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ヒラメより美味いカレイ〜実家メシ

恒例の実家メシ(→実録実家メシシリーズ)。
2020年から記録を開始して、これが11食目となります。

カレイ、ホッキ貝、タコの刺身、カレイの煮付け、生野菜というごく普通の晩ご飯の献立ですが、このカレイが絶品。

少し前に出会ったばかりのマツカワさん。(→初めましてマツカワさん)カレイの王様、王鰈という別名も持つ高級カレイ。そのきめ細かい白身の味わいはヒラメを軽々と上回ります。ヒラメより美味いカレイ、、何だか格好いいですね。

半身を刺身にして最高でした。(ホッキもいつものように美味、地物のタコはまぁまぁ、、)

残る半身は煮つけにしたのですが、これも身がしっかりとしていて美味しいのですが・・刺身の方がインパクトがあるかな。

30センチぐらいの型で1,950円とカレイとしてはびっくりなお値段ですが(隣の黒カレイや砂カレイは200円)、一度は味わってみる価値ありと思いました。その上で、ソイやアブラコなどの地物のマイナーで実は美味な白身の魚に戻るのもありかと。

コスパ的感覚では、貝好きの自分には活きの良い北寄貝に勝るものなし状態なので(今回は1個128円を3個買い)、ほぼ全ての実家メシで毎回リピート必至となっています。

 

実家まで5時間(東京〜札幌間)

かれこれ5ヶ月ぶりの帰省だったのですが、あらためて片道5時間と以前より旅程が短くなったことを噛み締めました。

これまでどんなに早くても5時間半(ラストはタクシー利用)、公共交通機関頼みなら6時間以上かかったのが、バシッと5時間。あ、この話前にも書いてました。。(→実家が30分近くなった

新千歳空港からJRで一本、快速停車駅前にシン・ジッカ。
シン・キセイ。

(入ったことがなかった手打ち蕎麦屋トライ)

コロナじゃなければ新実家周りの飲食探検も進めたいのですが、当分は控え目な感じです。そもそも、これまでは実家の周りには飲食店などなかったので帰省時に外食するという選択肢はありませんでした。今後はあれこれ試すのも楽しみです。

行き帰りが1時間近く短くなったことは、大いに帰省へのハードルを下げてくれた気がします。そりゃ、片道1時間、2時間とは違いますが。帰省、またの呼び名を、母の定期生存確認。

駅チカは少し割高でしたが、それ以上の価値があります。

「三体」シリーズが凄い〜中国SFの傑作

「三体Ⅱ」の下巻を読み終わり、暫しその壮大な世界観に嘆息した週末。凄かった・・・。

「三体」とは、中国人SF作家の劉慈欣先生の手によるSF長編。(詳しくは→Wikiもどうぞ)第一作が2008年に発売されるや中国のみならず世界中で大人気となった三部作の一作目。全世界でシリーズが2,900万部売れているという規格外のヒット作。

その割に・・というか、日本語版は2019年発売と世界でも遅く、SF作品としてはやはり相当売れているようですが、周囲から面白かった・・という話は聞いたことがなかったため(周囲にSF小説を読む人がいないからですが)、書店員ポップに惹かれて購入したものの一年近く積読本の山に埋れさせるという大失策を。

ただ、一作目読了後に、二作目を続けて読むことが出来たということでは多いに幸せでした。(そして第三作の日本語版が5月下旬に発売予定なので、ある意味一気読みが出来る感じ)

ストーリーはネタバレ的になるのであっさりとまとめると、強力な科学力を誇る宇宙人(三体星人)が大艦隊で地球に攻めてくる・・彼らの到着までに残された時間は数百年しかない、それまでに人類は彼らを迎え撃つだけの進歩を遂げられるのか・・でも、我々の基礎物理学のもう一段の飛躍は彼らが放った斥候(改良された量子・・智子)によりストップさせられており、全人類のやり取りも監視されている・・三体星人に完全に秘密に出来るのは人間の脳内だけ、迎え撃つには人類の知恵しかない・・・というようなあらすじだけですと少年漫画のノリ。なんなら宇宙戦艦ヤマト的とも。

