テキーラとメスカル

メスカルってご存知ですか?

あぁ、あのベルサイユのバラの・・って、それはオスカル!では、あのあらいぐまの・・というボケは誰も期待していないと思うので流すとして、メスカルとはテキーラと同じくリュウゼツランより作られる蒸留酒のこと。

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つい最近まで知らなかったのですが、僕らがよく知るテキーラとは、特定のリュウゼツラン品種(アガベ)を使い、メキシコのハリスコ州とその周辺という特定の地域で作られたお酒だけを指す言葉だったのでした。いわゆるシャンパーニュとスパークリングワインの関係と同じですね。

メキシコ出張の際に「前回自分土産にした高めのテキーラが美味しかったので、また買って帰ろうと思います」とメキシコシティで働く方と話をしたら、是非メスカルも試して!とのアドバイス。オフィス近くの酒屋を覗いてみました。

(以下画像は空港の免税品店のものですが)

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(前回購入したのはこの馬蹄型のテキーラの最上級品)

気が付いたのが・・・え、安い!ということ。どのブランドの最上級品も40ドル程度。ところが免税店で買う場合は60ドル前後。いくら免税でも元値が高かったら意味がないよ、、、トホホ。

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(一見安く見えますが、市内の酒屋はもっと安い)

店員のお姉さんにオススメのテキーラとメスカル、どちらもボトルで40ドル程度のそのブランドでの最上級品を選んで頂きました。割れないように厳重にくるんで預け荷物とします。

テキーラというと一気に飲んでは酔いが回るという、あまり味わいを楽しんだ記憶がないお酒の一つですが(自分の場合)、これがなかなかどうして・・美味しいものは実に美味しい。常温で香りと味わいを楽しみながら飲めるお酒だということを、この歳になってようやく知りました。

ちゃんとアガベ100%で作られ、よく寝かせたテキーラはじっくりチビチビと飲む価値があります。ショットグラスで罰ゲームに一気なんて勿体ない。これはウォッカやジン、ラムにも共通しますね。

駆け出しの利き酒師としては日本酒が恋しくはなりますが、郷に入れば・・で色々開拓してみたいと思います。(そういえば米国バーボン研究も、エントリーレベルを3本購入したところで止まってました→バーボンはじめました