米国でスピード違反(4)

米国上陸から4年半、とうとうスピード違反で捕まってしまったあの日から2ヶ月とちょっと。ようやく本件も最終章へ。

▶︎スピード違反当日
▶︎事実を争わず安全運転講習を嘆願
▶︎安全運転講習を受講

安全運転講習の受講完了証と運転証明を裁判所に送ってから、1ヶ月ちかく経過しましたが、全く音沙汰なし。90日後に伸びた出廷の指定日が10日前となったので、流石に状況が気になり自ら裁判所に状況を聞きにいってみました。

手荷物検査を受け2階の交通違反の窓口へ。列に並び、自分の番が来たところで来訪目的を告げると、窓口のおばさまがPCに向かってチャカチャカと調べてくれました。

おばさま曰く「あなたから2件の書類が届いているけど、AFFIDAVITがなかったので手続きが止まっていたみたいね。」

・・・早く教えてよ。。。

「いや、月が変わる時に書面で連絡しているはず。。」とゴニョゴニョ言ってましたが本日現在、そのような書面通知なし。あやうく裁判所に期日どおり出廷するところでした。

結果、おばさまの目の前でAFFIDAVIT、宣誓供述書に署名をして全ての書類が揃い「Your case is dismissed!」と放免頂きました。よかった、よかった・・。

結局、裁判所費用が115ドルに、オンラインの安全講習受講費用などで60ドル、しめて175ドルの出費となりましたが、これで免許の点数も減らず、翌年以降の自動車保険の料金上昇も起きないはず。

弁護士を起用して無実を争ってみるという選択肢もどうなるか実は気になったのですが、ゲームじゃないので、全ての選択肢をプレイしてみることはできず。

ちなみに法廷速度での運転励行を徹底するようになりました。多少スピードを出す時もあくまで前後の車の流れに併せ(単独走行はしない)。今回のスピード違反経験、良い薬となりました。

ヒューストンでポキ丼〜Papa Yu

ランチで新規開拓。少し前から気になっていたカフェに行ってきました。これがなかなか小洒落ていて良かったので記録。

■ Papa Yu(→Yelp HP

ポキ・・なんとなくハワイの甘辛だれをかけた鉄火丼?ぐらいのぼんやりイメージですが、「ポキ」とは魚を小さく切る、という意味のハワイの郷土料理だそうな。(マグロという意味ではなかったのでした、マグロはアヒ。)

システム的にはざっと見たところSubway的システム。(地下鉄じゃなくてサンドイッチ屋のほうです)

まずは丼なのか、それ以外かを選ぶところからスタート、ご飯も白米、玄米、他にも選択肢あり。Subwayでパンの種類を選んだり具材を選ぶのとよく似ています。

続いてメインのプロテインを選ぶステージ。本命のツナ(マグロ)、サーモンの他にも、マヨネーズ和えのホタテやら幾つかチョイスあり。その後もトッピング野菜やソースやら、結構考えさせる流れ。(味がどうなるか想像しながら慎重にチョイス要)

野菜や果物のゾーンが充実しているのですが、果たして丼で上手く調和するのだろうかと恐る恐る。。

味噌汁に冷たいお水をトレーにおしゃれに添えて頂き10ドル。なかなか仕上がりが可愛らしく、これは女子にも人気出そう。

栄えある第一回作品はこちら。

定番のツナを醤油系のタレであえた具を主軸に、ホタテのマヨーネズ和え、枝豆、海藻サラダにパクチーを白米に乗せ、上にはとびっ子とフライドオニオンをトッピングで散らし、さらにスパイシーマヨをちょっとがけ。

感想としては、美味しいものの・・・味がやや濃すぎ。もう少し味付けを全体に軽くしないとしょっぱくてしょうがない。。。

次回はもう少し具材を削ぎ落とし、出来るだけオリジナルの鉄火丼に近いカタチを目指すべきかなぁ、とも。(ついつい勧められるとトッピングしてしまいましたが)

回転寿司の軍艦系具材が中心の海鮮チラシのお店が果たして米国で生き残ることが出来るのか。興味深いです。(久しぶりに自宅で手巻き寿司パーティーもやりたいな)

