ゼロで死ね〜DIE WITH ZERO

手元に置いて何度か読み直したい一冊との出会い。

ゼロの魅力・・以前から薄々は感づいていたので、俺のバケツ(人生のバケットリスト)にはこんな表現で入れておりました。

■ 80. 逝く時は、借金ゼロ、資産少々

これが資産の方が「少々」どころじゃなくて「ゼロ」にしようよ・・というお勧めのお話、B’zですね。特に高齢者層がため込むばかりで消費が足りない日本社会で必読な一冊。でも、読むのは若いうちではなくてはいけないのがポイント。

「人生で一番大切なのは、思い出を作ることだ。」という著者のビル・パーキンス氏の指摘には心から同意します。少なくとも銀行口座残高を積み上げるのが人生の目的になるのは寂しい話。リベ大的には、使う力にも繋がる話です。

ただし、単純にアリ的人生観をくさして、キリギリス的生活を推奨している訳でもありません。思い出があるような経験からの配当の価値に光を当て、老後のための貯蓄、それ本当に適切なレベル?という問いかけは非常に示唆に飛んでいます。

■ 今しか出来ないことに投資する
■ 人生最後の日を意識する
■ 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する
■ やりたいことの「賞味期限」を意識する
■ 45〜60歳に資産を取り崩し始める

ルール1〜9として挙げられた中から自分が再考したい5つを抽出。これから、貯める力(支出の最適化)シリーズと対抗するように、使う力(ゼロで死ね)シリーズとして定期的に考えていきたいと思います。既に無意識でやっていたことを意識化、意味づけするプロセス。