2023年2月の読書ログ

2023年2月の読書ログ。

今年は濫読量には固執しない方針です(→濫読しない読書戦略2023)。2023年はネット記事や動画などもインプットソースとして幅広く。

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2月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3415
ナイス数:56

世界をこの目で世界をこの目で感想
過去に一連の著作を楽しく読ませて頂いた黒木亮さんのエッセイ集を初読み。道産子であること、箱根駅伝の選手であったことなど全く存じ上げず、邦銀から英国駐在、その後、証券会社からプロジェクト金融に転じられたキャリアだけ認識しており、あれだけの緻密な作品を綿密な取材で作り上げていく著者の舞台裏を覗かせて頂いた気分に。未読作品を見つけてコンプリートしないと。
読了日:02月01日 著者:黒木 亮

折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036)折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036)感想
現代中国SFアンソロジーと銘打たれた一冊。三体に感銘を受けて辿り着きました。結構な読み応えあり。
読了日:02月02日 著者:郝 景芳

爽年爽年感想
娼年を初めて読んだ時は何やら衝撃を受けたことをボンヤリと思い返しながらのシリーズ3作目。きっと世界は自分が思うよりも様々なんだろうなぁと想像しながら読了。
読了日:02月03日 著者:石田 衣良

東京てくてくすたこら散歩東京てくてくすたこら散歩感想
丁寧な暮らしぶりや瑞々しい感受性が漂ってくるところが魅力です。せっかく東京に暮らすのなら、あちこち散歩もしてみないとだなぁ、、とは思います。田舎より面白い店が沢山あるのは間違いない。
読了日:02月04日 著者:伊藤 まさこ

清く貧しく美しく清く貧しく美しく感想
非正規雇用と正社員、目に見えない壁、仕事や人生に求めるやりがい、みたいなものを軸に紡がれる物語。自分は堅志じゃないし、彼の選択にとやかく言う立場じゃないけど、こうして楽しめるのが小説の醍醐味。結局、女性の方が強くしたたかな気もします。
読了日:02月05日 著者:石田 衣良

イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメイタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ感想
イタリア人の著者による日本食絶賛本。D&Iに苦しんでいるように見える日本が、実は多様性に極めて寛容なのが食。世界には思ったより食に対して保守的な国が多い中では不思議なところ。
読了日:02月06日 著者:マッシミリアーノ・スガイ

スマホひとつで暮らしたいスマホひとつで暮らしたい感想
私はミニマリストではありませんが、出来ればモノも減らしたいし、マイルやポイントもしっかり活用はしたいと思うので、楽しく読めました。嗜好の合う二人暮らしなら実践出来そうだけど、子供達がいるとモノはとにかく増えますね。
読了日:02月07日 著者:飯島彩香

みんなのアンラーニング論 組織に縛られずに働く、生きる、学ぶみんなのアンラーニング論 組織に縛られずに働く、生きる、学ぶ感想
アンラーニング、学びほぐしとも言われる現代のキーワードへの理解を深めたくて。学習を手段化しない生き方、働き方への興味が湧いてきます。個人の主体性と、他者への協調性をどう自分の中で共存させていくか、という切り口も刺激となりました。単純なる二元論には逃げ込みたくないものです。
読了日:02月08日 著者:長岡 健

仕事のアンラーニング -働き方を学びほぐす-仕事のアンラーニング -働き方を学びほぐす-感想
アンラーニング、学びほぐしというキーワードに迫りたくて。「有効ではなくなった信念・ルーティンを変更し、新たにアップデートする」こと、当たり前といえば当たり前の話ですが、人はどうしても過去の成功にしがみつき、そこに真理があると信じたくなる、得意な型に逃げ込みたくなる・・と思えば、常に自らに問いかけ続けるものと確認しました。
読了日:02月09日 著者:松尾 睦

ドイツ流シンプル生活―最小限の手間とモノで、最高を手に入れるルール125ドイツ流シンプル生活―最小限の手間とモノで、最高を手に入れるルール125感想
コーヒーブレイクの軽い読み物で、沖さんを追っかけ読み。ドイツのordnungという秩序感覚、あったなぁ、、と懐かしく感じながら。
読了日:02月10日 著者:沖 幸子

生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)感想
パンデミックかと思ったら・・違う、というのが今読むにはタイムリーな面白さでした。荒削りでもグイグイと引きずられる勢いが。こうしたB級パニック映画的な雰囲気は嫌いではありません。
読了日:02月11日 著者:安生 正

月の光 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)月の光 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
現代中国SF作家達の短編作品を集めたアンソロジーというかお得パック第二弾。ここで好きな方を見つけて他の中長編を、と。ベスト選集ではないとある通りなのかもしれませんが、幾つも気になる作品がありました。
読了日:02月28日 著者:劉 慈欣

読書メーターのまとめ機能にて。

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先月に続いての石田衣良さんと、三体から始まった中国SF研究などを。あとは片付けやライフスタイル系のアイディアは引き続きパトロール中です。アンラーニングも気になるキーワードです。

■ 12冊(2023年2月)
■ 27冊(2023年)
■ 2,938冊(30〜48歳)