残念ながらゴルフの結果ではありません。(思った人もいないはず)
いきなりプロ並みのアンダーパーが出るはずもなく。
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久々にずっしり濃厚な大作でした。(600ページ超)
横山先生の著作は半落ちに続く2作目、どちらも警察小説です。
読了後に、思わず深呼吸してしまいました。
(ここからネタバレ、これから読む方注意で)
それにしても娘を持つ父親としては、あゆみはどこなんだーと叫びたい。
頼むからもう少し帰ってきそうな結末にして欲しい。(暗示とかじゃなくて)
美人の妻に似ず、鬼瓦みたいな旦那そっくりな顔の娘というのも切ない。
鬼瓦ではないが、娘達が妻に似なかったらどうしようかと不安になる。
そして警察小説ではあるが、仕事とは、自らの職分とは考えさせられる。
目の前に与えられた仕事は天職ではないかもしれないが、やるべきことはある。
組織の中で働く人にはきっと共感できるものがある、そんな珠玉の一作です。
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安定の山本作品で江戸注入、あとはたまにはビジネス書で上司力を探る。
こうして考えると料亭の女将や、老舗の商家の旦那、渡世人の親分は上司力が高い。
?? 148冊(2015年)
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