋を通そうとする姿は確かに好きな警察小説に通じるところがあるかも。今回は悲しい結末が家族を包むが、この先がどう続くのかは気になる。ネイトも気になる。
読了日:02月17日 著者:シ-・J・ボックス

辺境の老騎士 IV バルド・ローエンと不死の将軍辺境の老騎士 IV バルド・ローエンと不死の将軍感想
人民の騎士バルド・ローエンの冒険譚は続く。それにしても物欲将軍という凄いボスキャラを用意したものだ。七人とか十二人とかの精鋭で寄ってたかって討ち取ろうとするのは、もはや騎士道もへったくれもないと思うが、それでも良いのだと思わせるのは筆力の賜物か。
読了日:02月16日 著者:支援BIS

辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子感想
もうあてなき旅を続ける人民の騎士の姿はそこにない。それどころか歌の騎士という新たな称号まで。バルド軍団達の活躍の舞台は広がるばかり。辺境競武会の締めの歌部門が妙に説得力があるなと思ったら、著者の支援BISさんが音大卒と気づいて妙に納得。
読了日:02月13日 著者:支援BIS

辺境の老騎士 II 新生の森辺境の老騎士 II 新生の森感想
隠居して気ままに辺境を巡り食を楽しむはずの老騎士の死出の旅が、次第に中央諸国までを巻き込んでの冒険譚に向かっていく様がワクワクする第二作。カーズが新たな生を与えられた様に痺れた。
読了日:02月12日 著者:支援BIS

狼は眠らない 01狼は眠らない 01感想
異世界ものだが、異世界から異世界に移る(落ちる)のは初めて。著者追っかけでの三作品目。この寡黙でストイックな主人公の強さには痺れる。徐々に人間らしさを出してきそうな次巻以降が楽しみ。
読了日:02月11日 著者:支援BIS

辺境の老騎士 1辺境の老騎士 1感想
ざっくり言えば、老騎士のグルメ旅・・でいいのだろうか。小柄な老剣客とかではなく、大柄で尋常ではない膂力を持つ老騎士というのが何とも新鮮で良い。魔獣や古代からの魔剣が登場する世界で次にどんな出来事が人民の騎士を待ち受けるのか。次巻が楽しみ。
読了日:02月10日 著者:支援BIS

コロナと潜水服コロナと潜水服感想
奥田節が染み渡る短編集。普段の作風からは意外にも、本作は霊魂、幽霊的な存在がものがたりの共通点。が、どれも全く怖くない。パンダに乗って、なんて、なんだか爽やかに涙が浮かんできます。
読了日:02月09日 著者:奥田 英朗

オリジン 下 (角川文庫)オリジン 下 (角川文庫)感想
怒涛の上中下巻一気読みとなるのもやむなしな良作。AIのシンギュラリティと、ホモデウスが占う人類とテクノロジーが交雑する未来観なども相まって、我々がこれから向かう先を色々と考える時間ともなりました。ラングドン教授と同じく自分も急速に彼に惹かれていった訳ですが、途中からやはりお前か・・とも。パターンとコードの違い、面白いですね。
読了日:02月06日 著者:ダン・ブラウン

オリジン 中 (角川文庫)オリジン 中 (角川文庫)感想
ダン・ブラウン氏の頭の中はどうなっているのだろう・・と小説の中身とは関係ない感想ながら毎度思ってしまう。人工知能のウィンストンが素敵すぎる。いや、もちろん、相変わらず教授も。手が止まらず次巻へ。
読了日:02月05日 著者:ダン・ブラウン

オリジン 上 (角川文庫)オリジン 上 (角川文庫)感想
何気なく手にとった図書館員おすすめ本がロバート・ラングドン教授シリーズの第五作目。そうだった・・・天使と悪魔、ダヴィンチ・コードに驚嘆した10数年前の記憶が蘇る。。(第三作の日本語訳を待つうちに・・忘れてましたよ)相変わらず凄いよ、教授!!と思いながら次へ。。。
読了日:02月04日 著者:ダン・ブラウン

