イギリスでギガ回線引くのに3ヶ月かかった話

イギリスでギガ回線引くのに3ヶ月かかった話。

新居は到着した最初の週末に4軒を内覧して即決。ロンドンに到着して3週間でサービスアパートを出て、賃貸暮らしに移行出来たのはまずまずのスピード感であったと思います。

しかし、自分史上最大の行ったり来たりの悪戦苦闘となったのがブロードバンド回線(ギガ回線)の開通作業。

それもこれも、既存の回線では遅い契約しか選べず(50MBPSとか20年前のADSL規格?)、これは・・光ファイバーの回線を新たに引くしかないよね、と判断したため。(妻と娘達の、ネットがおそーーーい!という幻聴が確かに聞こえた)

(よし、この一番速いサービスを申込みだ!)

3ヶ月間のVirginMedia(以下V)との攻防を、ここに時系列で備忘録として記させて頂きます。

◆5月頭、Vと1GB回線を契約、5月下旬回線工事予定。ここまではとてもスムーズ。ネット契約のインターフェイスもバッチリ。

◆5月中旬、Vより大家及びお隣2軒から工事同意書を取り付ける必要あり、ついては関係者の名前とメールアドレスを調べ連絡しろとの指示(面倒)、そのため5月下旬回線工事は一旦延期に。

◆大家には不動産会社経由で依頼、お隣2軒は週末に直接訪問して趣旨を説明、名前とアドレスを頂いてVに連絡。

◆半月ほど放置された後、お隣Aから「法的っぽい書類への署名を求められたから断っちゃたゴメンね」とのメッセージ。一旦、大家とお隣Bの同意取り付け完了の確認を優先。結果、OK。

◆菓子折りを持ってお隣Aを訪問。丁寧に再依頼(娘達の教育にも現代はウェブ不可欠。既存回線の遅さでは心もとない・・旨も説明して、ご理解を頂く。Aさんは引退した元教師との情報を事前に入手していたので教育目的を前面に。)

◆Vからの連絡が工事同意書をプリントし署名、スキャンして返送という内容だったため、スマホしか持たぬお隣Aが断ってしまった経緯も判明。署名だけして頂き全て代わりに対応代行。

◆6月下旬、V工事担当がようやく来訪。工事手順を確認した結果、同社回線は地下では家の前に引けず、建物側面にケーブルをはわせる特別工事が必要であり、この点はコミュニティ含めて関係者全員の了解を再度取り付ける必要が判明。無になって対応。

◆7月中旬、建物側面の配線工事(立ち合い)、ようやく我が家の裏庭まで回線ケーブルが到着(感涙)。あとは室内への引き込み工事のみ。早急な工事日設定をVに依頼。あと少し!

◆他国出張中にVから複数回の携帯着信履歴あり。折り返しの場合オペレーターの接続に30分ほどかかるので、数日後に折り返し。そこで私が一定回数の連絡に反応しなかったので、契約が自動的にキャンセルされていることを知る。(なんでやねん、と流石に激怒)

◆さんざんと複数名にゼロから事態説明を行って契約を再起動。工事設定まで最短でも2週間待ちとなると言われる。室内工事は8月頭に予定。(妻娘が到着する予定の翌日、ギリギリだ・・)

◆妻娘の英国到着の翌日、室内工事予定日の当日朝に「工事は3週間後に延期されました」との一方的なテキスト通知あり。理由の説明を求めるも、エリアのテクニカルな問題とだけ。責任者(マネージャー)からの折り返しを求めるも連絡は当然無し。(これ実際は単なる言い訳・・工事クルーの人繰り不足)

◆無になって8月下旬を迎え、ようやくナイスな室内工事担当が家にやってきて1時間で引き込み作業とルーター設置を完了。

ギガ開通!ビバ!

Screenshot

忍耐というものを改めて学ぶ、良い機会でした。さぁ、久しぶりにYoutubeでも観るか。

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