江戸の世界とせちがない企業社会を行き来。
- 道三堀のさくら/角川書店
- ¥1,728
- Amazon.co.jp
- いすゞ鳴る/文藝春秋
- ¥1,851
- Amazon.co.jp
水売りという商売があるとは、山本一力先生の著作群を読むまで知らなかったなぁ。
江戸東京博物館を再訪したくなっています。
- 起業前夜〈上〉 (講談社文庫)/講談社
- ¥637
- Amazon.co.jp
- 起業前夜〈下〉 (講談社文庫)/講談社
- ¥637
- Amazon.co.jp
江戸の世界とせちがない企業社会を行き来。
水売りという商売があるとは、山本一力先生の著作群を読むまで知らなかったなぁ。
江戸東京博物館を再訪したくなっています。
引き続き、山本一力先生の著作で心はお江戸に。
やはり江戸は、武士の世界よりも町人や職人の世界が面白そう。
料亭の女将に駕籠かき、研ぎ師に早刷り、そして履物屋。
山本一力ワールドのおなじみの江戸深川の登場人物達のそれぞれの人生が交錯。
なんとなくの偉大なるマンネリ感にどっぷりつかる気分もたまりません。
人生に沢山の選択肢や変化があることは果たして幸福なのかどうか。
今よりはるかに自由も少なく、苦労も多く、階級、階層に分かれた狭い社会で、
でも懸命に生きる人々の姿に共感しつつ考えてしまいます。
なんだか大変そう、商社マン。
遅くまで激務お疲れ様です。
脳が弛緩するのが心地よかったり。
?? 140冊 (2015年)
あくまで淡々と濫読ペース維持。
最近は国内出張が多いので、機内の中をご褒美の読書タイムとしてます。
(日経新聞と日経ビジネスに未読が無い限りにおいて)
ここ数週間のマイブームは山本一力先生です。
もともと直木賞「あかね空」で出会い、損料屋喜八郎シリーズは既読。
江戸の市井のまっとうに生きる人々を描く一連の作品群。
少しずつおなじみとなる登場人物がチラリと出てくるのもたまらない仕掛けです。
まだまだ未読の既刊作品が山。(思わず舌なめずり)
当分楽しめそうで幸せなことこの上なし。
丸かじりシリーズを箸休めに。
海外で読む東海林さだおさんの作品は何とも言えぬ郷愁を呼び起こします。
何となくのジャケ買い(借り)ですが、軽いとおもいきや内容は意外な方向。
悩める若い女性向けということで共感はしませんが。
今までの三浦しをん先生の既読著作とは少々異なる印象をうける作品。
好みではないが、流石の筆力を感じます、ドロドロ。
シーナ先生や目黒さんの本の雑誌社で働いていた方という認識はあったが初読み。
ライトでサラサラと流しこむお茶漬けのように静かでほんわかする物語。
丁寧に生きたいという思いに共感。
藤原先生の初エッセイを数年ぶりに再読。
折しもミシガンに向かう機中ゆえ何かの縁を感じる。
私もアメリカ生活を奮闘しつつ満喫中。
愉快な地方行脚などの脱力系エッセイを読んでから、本業?の小説に戻ると
ちょっと奥田先生を見直してしまう自分。(少々、上方修正)
■ 133冊(2015年)
7月は少々ペースダウン。
やはりクルマ通勤では読書できませんので(→代わりに英語勉強の時間に)
家での就寝前に・・となりますが、直ぐ寝てしまうので。
真山仁先生の著作はこれで2/3はカバー完了。
どれも綿密な取材を下敷きにしてる感じで、疑似体験力が強めでいいです。
なかなか魅力的な女性ヒロインの作り込み。
しかし、音楽を聞かせずに書いて表現というのは難しい挑戦な気がします。
ちょっと漂流教室を思い出します、理不尽な世界に翻弄される系。
自分だったらどんな選択をとるかなぁと考えさせられる。
三浦しをん先生著作をまた一冊、いいですなぁ。
怖いけど次のページめくってしまう。
コンセントに続いての2著作目読み。3部作のモザイクもやはり読んでしまいそう。
海外で読むと更にまったり感慨ひとしおのの東海林さだお先生の一冊。
昔好きで結構読みましたが、あらためて図書館の棚分ぐらいは総ざらいするかな。
みをつくし料理帖最終巻「天の梯」を読む前に、高田節。
帰省中の妻に探して買ってきてもらおうかな(Kindleでは販売してないので)。
引きこまれて一気読み。
道警シリーズなど幾つかよんでおりますが、さすが佐々木先生、読ませます。
3代かけて取り組むような自分のルーツにつながることはあるだろうか。
精一杯生きることの意味を考えさせられます。
■ 119冊(2015年)
2015年も6ヶ月が折り返し。
今年こそはの200冊濫読復活トライ、継続中ですがこちらも折り返し。
小説から経済を学ぼうプロジェクト、続けています。
黒木亮先生から真山仁先生ときて、とうとう巨匠達にも手が伸びてます。
有名ですが初めて手を伸ばしました高杉良先生。
まずは聞いたことがある作品より。
古すぎて商品画像すらありませんが、1970年台も現在も勤め人の苦労は同じか。
年金制度の充実ぶりについては少々状況が異なるとは思いますが。
社長のワンマン企業で急成長した会社のひずみ、経験したことはありませんが。
会社自身が自分と共に成長していくような喜びを経験してみたいと思う時も。
懐かしく再読。(初読は2009年、6年たってもほぼ筋は覚えているものですね)
しかし、今読むと少々都合の良い御伽話に見えるのは歳をとった証拠なのか。
中年のおじさんココロに一服の清涼剤を。
いいですね、青春。
中学と高校のブラスバンド部は弱かったのでさっぱり燃えた記憶はありませんが、
大学の競技ダンス部では本気で全国大会優勝を目指して燃えたなぁ。(遠い目)
■ 109冊(2015年)