「No Food No Life !!」カテゴリーアーカイブ

ロブスターからの手紙

家族でクリスマス食材の買い出しに。

Hマート、ホールフーズ、サムズの三軒で300ドルも使ってしまいました、おほほ。

Hマートの魚屋の水槽前でいつものように長女が騒ぐ。

「この大きいカニかエビ、飼いたいから買って!」と。

亡くなったら食べるからね、と予め断って購入。

クリスマスぐらい小さな夢かなってもいいですよね。(そこに便乗する父)


(セール中で3パウンドで21ドル、立派なものです)


(すっかり弱っていたので我が家到着後早々にご臨終)

さて、ここからはあっしの出番です。

すでにネットで「ロブスターの茹で方」を複数、仔細にチェック済みです。


(お湯に塩多めで20分で茹で上がり)


(逆関節を決めて解体、アチチ)


(一応、ご対面。全然怖がらないなぁ。)

夕食前に風呂に入った娘が、ロブスターから手紙が来たとのたまう。

なんでも、「お水飲ませてくれてありがとうね」って書いてあったのだとか。

最後に少しだけ自由な気分を味わってくれたかな。(水道水ですいません)

そういえば、ロブスターを氷の上に乗せて売るのは彼らへの虐待だと、

ローマの魚屋さんが動物愛護家に訴えられたという記事を最近読みました。

今回のケースはどうなんだろう。

一応、ホームステイは試みたわけだから、かわいがれているかなぁ。



(ちゃんとだいたい3人前ありました、これが1人分)

肝心の味ですが、少々タラバガニ的な大味感はあるものの鮮度も良いのでGOOD。

わさび醤油やマヨネーズでかなり楽しめました。


(思わずエビ味噌の濃厚な味に日本酒出動)


(さらにマヨネーズで和えたところに焼き海苔出動)

最後は回転寿司のエビマヨ軍艦か、コンビニのエビマヨおにぎり的な方向に。

いやぁ、大満足です。

それにしても、(脳内で)手紙まで来たという仲良しぶりなわりには、

あっさり「がにちゃん、美味しいね」とロブスターをほおばる長女・・・強いな。

(4年前より随分と成長したものです→対決イセエビ)

という訳で、今年のクリスマスイブ食材はロブスターでした。

日本酒在庫がたっぷり

一時帰国の機会を活用して、約80キロの荷物を運搬。

行きの重量を考えても、うち50キロは日本からの土産や食料類。


(四合瓶も三本を輸入)

一升瓶で頂いた焼酎などは一部東京で飲ませて頂き、そのまま実家保管に。

やはり一升瓶は首の部分が輸送時に折れる可能性が高いので。

以前からのストック合わせ、冷蔵庫内に日本酒四合瓶が6本も冷えている状態に・・

うっとり。。。。(それ以外に地酒ワンカップも6本ほど)

これで良い年末年始を迎えることが出来そうです。(単純)

もちろん、ディズニークルーズにも1、2本は持参予定。

ミッキーとまずは一献・・なわけないか。

F料理長のフルコース

帰省4日目は、待望のEpicureにて家族ディナー。
久々のF料理長フルコースです。(前回は、、最後の晩餐@東京)

(広尾の一等地にお店を構えられています、2014年4月オープン)

F料理長に出会ったのは2008年12月@銀座らんぷ。それ以来、夫婦で追っかけ続けて早7年目。昨年念願のオーナーシェフとなられ、活躍の幅をますます広げられています。

低糖質料理ビジネスや、現在取り組まれているユダヤ教徒向けのコーシャなど、視野広く精力的に動かれている近況を伺うことが出来、ファンとして嬉しい限り。

(本来は定休日だったのに、OPEN頂くとは、、感謝)
それでは、久々のフルコース絵巻。


(蟹味噌的な、、洋風ですが日本酒でもいける)


(この白子ソテーにずきゅーんと胃袋を撃ち抜かれた歴史的逸品)


(なんと、ブリカマのようなフレンチ、バルサミコソース。センスありすぎ)


(道産子が蝦夷鹿を共食い)