30日間チャレンジ〜3キロだけでいいので↓

もはや完全にやるやる詐欺の様相をみせてきた公開減量生活ですが、なかなか減量出来ないことも含め、これが実態(リアル)。

妻子の日本語留学を出迎えた8月半ばには確かに80キロ前後に下がったとうっすら記憶しているのですが(2ヶ月の単身生活を有効活用、習慣をコントロールして)、その後、わずか1ヶ月ほどで82キロ前後に押し戻され、さらに1ヶ月半が経過したところ83キロ前後、と見事な後退っぷり。

(NYで食べたあのカキフライのせいなのか)

太ってきたら節制し絞り直すだけの永遠の公開減量生活です。12月上旬に日本出張が予定されており、この機会を心地よく迎えるためにも今から1ヶ月で3キロをキッパリと落として、80キロ前後にて日本の地を踏みしめたいと決めました。

■ 30日間チャレンジ発動

30日間チャレンジのお題としては「日々痩せることにつながりそうな行動を選択する」ですかね。具体的なアクションとしては何が良いでしょうか。これまでの学びの中から幾つかをピック・・(出来るだけはじめやすいものから)

・食事は野菜から食べる
・ビールは飲んでも1杯まで
・夜ご飯ではやはり炭水化物抜き
・満腹になるまで食べない(これ重要)
・あとは水を沢山飲む

とりあえずこれで最初の10日間を過ごし様子を見たいと思います。あまり効果が出ない場合は、もう少し真剣に運動および食事制限ですかね。(涼しくなってきたのでジョグも再開しようか)

(最近ちょっと炭水化物が多めでした)

3キロぐらい、本気出せば一瞬ですわ・・と言ってみたい。
ゴールは12月4日朝の計測とします。

民間交流〜ギリシャ編

移民大国の米国で暮らしていると、それこそ様々な国から来た方と言葉を交わしたり仕事する機会もあるのですが(Uberに乗った瞬間から国際民間交流)、この日の夜は少しばかりの緊張感。

向かったのは平日のハロウィン当日、今年は長女が仲良くしている現地校クラスメイト宅に家族でお邪魔しました。他にもあちらのご家族が仲良くお付き合いされる数家族が集まったのですが、これがザ・ギリシャナイト。

(やる気満々の娘達、この数日お菓子狩りを満喫してましたな)

(近所に同じく集合していた日本人家族達とも合流し皆でお菓子狩りに向かう子供達)

ギリシャナイトになるであろうことは予見されていたので、ランチ時にWikiなど眺めなつつ古代から最近までのギリシャのざっとした歴史、地理、隣国との関係などを復習というか予習。

それもそのはず、本日はギリシャの外交官、領事邸ご訪問。まずは初めまして〜から、ごく当たり障りのない出身や現在の仕事、これまでのキャリア(勤務地)などの交換からスタート。

(絵画が多いのも欧州的な住まいの感じだなぁと)

同年代のパパではありますが、そこはさすが外交官。ボストン大学で政治学、ジョンズ・ホプキンスで国際関係学の修士とか・・・って如何にもなアカデミックのバックグラウンド。これは繰り出される話題が高尚になる予感。(脳に軽く汗)

本日の手土産は近所のMatsu Sushiで調達したツナとサーモン細巻き、そして日本酒。あとは妻が用意したハロウィンスナック。

まずは得意なはずの食べ物の話題からスタート・・・ですが、みなさん日本食への造詣も大変深い。英語力のメンテを怠っていたせいで、日本酒の一歩踏み込んだ説明、精米歩合とか日本酒の醸造行程、麹の働きなんかがスムーズに口から出てこないなぁ。。(もう少し準備しとかないと)

ギリシャの政治経済の話題になると、近現代ではあまり良い話が少ない気がするので(内戦終了後の高度経済成長をのぞき)・・・ぐぐっと時代の針を戻し古代都市国家や民主主義のゆりかごと讃えられたことに話を向けたり、隣国の旧ユーゴ、マケドニア共和国との名称問題をギリシャ側からコメントしてみたり、と本日のWiki一読でリフレッシュした知識をフルに運用。

