64

残念ながらゴルフの結果ではありません。(思った人もいないはず)

いきなりプロ並みのアンダーパーが出るはずもなく。

64(ロクヨン)/文藝春秋
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久々にずっしり濃厚な大作でした。(600ページ超)

横山先生の著作は半落ちに続く2作目、どちらも警察小説です。

読了後に、思わず深呼吸してしまいました。

(ここからネタバレ、これから読む方注意で)

それにしても娘を持つ父親としては、あゆみはどこなんだーと叫びたい。

頼むからもう少し帰ってきそうな結末にして欲しい。(暗示とかじゃなくて)

美人の妻に似ず、鬼瓦みたいな旦那そっくりな顔の娘というのも切ない。

鬼瓦ではないが、娘達が妻に似なかったらどうしようかと不安になる。

そして警察小説ではあるが、仕事とは、自らの職分とは考えさせられる。

目の前に与えられた仕事は天職ではないかもしれないが、やるべきことはある。

組織の中で働く人にはきっと共感できるものがある、そんな珠玉の一作です。

花明かり 深川駕籠 (祥伝社文庫)/祥伝社
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世界基準の上司/KADOKAWA/中経出版
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安定の山本作品で江戸注入、あとはたまにはビジネス書で上司力を探る。

こうして考えると料亭の女将や、老舗の商家の旦那、渡世人の親分は上司力が高い。

?? 148冊(2015年)

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