迷宮の王 3 神と獣と人と 電子書籍特典付き (レジェンドノベルス)迷宮の王 3 神と獣と人と 電子書籍特典付き (レジェンドノベルス)感想
最終巻となる3巻目。ミノさんが願っていた連携を犬っころと経験し、最後は犬っころではなく勇者との総決算となる一騎討ち。そしてミノさんは神霊に。。。しっかり物語を回収していくところを大いに楽しませて頂きました。他作品も追っかけさせてもらいます。
読了日:02月03日 著者:支援BIS

迷宮の王 2 勇者誕生 電子書籍特典付き (レジェンドノベルス)迷宮の王 2 勇者誕生 電子書籍特典付き (レジェンドノベルス)感想
2巻目は若き勇者の成長譚、相変わらずテンポが良い、良すぎるぐらい。あのミノさんとどのように邂逅するのか・・・と期待させる展開が良い。またソロからパーティーになっていく流れも楽しい。次巻へすかさず手が伸びます。。
読了日:02月03日 著者:支援BIS

ホテルローヤルホテルローヤル感想
じめじめと暗いテイストで短編が続きながら、読後には釧路湿原を見下ろすホテルローヤルがなんだか脳裏に浮かぶ。人が生きることってそういうことかなと妙に納得してしまうのも、道産子として情景が浮かぶからだろうか。
読了日:02月01日 著者:桜木 紫乃
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思わず5作目を読んでしまったダン・ブラウン氏のラングドン教授シリーズは未読の3作目、4作目を読まないと。C .J.ボックス氏の森林西部劇シリーズも気になるので追いかけます。

2022年は図書館フル活用で小説は読んで、ビジネス書はブックカフェで試し読みして気に入った本だけ買っていく作戦です。(→図書館利用習慣2022

■ 17冊(2022年2月)
■ 35冊(2022年)
■ 2,746冊(30〜47歳)

2022年1月の読書ログ

2022年最初の読書ログです。

2022年も、2021年から始めた読書メーターをフル活用致しまして読書ログを取って参ります。(→読書メーター習慣2022

1月はまとめると、原田ひ香さんとの出会いでした。支援BISさんとC.J.BOXも追っかけ読みは決定、で収穫の多い月。(お初で1作品読んで、これ以上読まないことを決めることも多いです。。)

読める本は無数、しかしこちらの人生の時間が有限にて。

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1月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:5509
ナイス数:176

沈黙の森 (講談社文庫)沈黙の森 (講談社文庫)感想
郊外に暮らす米国人が愛してやまなそうな古典的ヒーロー活劇。舞台は大自然だが、孤立無縁で追い詰められたところから豹変していくのはダイハード的か。それにしても銃が本当に彼らとは切っても切れない存在ということを感じさせます。
読了日:01月30日 著者:シー.J・ボックス

彼女の家計簿彼女の家計簿感想
世相に翻弄されながら、世代を超え自立を目指した女性達の物語。家計簿は日記的な役割か。自分のルーツを辿る旅としても秀逸。登場する男達は全員どこかピントがずれており、耳が痛い。
読了日:01月29日 著者:原田 ひ香

失踪.com 東京ロンダリング失踪.com 東京ロンダリング感想
まさかの続編!かと思ったら、少し違いました。でも、東京ロンダリングのりさ子さんのその後はチラリと見えます。事故物件の次は失踪がテーマ。同じ世界での続きの物語が読みたいです。
読了日:01月26日 著者:原田 ひ香

東京ロンダリング東京ロンダリング感想
事故物件に敢えて短期間住んで物件を浄化(ロンダリング)し、次の入居者に通常の物件としてバトンを渡すような仕事があったら・・全ての人が「大島てる」をチェックする訳ではないし。物件も主人公もワケあり、な静かな物語。
読了日:01月23日 著者:原田 ひ香