おかげで4人のギリシャ人の方達をそれなりには納得させると共に、大学でギリシャ史かなんか専攻でもしたのか?との有難い問いかけも。(いやー、新聞とWikipediaの記事を読むぐらい、ですがと反応)

領事なお父さんからは、80年代後半に自動車製造業を中心に絶好調だった日本経済がなぜその後のバブル崩壊から失われた20年に突入したのだろうか、など自分には高度な質問が次々と繰り出され、「本当にこの回答でいいのか・・」と不安を抱えつつ、あれやこれや私見をコメント。国の財政赤字から、少子高齢化まで、あんまり日本語でもこんな話しないよねという話題をカバー。

ギリシャのロゼ、白ワインを頂き、さらにギリシャ産のスピリッツ(30度のリキュール)、スキノス・マスティアを頂きながら楽しい時間を過ごしました。

(食料庫からオススメのギリシャのオリーブオイルとスキノス・マスティアを出してきて、お土産に!と持たされました)

次回は我が家でお返しにジャパン・ナイトできっちりおもてなししないと。良い日本酒達もまだ冷蔵庫に控えていますし。

帰宅後に確認したのは・・東京都市圏の人口は約3,500万人であっているか(千葉や神奈川の一部も含めて3,800万人で正解)、失業率は5%以下で推移(直近は2.5%)であっているか、でした。

ギリシャは人口1,000万人ですから、東京の巨大都市ぶりにマジで?という反応でしたし、失業率が50%を超えている公務員大国ですから、日本の低い失業率は脅威的だったと思います・・

こうして考えるたびに日本に生まれたことには感謝です。あとは個人次第か。

2018年10月の読書ログ

月初のルーティーンは前月読んだ本達の記録とメモ、これを淡々と。読めていない月もこの記録時に分かります。

7月から新たに貪り読み始めた垣谷美雨さんの過去著作も未読はあと数冊を残すのみ。このリセット、人生をやり直すタイムトラベルなんですが、名作SFのリプレイを彷彿させますが、そこはやはり安定の垣谷ワールド、これで過去10作品を読了です。

最近没頭したことは何でしょうか。仕事以外では、こないだプレイしたPS4のデトロイトかなぁ。ご機嫌で日々をすごすことの大事さをとくのは・・・斎藤先生の新書とも完全に一致。

上機嫌、不機嫌、ここ最近の自分の重要テーマです、いかに機嫌よく生きるか。逆に言えば、家長であり(一応)、管理職である自分が不機嫌になるのは罪であるという自覚。

姫野カオルコさん著作読みの2作目。まだ他作品をどんどん読もうというほどはのめってきてませんが、読み始めるとさすが読ませますね。。(ただ、やたら長い・・・そして独特の台詞回しには癖あり)次は直木賞の受賞作品 昭和の犬を読んでみます。


柚木麻子さんの著作もパトロール中。中高一貫教育の女子校の世界は先日ののの花通信にも一部繋がるところありますが(→ののはな通信)本作は、いじめる側、いじめられる側の心理描写が興味深い。ゆがんだ自己意識のきしみは姫野カオルコさんの先月の本にもつうじるなぁ、、とか、アラフォーのおっさんが何を熱心に読んでいるんだという話ですけど。

自らの現実世界を彷彿させるように組織の歯車として生きる江戸の武士の世界や、警察小説も面白いですけど、こうして全く勘所のない世界をチラ見する読書体験は捨てがたい。

→ヤマザキマリさん研究では、漫画エッセーばかりだったので、文字の著作は2冊だけカウントです。

最後は椎名先生の安定のエッセーで脱力。気がつけば我らがシーナ先生も74歳というお歳に。そりゃ僕も歳をとるはずです。

高校生、大学生ぐらいからあやしい探検隊の活躍に胸を熱くしてきた長年の読者の一人としては、膨大にあるシーナ先生の著作をどこまで読み切れているのかも、もはやわかりませんが最新刊から少し遡って追いかけ直してみたりもしようかと思います。(ナマコのからえばりシリーズの最新、最終?エッセーをまずはkindleでポチリ)

2018年の着地は150冊ぐらいになりそうです。(大分と少なめ)

■ 132冊(2018年)