家族で中華街でランチ・・を都合よく読み替えると「四川料理研究隊がベルエアを行く」に。(前回→ヒューストンで中華〜老四川研究プロジェクト発足)
Wikiによると、四川料理とは、狭義には中国四川省の郷土料理、広義には元々は四川省の一部であった重慶を含む、周辺の雲南省や貴州省などを含めた同系統の郷土料理をさす、ということ。
また、中国での一般的な呼称は川菜(チュアンツァイ)ということ。これで川菜小熊の店名の「川菜」の謎が解けました。(僕らに大人気な小熊という四川料理店の漢字名称、英語だとMala Sichuan)
日本では、先に福建や広東料理という南部の郷土料理が広がり、ついで北部の満州料理(東北料理)が伝わり、西南部の四川は戦後から、ということ。麻婆豆腐や担々麺、回鍋肉に青椒肉絲などがここまで家庭に浸透したのは陳建民さんの功績が大きいそうです。(NHKのきょうの料理を通じて日本に浸透・・中華料理界の偉大な伝道師ですね)
そんなことも思い描きながら、外国人向けに調整されていないオリジナル臭漂う四川料理を本日も研究です。
(水煮魚、魚はティラピアです、辛くして痺れる〜)
水煮牛肉、水煮羊肉は試しましたが、魚版は初めて。川魚臭さを香辛料がうまく消してくれて美味しい。残った料理を汁ごと家にTO GOして豆腐をいれたところ肉なし麻婆豆腐に素早く生まれ変わりました。
(西紅柿炒蛋、、がおそらく正式名称)
これは四川というわけではなく中国全土に普及する家庭料理。本日のはトマトが熟しておらずイマイチでしたが。。これはウチでもう一度作り直してみたいと思います。レシピを眺めていると卵とトマトを別々に炒めてから合わせるのがコツのようです。
本日のチャーハンチョイスは揚州炒飯、日本的にいうところの五目炒飯を選んでみましたが、次女の反応はボチボチ。なぜか一生懸命金華ハムをより分けていたので、あのハムの味が苦手なのかもしれません。
次回あたりは、職場の同僚との会食ではトライできない内臓系のリサーチをしたいなぁ。夫婦肺片(内臓の煮込み料理)あたりからいってみようか。
画像残せていませんが、会食でよく使う小熊では、ジャガイモ炒めの味付けはライスビネガーが個人的にはお勧めです。キャベツ炒めはスイート&サワー、空芯菜炒めは無難にガーリックというのがオススメの野菜系3種。
前回気に入った老四川ですが、少々味付けが塩辛いので他の店を深堀りすべきか悩み中です。(小熊は最高レベルだと思いますが、日本人客いすぎで避けたい気も)