「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

ハノイの路上で思ふ

気がつけば日中の暑さも湿度もぐんぐんと増してきたハノイです。日が落ちて少し涼しくなった夜、シャワーを浴びて一日の汗を流し、今日の晩飯は、住まいのそばのほったて路上飯屋にて。

お気に入りのチャーハン(コムザン)を口に運びつつ、道行く人々をウォッチング。なんていうか、いいんですよね~、素朴な笑顔が。

モノが溢れている訳でもなく、やっぱり貧しくて、ゴミゴミしてて、でも、若者が沢山いて、よくわからん勢いと熱気があるんですよ。

車が入れないような真っ暗闇の狭い路地に吸い込まれていく皆の行き先は、狭くて、暑苦しくて、折り重なるように沢山の家族が住んでて。。

日本の30~40年ぐらい前って実際こんな感じだったんでしょうし、タイの15年前ぐらいの発展状況と似ているとも聞いたりします。

今回のベトナム滞在での得がたい経験の一つとして、こぅ、まるでタイムマシンに乗って昔の日本を体験しているような気持ちを持てた事が挙げられるのかな、と考えたりしてました。

「美味しかったよ。ありがとね。」(ベトナム語)って席をたったところ、いつも12,000ドン(84円)だったチャーハンが、なぜか、

● 10,000ドン(70円)

に値引きされてました。とうとう正規の常連価格になったのかも。こうして少しずつ受け入れられてきたベトナムともそろそろお別れです。

ご機嫌な酔っ払いと花束

ベトナム人同僚の結婚披露宴に行って来ました。例によって、「モッ・ハイ・バー(1・2・3)ゾー!」の掛け声と共に、飲むわ、飲むわ。。

今回は体調もよかったせいか、45度のルアモイ(蒸留酒)をショットグラスで10数杯飲んだ割には、

● 泥酔 → 撃沈

することもなく、ご機嫌な千鳥足の酔っ払い、に変化。しかし、このように若干記憶が欠ける時が一番危ない私。一見、他人からは、見た目は酔ってるもののわりと普通に見えちゃったりするのですが、本人は

● 完全自動操縦

になっている場合が多々あり、要注意なのです。

この日、3月8日は「国際婦人の日」。何かにつけて女性に花を贈る(ことを強要される)機会のあるベトナムでも最大級の「義務」が男性に発生する日です。

道端には、にわか花売りが溢れかえり、花を吟味する男達の姿がなんとも微笑ましい光景を作り出しています。

ここは日本男児として、いや、

● 「銀座を歩く千鳥足のお父さん」代表として (ここはハノイですが)

このイベントに応えなくてはいけない、という強い使命感にかられ、バラ24本を中心とする巨大な花束をオーダー。

本日一番の大商いに花売りのお姉さん感激。(バラは高いので普通は1本ずつしか売れない)とっても真剣に大作の花束を作ってくれる田舎娘っ子の姿に胸をうたれ(まあ、酔っ払っているんで)

つい、「これで美味しいものでも食べてくれ」と大枚渡す。(どこの成金オヤジだ?)

外国人向けバーのなじみの24歳女子大生が花束を見てすごく大喜び。とりあえず、日本的酔っ払い冥利に尽きる晩でした。

翌日、財布から100ドル札が一枚減っていたので、遠い記憶で昨晩の会話を探ると、、

「今日は、携帯なんで持ってないの?」
「先週風邪引いて病院行ったんだけど、診察代が払えてなくて携帯をかわりにおいてきたの。。」
「・・・これで診察代払ってきなさい!(100ドル)」

楽しければ、何度でも騙されますよ、僕は!

間違い電話から始まる・・・

只今、「メル友プロジェクト2005 in ハノイ編」が進行しております。ことのおこりは、先週の携帯への一本の着信履歴。

折り返しの電話すると、なーんか、ベトナム語。ベトナム語で自分の名前と、「この携帯に電話しましたよね?」とここからは英語で伝えると・・

●「つぅーー、つぅーーー、つぅーー」(切られた音)

・・・ま、外国人慣れしていない国の人々はこんなもんですわ、と思ってすぐに忘れると。。一通のテキストメッセージが同じ番号から、、

そこにはベトナム語で「誰ですか?」

● それはこっちの台詞です

英語でメッセージを親切にも返すと、「ごめんなさい、番号間違えたみたいです。」(英語)の後に、、「What is your job, age ?」

● 職務質問か ???

