独学2021、教養に効きそうな50冊を毎週目標で読んでいくプロジェクトの2冊目は積読本の山からこちらを抜き出しました。初回は世界の「今、ここ」を考えたので、次は日本かなと。
著者はヤフー CSO、慶應義塾大学 環境情報学部の教授である安宅和人さん。あぁ・・「イシューからはじめよ」の凄い方だ!と。
未来は目指し、創るものだ・・という主張に大いに共感しました。データ x AIの時代・世界が再び人類を解き放つ・・という未来の姿をどれだけ正確にイメージ出来たかは、はまだまだかもしれませんが、沢山の気付き、ヒントを頂けた気がします。
日本が先進国の中で一人負けを続けた15年を社会人の端くれとして働いてきており、日本の明るい未来を取り返しに行く責任の一端を次世代に対し持っていることも改めて再認識。
疑ったり、単なる文句垂れ・・となる前に、とっとと自分がとるべき行動を見定めていきたいと思います。。悲観しすぎるな、さりとて残された時間はさほどない・・というのはハラリ氏の指摘に通じるところがあると感じました。
また本書では深く突っ込まれていませんが、地球環境の悪化への対策についても待ったなしだなと強く感じてきています。この5年ぐらいでも想定外の異常気象がどれだけ頻発したことか。
さて、3冊目はどういう方向に振ってみようか・・と積読本の山を睨んでみます。読書戦略2021で羅針盤とする3冊のブックガイドも参考にしつつ。