ライフハック大全 プリンシプルズ (角川新書)ライフハック大全 プリンシプルズ (角川新書)感想
小さな習慣を積み上げることで止められない大きい変化を人生に起こす。これまでも取り組んできた色々なことを、ちょっと見直したり、切り口や視点を変えてみる気づきが幾つもありました。
読了日:01月23日 著者:堀 正岳

迷宮の王 1 ミノタウロスの咆哮 (レジェンドノベルス)迷宮の王 1 ミノタウロスの咆哮 (レジェンドノベルス)感想
ただ強さを求める求道者となったミノタウロスの生き様にまさかここまで引き込まれるとは思わず一気読み。テンポが良い分だけ粗い展開もあるが、この着眼点と話運びは凄い。結局、迷宮まわりの地域を真に豊かにしたのはミノさんで、政争に明け暮れる王侯貴族ではないというのも皮肉が効いている。
読了日:01月22日 著者:支援BIS

Story for youStory for you感想
総勢62人の作家の皆さんによるショート・ショート。著書を読んだことがある方がそのうち8人。著書を読んでみようと思った方数人をチェック。改めて、読んだことがない本だらけ、出会ってない素敵な本が沢山あるだろうことを実感です。
読了日:01月20日 著者:

おっぱいマンション改修争議おっぱいマンション改修争議感想
原田ひ香さん追っかけ読み。名を残した建築家の野望と才能のせめぎ合い、親子の確執、老朽化するマンションの建て替え問題と欲張りに詰め込まれた群像劇的な。思い入れ出来るような登場人物はいませんが、なかなか考えさせられる問題提起でした。なお、おっぱいの話ではありません。亡くなった父が設計に携わっており、少々奇抜だった実家の外装や、変な色の外車が田舎の子供心には恥ずかしかったことを思い出しました。
読了日:01月18日 著者:原田 ひ香

ランチ酒 おかわり日和ランチ酒 おかわり日和感想
ランチ酒のシリーズ第二弾。寂しくても、辛くとも、生きていくには腹が減る、お酒も飲みたくなる、ランチどきでも仕事終わりには。読み進めると祥子を応援したくなりますね。出てくるお店がちょいちょい想像がつくのも良いです。
読了日:01月16日 著者:原田ひ香

東京バンドワゴン東京バンドワゴン感想
国道食堂シリーズを読んでから代表作と言われるこちらを初読み。登場人物がいきなり多すぎるので最初は面食らいますが、だんだんとそれぞれの登場人物がいきいきと脳内再生され始めた頃に第一巻が終了。もう少し読んでみようかな。
読了日:01月15日 著者:小路 幸也

片見里荒川コネクション片見里荒川コネクション感想
気がつけば小野寺さん30冊目。二度寝して卒論出し遅れるアホな22歳の海平には微塵も共感も同情も覚えませんが、75歳のナッカンの佇まいや行動には痺れます。ちょうど二人の中間ぐらいの歳の自分ですが、既に気持ちは未来に向かっており、ナッカンを見ているのかも。
読了日:01月14日 著者:小野寺 史宜

ランチ酒ランチ酒感想
原田ひ香さん二作目。見守り屋というちょっと不思議な仕事を担う主人公の祥子の背景が少しずつ見え隠れしながらランチ&ちょっとお酒の孤独なグルメが繰り返される連続ドラマ感のある物語。次作にも間髪入れず手が伸びそう。
読了日:01月12日 著者:原田ひ香

ベーシックインカムは究極の社会保障か: 「競争」と「平等」のセーフティネットベーシックインカムは究極の社会保障か: 「競争」と「平等」のセーフティネット感想
ベーシックインカム(BI)について理解をしたくて、少々古いけど図書館本。賛成、反対それぞれの論点を俯瞰するのに良い入門書。労働と所得を分離するとはどういうことなのか、頭を柔らかくしないとなかなか導入後の未来が想像出来ない。
読了日:01月09日 著者:萱野 稔人,東 浩紀,飯田 泰之,小沢 修司,竹信 三恵子,後藤 道夫,佐々木 隆治,斎藤幸平,坂倉昇平

