最近の濫読

マッキから一体何を基準に本を選んでいるのか問われたのですが、基本はカツマ本やホンダ本のお勧め本買い、アマゾンでの連鎖買い、本屋での勢い買いが中心、ビジネスや娯楽小説だけに偏らず、なるべく歴史や哲学なども織り交ぜつつですが・・

確かに脈絡ない (さらに不審でもある)

元産業再生機構COOの富山和彦さんの著作、その厳しい眼差しに見つめられるような作品。「会社は頭から腐り、現場から再生する」・・真剣勝負の中でこそ経営者は育つのだと。

早ければ早い方がいいんでしょうね、そんな経営に携わる経験を積むのは。(部下が1人もいない状態からまずは脱出が先決ですが) そんな現実の中で、何を学ぶべきか。

第1刷は1976年、既に第74刷の大ベストセラー。時代は変われど、知的生活を送るアプローチに王道なし。

人は歴史から学ばなくてはいけない。負けるべくして負けた日本軍の敗因を分析、同じ過ちは繰り返されてないか。

オバマ新大統領は一体何をチェンジするのか。アメリカという国は果たしてどこに向かおうとしているのか。

一方で、日本の中の「アメリカ」に対する受容と反発をどう捉えるか。暴力のアメリカが世界の中で突出し、消費のアメリカがこければ世界経済は大混乱する時代。

「ファスト風土」が貧困と肥満を生み出している。

まさに、「下流は太る」格差社会に世は突入しているのである。そうか、わが減量生活(=脱肥満活動)とは、階級闘争だったのか。。・・・などと、お手軽に新書を読みながら、ぼんやり色々考え事するの大好き。

52/200冊