こうして和のテイストも取り入れながら、カロリーも軽やかに織りなすフレンチ。いや、フレンチというかF料理長の世界観を表すフルコース。

たくさん頂いている割に全く翌日にももたれずで、最近の研究成果を感じます。近くにいたら毎月のように定期訪問出来るのになぁ。

(実は誕生日当日で、41歳になりました)

(プレゼントまで頂いてしまい恐縮)

サービスのMさんの素敵な笑顔は変わらず、さらに新加入の仕事人風のSさん、ここにHシェフまで加わってくるとは、チームEpicureますます凄いことになりそう。

(F料理長を家族で囲んで)

F料理長、本日もご馳走様でした!暫くは遠くからご活躍の様子を見守らせて頂きたいと思います。(帰省の折には勿論お邪魔します)

<(新たに)F料理長フルコース@Epicure>
・2014年4月 →オープン2日目
・2014年4月 →渡米前日の最後の晩餐
・2015年11月 →一時帰国バースデー(本日)
(お店情報)

食欲は時差をこえる

時差ぼけの症状のひとつに食欲不振というものがあるそうですがどうやら我が家の辞書にはそのような文字はないようで・・

(ウェルカムディナーは妻のご実家にて)

長旅の疲れもなんのその、きっちり鳴るのは腹の虫。

(お向かいのT様より頂く絶品本マグロ達)

(ママお得意のちらし、今回も期待に応え登場)

しっかり時差は感じており、すぐに眠くなりますし朝3時に目が覚めたりしますが、それでも鳴るのも腹の虫。

(ママお手製の朝食、卵かけご飯に涙)

到着翌日は曾孫娘達に早く会いたくてたまらないお祖母様との昼食。先ほど朝食食べたばかりですが、これだけ美味しいそうなものが並ぶと止まらぬ箸。

(次女も食べるわ、食べるわ)

(こちらの小料理屋、いずれ夜に再訪したいです)

懐石風の昼食コースなんですがどうみても酒の肴。昼だしな・・というパパの意向に反しまずはビール、ついつい冷酒にも手が。

(次女からすると叔父さんです)

(あぁ、栗ご飯様)

時差には間違いなく身体が反応しているのですが(妻は時差も感じないようですが)少なくとも食欲には全く影響が出ませんでした。

毎晩21時、22時には食後に寝てしまうという健康週間の始まりです。(何も手伝わないので妻の不興を買いまくり)

ストリップ小屋@NY

ニューヨークでの土曜日の夕べ。

五番街をこえ、上司が迷いなく足を向けたのは「Strip House」。

・・おかしいな、晩御飯のはずだったのだけどその前に一杯やるのかしら、

ストリップ小屋で。。。


(きらめくネオン・・)


(と思ったら普通にラグジュアリーなレストラン)

どうやら、ストリップとは、ストリップロイン(サーロイン)のことでした。

これまた、ストリップ小屋とは・・大いに勘違い!

つい数秒までストリップ小屋に一緒に入るつもりだったとはお首にも出さず。

さすがいい店ですね、、、と落ちついた風で動揺を隠す私。(あー、驚いた)


(ポーターハウスとリブアイを切り分けてもらいました)

グラスワインがいいお値段なので、ボトルにしようとするものの、

一番安いカベルネの赤が65ドル、次が95ドルぐらいで、基本は三桁から。

やむをえず最安値のナパの65ドルを頼んでみたところ、ソムリエ氏からは

それより絶対良いからとサンテミリオン75ドルのカウンター提案。(確かに◯)


(綺麗な切り分け技術ですなぁ)

反時計周りに、フィレ、サーロイン、リブアイ(脂少なめ)、リブアイ(脂max)。

やはりサッパリとした方から順に頂きました。

前菜1品サラダ1品、ステーキ2品の付け合わせ2品を3人でシェアのエコ布陣ですが

すっかりお腹一杯になって、お一人様150ドルはやはりマンハッタン価格。

せっかく日本から米国出張ともなれば、お付き合いするしかありません。

僕自身は全くニューヨークで肉食べる理由はありませんが。

クリスマスに向け早くも装飾が施されたショーウインドゥを眺めながら

いよいよ家族で迎える2回目の年末に思いを馳せるのでした。