国道食堂 2nd season (文芸書)国道食堂 2nd season (文芸書)感想
国道食堂シリーズ第二弾。今回は人の繋がりの広がりが少しとっ散らかりますが、最後は大団円・・・と信じたいものですが、果たしてDV元旦那はそんな簡単に改心するものだろうか。バックドロップで本気でマットに沈めた方が良かったのではないだろうか。安心は出来ない。
読了日:01月09日 著者:小路幸也

沈黙の町で沈黙の町で感想
さすがの奥田英朗先生。緻密な捜査、聞き込みから少しずつ明らかになる真相。視点や立場が違うとこんなに一つ一つの事象が異なる意味を持ってくるのかと、緊迫感が切れぬままラストに辿り着きました。単純に被害者、加害者とは割り切れぬ背景、それぞれの親達の気持ち、感情移入する相手が次々と変わりました。中学生とは最も残酷な時期、そこにこれから娘達が向かっていくのかと思うと、震えます。。
読了日:01月08日 著者:奥田英朗

三千円の使いかた (中公文庫 は 74-1)三千円の使いかた (中公文庫 は 74-1)感想
原田ひ香さん、初読み。解説の垣屋美雨さんの一連の著作に通じる妙なリアル感が漂う家族節約小説。親子三代の登場人物がなかなかにイキイキと描かれていて楽しい。しかし、自分の娘が真帆と同じようなシチュエーションになったら、さてさて、どうするか・・。
読了日:01月05日 著者:原田 ひ香

刑事学校 (文春文庫)刑事学校 (文春文庫)感想
久しぶりの警察小説。キャリアが少しも出てこないのは新鮮、ただ学校という設定が必要だったのかは疑問。先生が生徒を押し退けて大暴れの大活躍です。
読了日:01月03日 著者:矢月 秀作

左遷社長の逆襲 ダメ子会社から宇宙企業へ、キヤノン電子・変革と再生の全記録左遷社長の逆襲 ダメ子会社から宇宙企業へ、キヤノン電子・変革と再生の全記録感想
新年初読みから沁み入りました。いかに停滞した組織を再び輝かせるか、夢を持って新規事業に取り組んでいくか。大きく規模感や立場は違えど、子会社というのは親会社が二流、三流を送り込むとあっという間にダメになるのだ、という下りにはズキリ。本質的には昭和生まれの経営者本、好き嫌いあれど、そこには今も活かせる学びがあると自分は感じます。
読了日:01月01日 著者:酒巻 久

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2022年は図書館フル活用で小説は読んで、ビジネス書はブックカフェで試し読みして気に入った本だけ買おうと思います。(→図書館利用習慣2022

■ 18冊(2022年1月)
■ 18冊(2022年)
■ 2,729冊(30〜47歳)

読書メーター習慣2022

読書メーターに読んだ本の感想を残すのも2年目に突入。これは習慣化が出来たと言えそうです。

読書メーターのマイページ(hiropon181)

ブログに残すよりも簡単に読後すぐに感想を残せるのが気に入っています。以前は読んだ本をメモしておいて、毎月が終わるたびに既読本をグルーピングして表示しては簡単な感想を残していましたが、徐々に記憶も薄れ鮮度も下がるので少し読み返すなどの二度手間がありました。

それが今は感想を直ぐに残せ、さらにブログ用に前月の感想を一発出力も出来るのですから、読書ログの発信効率は大幅に向上しました。

また、感想を残すインセンティブとして、読書メーターのユーザー同士での「いいね!」があり、他の方が同じ本を読んでどんな感想を残しているのか読むのも良い刺激になっています。

まだ2020年からの記録スタートですから数字は偏っていますが、10年も続ければ好きな著者さんが上位に並び読んだ本の数で見える化されそうで、これも続ける楽しみです。

現在の圧倒的トップは小野寺史宣さんで30冊。次点は高嶋哲夫さんで11冊。どちらも2020年の良き出会いでした。

もっと早くこのやり方に辿り着ければ良かった!