まぁ、DVD見てて暇ではあったんで ポチポチと素直に返信することに。。だんだんと知りえた情報を総合すると、、

● 23歳、大学生、女性、ハノイ在住(家族同居)、英語少々

この手の話は、実際に会うまでが一番楽しいのは間違いのないところで、できれば会わないでひっぱるのが王道ですが、好奇心には勝てず、今週末にお茶する事にしました。

100分の5ぐらいの確立で、(ハノイ路上私的調査による)可愛い子が現れる事を期待して・・

● 逝ってきます

追記* お約束の95の方でした。

バイクの波

とうとうやっちゃいました・・ いつかやられると思ってハノイで過ごしてきて5ヶ月目・・・正面から、

● バイクに吹き飛ばされました

毎朝、通勤のためにサービスアパートの前の国道を横断してるのですが、これが、バイクを中心に、バス、車、自転車その他でカオスな訳で・・

そもそも交通道徳が導入されたのも、つい最近と思えるこの街。日本から戻ってきて4日目で、日本モードが抜けてなかった状況が災いしました。

びゅんびゅん追い越しをかけて迫り来る暴走バイクを前にして、つい横断歩行中にカラダが固まってしまいました。(まっすぐ進むとバスが来ていたので、冷静に小さいバイクを選んだともいえます。)

一瞬、アホドライバーと見合ってしまい、思わず同じ方向によけてしまいました。

● 結構、飛びました

しかし、ダメージは、幸いにたいしたこともなく、、ひざの摩擦すりむき&血まみれ、ズボン破れまくり、と右手親指、小指の激しい突き指、程度。

腫れと痛みが強かったんで夕方病院に行き、レントゲンで骨に異常がないのを確認。診察料150ドルが実は一番痛かったかも。

これは労災では!?

犬公方の時代なら死刑

いやはや、人生2回目です。

● 犬食べちゃいました

1度目は1999年の韓国出張の折、そして今回。

日頃から、「食べられないものはない」 を自称し、当地でも日本人には難易度高めと、もっぱら評判の、「チュンビロン(南部ではホビロン)」 と呼ばれる

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● 孵化しかけの鳥さんのゆで卵

も普通に食べることのできる私ですが(むしろ好み)・・・「お犬」様には、やっぱり抵抗があり、今まで3ヶ月のベトナム滞在期間中、対峙を回避してきたのですが・・・とうとうこの日がきてしまいました。

馬主が、桜肉(馬肉)を食べたくないというように、幼少より家では犬を飼っていた一日本人として、心理的抵抗があることは、否めません。

しかし、犬肉を食べるということは、当地のれっきとした「食文化」 であり、文化に敬意を表すために、可愛いから「食べてはいけない」などと言う「捕鯨反対」にも通じる勝手な人間の論理に屈しない為に、

ベトナム人同僚の好奇の視線を一身に浴び、ココロの中でそっと手を合わし、食したその犬肉は・・・・

● 美味

揚げ、炒め、煮込み、腸詰め、なかなかに多彩な料理の数々。豚肉ともまた違う風味の味わい。月の前半に食べると運が逃げる、というものらしく、普通は月の後半に犬肉は食べるものらしいです。

でも、腹も満ちてきた頃に、突然階下より聞こえてきた・・・・

● 「キャイーーン」

という仕込み(断末魔の声)を聞いて・・さすがに箸の動きがフリーズしました。(その後食べられず)

