やり抜く力 GRIT

遅ればせながらKindleで読みました。書かれてることは至極当たり前な気がしますが、シンプルだということはそれだけ真理に近いということなのかもしれません。

■ 成功するためには「才能」よりも「やり抜く力(GRIT)」が重要

■ やり抜く力とは、情熱と粘り強さ

なんとなく精神論、根性論的にもパッと聞こえますが、努力することの価値を科学的アプローチで証明しようとしたのは面白い試み。

なお、念のため、才能が不要という訳ではなく、才能があるだけでは成功する訳ではない、才能のみならず情熱や粘り強さが成功のためには必要不可欠である、と本書は言っています。(考え方によっては、才能がある人に対する成功指南書?)

やり抜く力は伸ばすことが出来る・・というのは朗報というか、嬉しいメッセージです。但し、成功の定義というものは各自立ち止まって考える必要がある気もします。(いわゆるアメリカンドリームは別に普遍的な価値観ではないと思うので)

成功というものが、自分なりの目標を達成することとおけば、誰にでも成功は訪れるものだと思いますし、そこに至る過程は幸せに通じる気がします。

この本を読んで素晴らしい!と礼賛する必要はありませんが、なんだ当たり前のことを・・と読み捨てるのも勿体ない気がします。

自分のバケットリスト(→俺のバケツ)では「■ 2. なぜ生きるのか?ではなく、どう生きるのか?に意識を向ける。」という点に関わってくるように感じました。

やり抜く力を継続する力と捉えるならば、ブログ毎日更新の習慣も来年10月には丸10年。かなりしつこく続けていることの一つです。