暴風雨の中で房総まで遠征したのですが、ちゃんとお土産もゲット。勿論、海の幸。

キロ2千円の立派なハマグリは酒蒸しにいたしました。実はキロ4千円のさらに巨大なハマグリもありましたが、そちらは断念。

1ハイ700円の大きなヤリイカはアイヌネギと一緒に墨炒めに。そして、娘をびっくりさせた大きなカンパチのアラは煮つけに。

妻が目玉の周りを食べようと箸をつけたところ、娘が「おさかなー」っと抗議の叫び。でも、頬の肉や、唇の周りを与えると喜んで食べだしました。(魚食いの血か)
親の勝手な思いとしては、箸使いが上手とか、文字が上手とかも、ありますが、魚を食べるのが上手な子に育って欲しいものだと思います。

■ BEFORE

■ AFTER
そのためにも美味しい魚をGETしてきて、美味しく調理。
昨年11月に引き続いての、韓国行き。「何か食べたいものはありますか?」と聞かれて「別に・・」とは答えないことをモットーとする私。
「カンジャンケジャン、チュセヨ」と即答。

(君はどうしてそんなに美味しいんだい?)
韓国ではご飯泥棒なんてお洒落な愛称もあるそうです、カンジャンケジャン。時間泥棒はモモで、おしゃれ泥棒はヘプバーン。 ・・・・たしかに、ご飯おかわりーーー!!!

こちらは、カニのタン。サムゲタンのタンと一緒ですね、辛さにご飯がますます進む。鍋と言えばチゲかと思ったのですが、チゲ、タン、そしてチョンゴルと微妙に呼び分けされてます。
限られた食事機会の中で、テンジャンチゲやスンドゥブチゲ、冷麺にサムゲタンと必食ノルマ多数。韓国出張は、仕事は勿論、食事についても入念な段取りが必要です。

(ラストはサムゲタンで疲れた胃腸を癒す)
日本でもすっかりおなじみの韓国の味。美味しい店は東京にも沢山あると思いますが、やはり本場で食べるのは格別。
羽田を発つこと空路で3時間、陸路で1時間弱。ホテルに荷物をおいて、カウンターで一息つけたのは21時過ぎ。
でも、近いものですね、ソウル。実家に帰るのと総時間ではそう変わらない程度。

本日、夜の時間はフリーだったので、熟考のすえマッコリ・バーへ。ネットで宿から近い醸造所直送のマッコリ専門店を選択。
■ 自喜香
まずは自喜香ライト(8度)をオーダー・・・・さすがに香りよく美味い!韓国伝統酒界を代表する巨匠の作品だそうです。

(ニラチヂミをつまみにしつつ、チビチビ・・もといゴクゴクと)
その後プレミアム(12度)を試し、清酒(日本酒のように透明なもの)など数杯試しつつ、最後は再び自喜香ライトで〆。 結局このライトだけで1リットル飲みました。。
通常の市販マッコリは10日間ほどで作られアルコール度数も6度程度に調整されているのですが、こちらは90日間の長期熟成でアルコール度数も高め、手間がかかっているとお店のお姉さん。

(日本に短期で語学勉強にきたことがあるそうで、結構日本語達者)
洗練されたマッコリの味に、いつものドロドロな状態とは一味違うソウルナイトを満喫。結局たくさん飲んでしまうのは、一人でも、皆さんと一緒でも変わらずですけど。
今回のシンガポールを総括すると、バクテーにはじまりバクテーで終えた旅。正確に言うと、1食目の朝食と9食目の晩ご飯。
これは・・・・ンマイ!


バクテーは漢字では肉骨茶と書きます。
スペアリブの薬膳スープ煮という感じなんですが、滋養たっぷりなお味。港湾労働者にも人気なメニューとYさんに伺いました。
確かにニンニクもたっぷり入っていて、いかにも朝から力が沸いてきそう。バクテースープの素をお土産に買ったので、我が家で再現して妻にも食べてもらおう。
こうして適度にこ汚いお店でローカルフード食べていると、ビバ・アジア!な気持ちに。
お寿司屋さんで出た突き出しの磯ツブの煮付けが美味しかったんです。でも、いい大人なんで、食べない人の余りをもらうのもどうかと悩む。

週末に、磯ツブさんと魚屋で再会。(この量で一山400円)
これで誰の目も気にせず心置きなく酒のつまみにできる!と即買いして煮付けに。そういえば、昔、ツブの内臓を沢山食べると酔うという話があったなぁ・・・
と、完食してから思い出す。
そもそもお酒飲んで酔っている場合は、2倍酔うのだろうか。。。という訳で後日調べてみました。
酔うというのは、唾液腺のテトラミンという毒による食中毒だそうです。眩暈や脱力感に襲われる・・・って、それは悪い酔い方ですね。
ただし、テトラミンの含有量が多いのは北海道や東北で生息するエゾバイ科の貝達。日本中のツブが対象かと思っておりました、道産子。(衛生公害研究所のレポートによると)
今回のような磯ツブなんかはテトラミンの含有量が少ないので問題なさそう。やはり酔うのはお酒だけで!
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。