顔色をひとつも変えずにもくもくと食べ続けるベトナム人同僚(社内No.1美女)が、

「え?わたしハノイ娘だから、別に気にならないわよ。」

ベトナム女性のたくましさをまたひとつ実感した、昼ご飯でありました。

ベトナムで闇鍋

よく仲間でやってみようかという話にはなるけど、実際、ガチンコではやったことがなかった・・・

● 「闇鍋」

といえるようなものをとうとう食べちゃいました。

この「闇鍋屋」の場所ですが、ハノイから国道1号線沿いに南下、305キロほど走った山間部。薄暗いオープンエアの席で、同行の荒くれ運ちゃん達が頼んだのが・・

● ぐつぐつと煮込まれた謎の鍋

その不気味さに、しばし無言。・・・・見回せば、みんなそれを食べているので、店の名物なんでしょう。いかんせん、手元までも暗いので、

● 具材不明

どうも主となるのは、ベースとなる鍋にどんどん追加する春菊系の菜っ葉。これはなかなかの美味。

しかし、ベースとなる鍋の中身がよく分からない。まずは魚、、白身のなかなか上品な味。その後、「お頭」が出てきたので、

● ナマズ系 と判明

気味が悪いのが、細長い、裂けたような肉片。微妙に皮に縞模様があるような・・・。しばらく味わった後、蛇ではなく、

● 田ウナギ と想定

そして、ナスのような風貌ながら、ボソボソとした物体。これは分からず、聞いてみると、

●バナナ、と判明

あとは例によって、木の根っこのようなスパイス類やら、その他、ダシがでそうな物体達。・・・このあたりは深く内容を追求するのは止めました。

そして、完食寸前の僕の鉢に最後に飛び込んできたものが、

● 長さ25cmほどの白髪

思わず、老婆がダシとして煮込まれているのではないか?と疑ってしまった「闇鍋屋」の夜でした。

ハノイのある休日

2004年8月から2005年6月の約10ヶ月、ベトナムの首都ハノイに長期出張しておりました。

その当時のごくありふれた日曜の記録が発掘されたので備忘録がわりに転載します。当日は週休1日だったので、日曜日が待ち遠しかったものです。

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日曜の朝はちょっと意図的に寝坊して9時過ぎ起床。普段平日は7時前起床、週休1日なんで贅沢な2度寝。昨晩寝る前に、先日借りた「せかちゅー」なる小説をざざっと一気に読んだせいか何か夢を見る。起きた瞬間にはすっかり内容忘れてたけど。読後は、ふ~んって感じだったけど(涙腺ちょっと緩みましたが)何か無意識下に響くものがあったのか。

シャワーを浴びて日曜午前恒例のDVD鑑賞。本日はトム・ハンクス主演の「The Terminal」。祖国が政変に巻き込まれアメリカ入国前にパスポートが無効になってしまい、JFK空港の国際線乗り換えターミナルに閉じ込められ暮らすことになってしまう男の話。最近のトム・ハンクスは外してばかりな気がしますが本作はなかなか楽しめる内容。例によって話の肝になる部分の会話(英語)が今ひとつすっきり理解できず、ちょっと消化不良。

外出装備一式(ベトナム語関連グッズ、デジカメやらアイポッド、文庫本など)をリュックに詰めいざ外出。とりあえず市街中心部のホアンキエム湖まではタクって、そこから旧市街、3週間ぶりの行きつけのブンチャー屋へ。この「ブンチャー」という焼肉つけ麺が大の好物なんです。ブンというのは、米でできたしらたき的な腰のない麺。それを炭で焼いた豚バラやつくねなどの焼肉をぶち込んだ少し酸味のあるつけ汁につけて食べるつけ麺料理。お好みでニンニク、唐辛子、酢をつけ汁に加えて食べるのです。あとはサイドに揚げ春巻きと、山盛りの草。野菜というより、これは草。パクチーなどなどです。レタス系の葉っぱと、しそっぽいのは美味しいんですが、あきらかにその辺に生えてそうなにがーい草も混ざってます。ビール一本つけて、しめて2万ドン(140円)なり。

ぷらぷらとパトロール先のCD/DVD屋へ。いつも海賊版購入でごめんなさい・・と思いつつ新着を物色。最近店番の姉さん(本日ゴックさんであることが判明)も僕にうちとけてきて、選んだDVDの質の悪そうな奴は事前に取り替えてくれるようになりました。既にここで40枚ぐらいはDVD買ってるから間違いなく上客だろうし。付近は安宿があつまっている通りで、他の客は欧米のバックパッカーが殆ど。まだ見ていないDVDが25本ぐらい部屋にあるのに、しょうこりもなく10枚ほど買う。新着では「エイリアンvsプレデター」をゲット。B級な匂いがプンプンして、観るのが楽しみ。

ちょっと一休みにいつものカフェで、香りの良いおとしたてのベトナムコーヒーを1杯(100円)。ベトナムがブラジルに次ぐコーヒー輸出国だなんてさっぱり知らなかった。友人情報ゆえ検証してませんが。そして我が万歩計のカウンターを5,000歩以上にする為に待ち合わせ時間までホアンキエム湖(1周1キロちょいぐらい)の周りをしばしウォーキング。耳に響くは小田和正の「自己ベスト」。それにしてもアイポッドは買ってよかったと満足できるアイテムです。MDプレイヤーはもう持ち歩かないと思う。

その後は、ベトナム人大学生と4:4でお茶飲んで、カラオケ行って歌って、晩御飯に魚介食べて、彼女達のバイト先のクラブに同伴出勤して、ベトナム語をがっちり実戦勉強して帰宅。後半は全部ひっくるめて100万ドン(7000円)なり。(民間ODAと割り切ってます)

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確かにこんな週末でした!

人生初ブログを書いたのも実はベトナム・ハノイ。(毎日更新が習慣化したのはもう少し先の2007年頃から)懐かしい。