この国の伸びしろを信じたい〜シン・ニホン

独学2021、教養に効きそうな50冊を毎週目標で読んでいくプロジェクトの2冊目は積読本の山からこちらを抜き出しました。初回は世界の「今、ここ」を考えたので、次は日本かなと。

著者はヤフー CSO、慶應義塾大学 環境情報学部の教授である安宅和人さん。あぁ・・「イシューからはじめよ」の凄い方だ!と。

未来は目指し、創るものだ・・という主張に大いに共感しました。データ x AIの時代・世界が再び人類を解き放つ・・という未来の姿をどれだけ正確にイメージ出来たかは、はまだまだかもしれませんが、沢山の気付き、ヒントを頂けた気がします。

日本が先進国の中で一人負けを続けた15年を社会人の端くれとして働いてきており、日本の明るい未来を取り返しに行く責任の一端を次世代に対し持っていることも改めて再認識。

疑ったり、単なる文句垂れ・・となる前に、とっとと自分がとるべき行動を見定めていきたいと思います。。悲観しすぎるな、さりとて残された時間はさほどない・・というのはハラリ氏の指摘に通じるところがあると感じました。

また本書では深く突っ込まれていませんが、地球環境の悪化への対策についても待ったなしだなと強く感じてきています。この5年ぐらいでも想定外の異常気象がどれだけ頻発したことか。

さて、3冊目はどういう方向に振ってみようか・・と積読本の山を睨んでみます。読書戦略2021で羅針盤とする3冊のブックガイドも参考にしつつ。

朝散歩〜最高のモーニングルーティン

2021年はココロとカラダに効きそうな良い習慣や考え方があれば積極的に取り込んでいきたいと考えています。

こちらの本の著者であり精神科医である樺沢さんがオススメする最高のモーニングルーティンは「朝散歩」。(343ページある大部の、わずか36ページで堂々登場する必殺奥義的な)

これだけ寒い日が続くと、目覚ましが鳴ってから布団から抜け出るのにも苦労する訳ですが(それは睡眠の質が低いのかもしれないという別の課題でもありますが)、冬の朝に散歩か、、、と。

具体的な朝散歩の方法は「起床後1時間以内に15〜30分の散歩を行う」とあるのですが、待てよ・・それって、起床後30分で家を出て通勤開始すれば、最寄り駅までの徒歩15分が朝散歩って言えるのじゃないか!?と。

あとは、在宅勤務する日と週末に習慣づけするだけなら、2021年なんとか朝散歩をモノにできる気がします。ちょっと都合の良い解釈があるかもしれませんが・・睡眠の質を上げていく取り組みとセットで、朝散歩習慣の導入に取り組んでみたいと思います。(あぁ、、駅まで遠いところに住んでいるなぁ・・と思うのではなく「朝散歩」に最適の環境と思うと意識が変わる・・かも)

2020年の家計収支はなんとかプラス

2020年1〜12月の家計支出をマネーフォワードMEでザザッと分類・整理してみたところ(不動産投資関連の入れ出しやふるさと納税の寄付金を除き)なんとかプラス65万円で終われた模様。

2019年の家計は転居初年度でもあり▲10万円でしたので(→今年は家計収支をプラスへ〜支出の最適化)、2020年と通算した2年間ではプラス55万円に出来たことは喜ばしい話。 当初の天引き貯金計画に上積みの可能性が出来たことになります。

しかし、2021年を見据えて中身を検証していくと、あまり手放しで喜んでもいられない状況であることも分かってきました。

懸念1:2020年1月に、2019年の源泉徴収で過払いだった分が大きく戻ってきていた(前年の給与が期ずれしていた)。2021年1月には戻り無し(むしろ追加徴収)。

懸念2:2020年は特別給付金40万円の支給があった。

懸念3:そもそもコロナで支出は抑制されるのが当たり前?