ところが、これが本当に細部まで緻密にストーリーが組み立てられているのです。小説内に出てくる三体というVRゲームのぶっ飛んだ世界観も凄いですし、文化大革命からはじまる中国の近現代史の苛烈な描写、三体星人の異質さ、そして有名なフェルミのパラドックスへの挑戦・・と魅力が盛り沢山。何より面壁者(ウォールフェイサー)の設定アイディアに痺れました。

魅力的な登場人物が少ないのでは、、智子ってなんやねん・・など突っ込みどころも幾つかあるでしょうが、無い物ねだりはしないことに。銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーの言葉が突然引用されたのには驚きましたが、所々に日本SF勢からの影響もあるように感じました。

中国エンタメ界に超絶ポテンシャルがあることを感じさせてくれる傑作です。(劉先生、発電所のエンジニアだったそうな・・)

ユナイテッドのマイルで国内帰省

本日から2泊3日、久しぶりに北海道の実家の母親の顔を見に行きます。(前回帰省は・・昨年12月)緊急事態宣言が明けるのを待つうちに2回延期(2月→3月→4月)しての3度目の正直。

米国赴任中の出張三昧ワークの遺産でANAとユナイテッドにマイルがいまだに貯まっており、まずはユナイテッドのマイルを優先消費していく考えです。なぜなら、ANAよりも若干国内線では使いづらいから。(→ユナイテッドマイルを優先消費

ユナイテッドのマイルでANAの国内路線を使うためには、ANAの発券カウンターで、eTicket number(016からはじまる13桁の番号)を伝える必要があるのですが、ユナイテッドのアプリ画面では分からないので、アプリから自分のアドレス宛にreceiptをメール送信して確認する必要があります。

1年以上ぶりのユナイテッド利用だったので、この手順をすっかり忘れてカウンターで少しあたふたしました。(前回、前々回の帰省はANAマイル利用だったので楽チンでした)

北海道まで辿り着いたら、東京では散ってしまった桜に追いつくかな・・と思ったら桜開花前線を追い越してしまい、開花はこれからだそうです。

今回は閑散期なので札幌〜東京の往復は11,000マイル。業績が最悪な航空会社の皆さんにやや申し訳ない・・と思いつつ家計に優しいマイル利用です。(→飛ばない豚がユナイテッドシルバー

2021年6月末で有効期限切れとなるANAマイルが結構あるのに気がついたので、次の計画を練らないと!(・・・実は、先に使うべきだったのはANAマイルだったかもとも。。。)

■ ユナイテッド 148,000マイル
■ ANA 278,000マイル(含むファミリーマイル)

生活防衛資金(1年分)の再チャージ完了

昨年はコロナ禍の中で新実家を現金購入したので(→セカンド実家ゲット)、手元現金は一旦大きく減少。1年弱の回復期間を経て生活防衛資金(1年分)の再チャージが完了しました。

昔は貯蓄習慣を獲得していなかったので6ヶ月分の生活費が貯まっただけでも達成感がありましたが(→生活防衛資金6ヶ月分のチャージ完了)、いやはや大人になったわ、と自画自賛です。リベ大で日々の基本動作の確認が出来ていることも大きい気がします。

さて今後の貯蓄増加分は投資スタンバイ資金としてプールし始めることになります。インデックスは投資信託を積み立て派ですが先日2年分の投資原資セットを手配したばかりですので、基本は高配当株の原資に。用意した楽天証券口座が寂しく残高ゼロ円状態なので、6月末あたりから資金移動してく予定。(あるいは・・先に動かすべきか)

こうして、ある程度計画的に考えることが出来るのも天引きでの貯蓄習慣が根付いたからで、15年ほど前、30歳過ぎに本多静六博士の著作に出会えたことがいかにも幸運でした。

あの頃に四分の一天引き貯金の考え方に出会い、実際にしっかりと定着したのは35歳頃からですが・・これがさらに遅れていたら大変なことになっていたと思います。

20代の若手に伝えなくちゃ。(なかなか伝わらないですが)