2021年12月の読書ログ

年明け早々ですが2021年12月の読書ログから。12月は年間目標の200冊に届かせようとゲームも控えて爆読み月間でした。

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12月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:8199
ナイス数:233

1日1ページ、365日で世界一周1日1ページ、365日で世界一周感想
1日1ページどころか、小1時間でプチ世界一周気分を味わえます。知ってる小ネタが殆どの中に知らないのもたまにあり、子供達に物知り顔で伝える前のアップデートに最適。しかし、もう丸2年以上海外に出かけていません。
読了日:12月31日 著者:

人新世の「資本論」 (集英社新書)人新世の「資本論」 (集英社新書)感想
資本主義の限界を論じる一冊。SDGsが大衆のアヘンとは冒頭から強烈です。例のSDGsバッヂを嬉々として付けている世代が脳裏に浮かびました。しかし、脱成長をイメージするのはいくら失われた何十年世代でも難しく、その鍵がコミュニズムだと言われると脳が全く追いつかない。コモンって何のか、から勉強し直しが必要です。
読了日:12月30日 著者:斎藤幸平

東京23区×格差と階級 (中公新書ラクレ)東京23区×格差と階級 (中公新書ラクレ)感想
東京は巨大な階級都市。中心と周辺、西と東、20メートルの等高線・・なるほど。。東京の人と自分を定義しないからこそ客観的に読めるが、妻や娘達は東京出身。これまで都内は世田谷区、江東区、品川区、そして目黒区と住んできたが、データで頷ける部分はあるなぁ。
読了日:12月30日 著者:橋本健二

老後の年表 人生後半50年でいつ、何が起きるの…? で、私はどうすればいいの??老後の年表 人生後半50年でいつ、何が起きるの…? で、私はどうすればいいの??感想
思いもよらないビターな未来が起きうるのは人生後半戦に限らずですが、そんなことも含めて人生。楽しめるかどうかは心の持ちよう次第、ということか。
読了日:12月29日 著者:横手 彰太

なにものにもこだわらないなにものにもこだわらない感想
「好きだから」という「拘り」がいつのまにか自分を不自由にする、というところでまずはハッとした。長く生きるほどに「拘り」が増えているが、思考停止となっていないかを確認したいと感じた。
読了日:12月29日 著者:森 博嗣

Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべてExcelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて感想
不動産投資の収益構造について頭を整理するために。投資の目的は純資産を増やすこと。不動産投資はキャッシュフローにばかり目がいくので、これがなかなかピンとこない。
読了日:12月29日 著者:玉川 陽介

手がかりは一皿の中に (集英社文庫)手がかりは一皿の中に (集英社文庫)感想
ライトなグルメミステリー。メインディッシュというよりは前菜的な感じ。あちこちご都合主義だが、美味しいものの描写はなかなかに高度。ただ決め台詞は気恥ずかしくてたまらんです。。。
読了日:12月28日 著者:八木 圭一

人間人間感想
創作する人、表現する人の悩みや心のうちの葛藤を表す言葉の奔流。読み切ったが、これがエンターテイメントかと言われると自分好みではない。きっと好きな人は好きだろうけど。
読了日:12月28日 著者:又吉 直樹

会社は「仲良しクラブ」でいい会社は「仲良しクラブ」でいい感想
チームビルディング、組織づくりのヒント探しに読了。リーダーは傾聴力、マネジメントは許容度の大きさ、という点は頷ける。無責任に責任を取る、という感性も持っていきたい。
読了日:12月27日 著者:橋本 正徳

貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス感想
平積みされていたので一応チェック。特別な追加の学びは無し。貯金生活からの投資生活。
読了日:12月26日 著者:横山 光昭