家計健全性の判断は2021年に持ち越しです。本年こそ支出の最適化(倹約と節約)の成果を見える形で出していきたいところ。

収入サイドは目減りする予定しか見えないので・・改善余地のある支出サイドを順に見直しをかけていきたいと思います。

やっぱり最初は・・・最大項目である食費の検証からですかね。多少気が進まないとはいえ。

食費とは、家族での家ご飯(食材や惣菜、お酒も含む)、家族での外食、そして私の平日の昼食代・・の合計。我が家のエンゲル係数は22%と・・食いしん坊が集っているとはいえ、絶対値から考えると高めな気がします・・(続く)

ビジネス情報源2021

2021年明け、現在のビジネス情報源を定点観測。これも定期的にレビューが必須な項目ですね、ビジネスパーソンとしては。

核となる情報ソースは、社会人歴=購買履歴の定番のこちら。

◉ 日本経済新聞(電子版)
◉ 日経ビジネス(電子版)

ここに昨年から加えたのが、

◉ NewsPicks

NewsPicksは単純にビジネス記事のキュレーションサイトというよりも、ライブな電子ビジネス書籍感覚で閲覧しています。対談の動画とか面白いですし。

この3つの定期購読で合計87,000円。さすがにこれぐらいはビジネスパーソンの必要経費とみなしています。あとはお金がかからないところでテレビの情報番組。

◉ ガイアの夜明け
◉ 未来世紀ジパング
◉ カンブリア宮殿
◉ 情熱大陸
◉ プロフェッショナル仕事の流儀
◉ 銘酒誕生物語
◉ 食彩の王国

少し欲張り気味なので録画の山が出来ており、時には数ヶ月遅れで視聴しているのが実態です。もう少し巻きを入れたいところ。最後の二つは単なる趣味かも。(長らく会食機会もないですね)

これらのビジネス情報源からのインプットで、ある程度世の中の動きをカバー出来ているか?を測る目安の一つとして、日経TESTなるものも昨年11月に初受験。(→初めての日経TEST結果

業界の垣根が霧散し、AI x データで異業種だった世界がどんどん繋がる現代だからこそ、一定レベルの複数業界知見や基礎リテラシーを持たないと自身のバリューもでないであろう・・という想定です。(基本的なビジネス常識をもった上で自身を差別化)

気をつけるべきは「情報量と思考量はある時点を境に反比例する」という警句であり、うわべを知ることで満足せず、そこから自分の頭で考える習慣をきちんとつける、抽象的な思考を厭わない、というような指摘はその通りだな、、と。(NewsPicksの平井孝志教授の記事から)

最近の自分にやや不足していると感じるのは、持論を他人にぶつけてみる他流試合の機会でしょうか。答えのない問題にこそ、取り組んでいきたいと思います。(どうせ正解も無いですし)

ようやく人生二度目の落語

緊急事態宣言サバイバルで、飲食店以外でもう一つ心配なのがエンターテイメントの観劇の世界。

我が家は妻がリーダーとなり、主としてミュージカル界を支援しようと勝手に決めておりますが、以前に自分が気になった落語にも足を運ぶ機会が出来たので長女を連れてお出かけ。

「めぐろ de らくご その9」という目黒区子供向け文化イベント。開催を知ったのは通りがかりに見かけた区民向け掲示板という超アナログ手段。(前回の開催を見かけた時は予定が合わず、今回は満を辞しての参加)

人生初落語がヒューストンという意外にも国際派?の私ですが(→はじめての落語デビュー)、その際一目惚れした立川志の春さんが2020年4月に真打ちに昇進された・・・と聞いて気になっていたんです。この目黒区イベントに出られると知って更なる運命を感じました。(目黒区民なんでしょうか?)

本日は同じ立川志の輔師匠に師事する弟弟子の立川志の太郎さん、クラウンのふくろこうじさんと3人でのパフォーマンス。

相変わらずのキレの良さに自分自身が満喫したのは勿論、人生初めての落語でも長女が大喜びだったので、エンターテイメントの中での落語の実力をまざまざと感じ取りました。

志の春さんは誠実なお人柄がにじみ出つつ・・の巧みな話術で、完全に会場中の子供達の心を掌握。長女が喜んで質問を投げかけている姿には親目線で感動。。。

本日の演目は、立川志の春師匠は古典落語の時そば、志の太郎さんも同じく古典から親子酒でした。(そう、真打ちに昇進されたので、これからは師匠とお呼びしなくてはいけませんかね!)

2017年の初落語の後、日本帰国したら立川志の春さんを応援しよう!と思っておりましたが、遅ればせながら有言実行でいきます。早速、今後の公演予定をチェック。