災害小説のススメ

最近どハマりしたのが高嶋哲夫さんの自然災害小説。

(図書館でまとめて借りた災害三部作)

最初に読んだのが富士山噴火の小説。これが面白かったので同じ世界観の過去の三部作を9月に一気読み。

流れ的には、東京でM8の直下型地震が起こり、巨大台風が東京都い大洪水をおこし、さらには南海トラフ地震が起こり大津波が発生、その数年後には富士山が大噴火。・・なんつー怖い未来を描いているのだ・・と恐ろしくなりますが、三部作が描かれたのが東日本大震災前というのが予言書のようで。。

まだ未読ですが「首都感染」という現在のコロナ禍を彷彿させる著作もあるとか。(今月読みます)

こうした災害小説を読みながら、きっと現実ではそんなスーパー科学者はいないのでは、こんなリーダーシップを発揮する地方自治体職員は・・自衛隊員は・・政治家は・・などとやや悲観的に受け止めていくと・・まずい、との思いに至ります。

自分と家族の身を守るのは自分。

火山列島の日本から自ら逃げ出す予定はないものの、選択の範囲の中で下げられるリスクは下げたいですね。自分が経験していないことも、想像の中で先取りして経験することで、備えることが出来る部分もあるかと。

勿論、百聞は一見に如かずでして、本当に体験することには敵いませんが、その時は遅いかも、ということで。