ジェイソン流お金の増やし方ジェイソン流お金の増やし方感想
行動を起こすこと、継続すること、の大事さを改めて感じさせます。それにても厚切りジェイソン氏、凄い男です。来日した時は体重が140キロあったということで2度びっくり。
読了日:12月26日 著者:厚切りジェイソン

あのこは貴族あのこは貴族感想
素直に面白がって読了。欧米ほど露骨でもないけど、やっぱり日本も江戸時代から綿々と続く階級社会。そこに良いも悪いもなし。上京してきた田舎者の一人として東京で何年も暮らしながら、そう思います。
読了日:12月25日 著者:山内 マリコ

ゴミ人間 日本中から笑われた夢があるゴミ人間 日本中から笑われた夢がある感想
信者という訳ではないですが、その夢には強く共感も覚えますし、発信する力や生き方に尊敬も覚えます。私も映画チケットはプペルに仮装した西野さんに会える権利と一緒に買いました。彼を笑った多くの人もプペルの映画は本当に成功していないと、今言えるでしょうか。
読了日:12月24日 著者:西野 亮廣

寿命はなぜ決まっているのか――長生き遺伝子のヒミツ (岩波ジュニア新書)寿命はなぜ決まっているのか――長生き遺伝子のヒミツ (岩波ジュニア新書)感想
先日受けた小林先生の講義をおさらいするための副読本として。老化を我が身で実感する歳になって、自身を一つの生命体として眺め返すことは非常に興味深い。これだけ多様な生物も、全ては一つの細胞(DNA)からはじまったということには痺れます。
読了日:12月22日 著者:小林 武彦

革命前夜 (文春文庫)革命前夜 (文春文庫)感想
特に後半、ページを捲る手が止まらぬほどに物語に没入しました。あいにくクラシック音楽への造詣は今百歩ですが、冷戦下、ベルリンの壁崩壊直前の東の世界に渦巻く人々の思いと熱に浮かされるままに読了、鳥肌が立ちました。彼らのそれぞれの未来が光あるものであったことを願います。
読了日:12月20日 著者:須賀 しのぶ

フーガはユーガ (実業之日本社文庫)フーガはユーガ (実業之日本社文庫)感想
久しぶりに伊坂ワールド帰還。過酷な家庭環境にある子供たちがいること、残酷な現実があること、そんなことを軽妙な語り口とちょっと現実離れした設定を交えながら一気に読ませるとは、あいも変わらず素晴らしい仕事。
読了日:12月17日 著者:伊坂 幸太郎

流浪の月流浪の月感想
心をざわつかせるだけの刺激と魅力、悲しさと美しさに溢れています。様々な生きづらさを抱えている人達に、社会や他者には理解されなくとも幸せが訪れていてほしい。
読了日:12月16日 著者:凪良 ゆう

カラー図解 鉄の未来が見える本カラー図解 鉄の未来が見える本感想
鉄の未来に自分の未来をかけ合わせて。分からない部分も沢山残りましたが、それでも読後は少し鉄が身近に感じられました。地球上で最も多い金属が鉄。いつもお世話になっています。
読了日:12月12日 著者:新日鉄住金株式会社

みつばの郵便屋さん 幸せの公園 (ポプラ文庫)みつばの郵便屋さん 幸せの公園 (ポプラ文庫)感想
安定のシリーズ第四作。癒したっぷりの小野寺本。大きな事件は一つも起きず、悪い人も出てきません。丁寧に働く主人公を取り巻く穏やかなみつばの街。
読了日:12月11日 著者:小野寺 史宜

流人道中記(下) (単行本)流人道中記(下) (単行本)感想
一気に上下巻と持ってかれた浅田節、最高です。武士という存在そのものが制度疲労を起こしている江戸末期。お家を守ることにだけに踊る世界で生きる二人の武士と、共に考え、旅をした気持ちとなりました。玄蕃様、明治の世でご家族とは再会出来たでしょうか。
読了日:12月10日 著者:浅田 次郎

流人道中記(上) (単行本)流人道中記(上) (単行本)感想
期待以上の浅田節、本作も素敵です。身分が大違いのようにみえる二人の武士の珍道中を描くロードムービー。青山玄蕃の底知れぬ魅力が溢れます。
読了日:12月09日 著者:浅田 次郎

フライ・トラップ JWAT・小松原雪野巡査部長の捜査日記 (文春文庫)フライ・トラップ JWAT・小松原雪野巡査部長の捜査日記 (文春文庫)感想
高嶋哲夫さん追っかけ読み。他の災害小説のクオリティを期待して読むと、ずっこける。いや、警察小説というジャンルも大好物なんですけど、本作は今ひとつ。
読了日:12月08日 著者:高嶋 哲夫

ウルトラ図解 高尿酸血症・痛風ウルトラ図解 高尿酸血症・痛風感想
休肝日の読書。生活習慣の改善とダイエット。あとはきっちりと水分摂取を心がけることからか。ストレスを溜めずに自己管理をきっちりと・・と言われても、それが出来ていればなぁ、、という気持ちにも。
読了日:12月07日 著者:

大丈夫! 何とかなります 尿酸値は下げられる大丈夫! 何とかなります 尿酸値は下げられる感想
休肝日に読了。先日の人間ドックで尿酸値が人生最高に高かったので痛風が発症しないような対策を開始です。しかし、あれこれ書いてあるが、単なる健康な生活を示唆しているだけのような。
読了日:12月06日 著者:

技を伝え、人を育てる 棟梁 (文春文庫)技を伝え、人を育てる 棟梁 (文春文庫)感想
あちこちと深い。人を育てることと、人が育つことの違いやリーダーとしての心構えや度量。我々にとって毎日研ぐべき刃物とは何だろうか、というようなことを考えつつ読了。
読了日:12月05日 著者:小川 三夫

トッカン the 3rd: おばけなんてないさトッカン the 3rd: おばけなんてないさ感想
普段ご縁が少ない、出来ればご縁も欲しくない税務署を舞台にしたお仕事小説第三弾。3つの徴収事案が絡み合うストーリーが秀逸。そして、まさかのおばけの帰結がそこか・・と胸がズキン。大見謝酒店の家族の叫びが響いた。
読了日:12月04日 著者:高殿 円

ヴァラエティヴァラエティ感想
奥田英朗先生も既刊を追っかけてきたお一人。やはり上手い・・と唸らせる短編集。セブンティーンや夏のアルバムがしみじみと良い。
読了日:12月03日 著者:奥田 英朗

国道食堂 1st season (文芸書)国道食堂 1st season (文芸書)感想
小路幸也さん初読み。大分と変わったリングのある食堂を舞台にした人情物語。唐揚げチャーハンを食べに行きたくなる。続編にも直ぐに手を伸ばしたい。
読了日:12月02日 著者:小路幸也

ミッドナイトイーグル (文春文庫)ミッドナイトイーグル (文春文庫)感想
山岳とテロと国防を欲張りに詰め込んだ軍事サスペンス小説。同時進行する二つの物語が交錯してくる緊張感から目が離せない良作。自衛官とアシスタント君が出来杉くんで凄い。
読了日:12月01日 著者:高嶋 哲夫
読書メーター

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2022年はもう少し年末に頑張らずとも200冊を楽に読めるぐらいに濫読の習慣を向上させたいですね。

読書メーターに感想を残して翌月に丸ごと転記して読書ログにする手法はとても気に入りました。

教養に効く本を50冊読んで発信(アウトプット)しようという目標は完全に未達だったので、これは2022年の継続タスクとして持ち越しです。(→今年は教養本を50冊

■ 29冊(2021年12月)
■ 200冊(2021年)
■ 2,711冊(30〜47歳)