「No Food No Life !!」カテゴリーアーカイブ

アラフォーの自炊飯・続々

続々・・とくると、三匹が斬る!と反応してしまうのは世代でしょうか。単身4週目も変わらず自炊生活続いております。

IMG_8040

(ベイビーブロッコリーを試し買いして豚バラと)

IMG_8173

(こちらはレタスと牛薄切り肉炒め)

そう、牛肉も豚肉もどちらもすき焼きの会の余り肉です。当日に来れなくなったメンバーがいたので結構肉が余りました。(→家飲み42宴目〜すき焼きと一升瓶

余りといえば・・

IMG_8038

(お弁当の基本の型は塩鯖焼き弁当と決めたものの・・)

IMG_8170

(余ったアンチョビクリームパスタ)

IMG_8206

(余ったバーモントカレー甘口)

週末のおもてなし食堂であまった料理はタッパにいれて即日冷凍し、翌週にお弁当として食べるという技?を編み出しました。これは楽チンです。(最初から狙って少しパスタなどは多く作るのはありかも)(→家飲み43宴目〜ラムチョップとカレー

歓送迎会やゲスト来訪などで外食が続き野菜不足を感じたら意識的にメニュー変更。

IMG_8199

(ロメインレタスのシーザーサラダばけつ盛り)

IMG_8213

(緑のミッキーマウス、真ん中は麻婆豆腐的な感じ)

自分が自炊生活しているから自ずと話題になるのですが、40代ぐらいになると驚くほど高レベルの自炊派と、ほぼ何もやらない派(できない派)に分かれます。当たり前のように味噌汁作るか人がいる一方で、徹頭徹尾インスタント食品、せいぜいご飯を炊くぐらいとか。

IMG_8207

料理をしないと決めた方は、時間が勿体ないと考える効率派の方の場合もおりますが、多くはそれほど食べるものに頓着しない方が多い気もします。(すみません)

やはり本質的に食いしん坊な方は、外食しない場合でも、美味しいものを何かしら自ら追求されるのではないかと。皆さん敢えて口にしませんが、結構料理する(できる)人が多いなぁというのが正直な感想です。(僕のようには敢えて口外しないですが)

まずは食材調達

始まりました2ヶ月限定の米国単身生活。

気持ちは8週間のブートキャンプということで、生活の様々な部分を見直しすることを目標に立てていますが(→8週間ブートキャンプの始動)全てをパーフェクトに達成できるとは思っていません。少しでも小さな成果を積み重ねられればと思っています。

そんな中の目標の一つが「自炊」。

自炊自体は料理好きの自分にとってはなんてこともない目標なので、今回は自分に追加の条件を課してます。お題は断捨離と節約、そして時短。冷凍庫と乾物在庫を中心とするSTOCK品の健全消費を推進します。まずは冷凍庫品から着手。冷凍食材をお題にしての平日の献立づくりをあまり時間かけずに。

IMG_7869

(Hマートで食材調達、これで70ドル)

この2ヶ月は白米に胚芽玄米を混ぜてみようかと思います。あとは昼のお弁当の主食は塩鯖焼きで。最近、魚焼き機を安価にて譲って頂いて以来、完全に鯖の虜となっています。

IMG_7874

(この美しいフォルム)

IMG_7875

(簡単且つ抜群な焼き上がり)

今週4日はこの冷蔵庫内の食材をやり繰りして3食何とか組み立てていく。そんなゲーム感覚で節約も進めたいと思います。この2ヶ月のドルキャッシュ創出(節約)が、年末のディズニークルーズに向けての払い込みの頼みの綱です。

冷凍品についてはほぼ庫内を把握。ラインナップが脳内に記録されました。次週末あたりには乾物系の現在の在庫と各々の賞味期限を総ざらいしなくては。こちらは主たる食材とはならない補助食材が中心なので(出しの素なども含めて)、消費の難易度が上がりそう。

ロングアイランドで筋子手巻き〜NAGASHIMA

前々週のNY出張で、自分の中ではロングアイランドの和食で一押しのNAGASHIMAを再訪。2016年はこれで3度目なので良いペース。

<バックナンバー>
→NYで海鮮ちらし〜NAGASHIMA
→ロングアイランドで和食〜NAGASHIMA

この日もいつもと同じく「TAISHO OMAKASE !」の一択なんですが、同僚3人だったので初カウンター、そしてOMAKASEといいつつも〆は海鮮ちらしではなく、寿司を希望。

まずはワカメのサラダやエイヒレなどちょっとした前菜からスタートして次に飛び出してきたのが、、

IMG_7466

(マグロ中トロ炙り、旨し、そして贅沢)

IMG_7467

(美しい刺し盛り)

見事な魚介系の二連発。この日一緒だった同僚の一人はNO生魚PLEASEだったので、刺し盛りのところでは普通に肉焼売みたいなものが代わりに出て彼は美味しく頂いておりました。もう一人は刺身を楽しみましたが、ぼたん海老が自分を見つめている!と海老を僕にくれました。全部美味しそうに脳内画像変換される日本人のDNA恐るべし。

その後はめくるめく寿司カウンタータイム&日本酒チビリ。

IMG_7470

(大将の地元、宮城の勝山、こちらは純米吟醸)

勝山とは仙台伊達家御用蔵の勝山酒造のお酒。HPを拝見しても海外展開を視野に入れマーケティングを進めているのだなとすぐわかる美しい酒造りの画像と英語対応に良いこだわりを感じます。(→勝山酒造

IMG_7471

(まさかの筋子手巻き、嬉しいサプライズ)

宮城出身の大将と「北の生まれだとやっぱり鮭の魚卵といえば筋子ですよね!」と大いに盛り上がりました。

たまたま前週に大将が日本に一時帰国された際に調達した筋子をご相伴。自家製の醤油イクラも勿論道産子の家庭の味なんですが、あの塩分強めな筋子をちょっとずつ千切って炊きたてのご飯をかっこむ醍醐味が忘れられません。(さらに冷えたおにぎりの具が筋子でも美味しい)

IMG_7472

(そして意外なマグロ納豆手巻き)

カウンターに並んだ常連さんから、よかったらどうぞと回って来ました。ここはBARか!?(あちらのお客様からです・・的な)

会話のはしばしから相当な日本食通だなぁと感心しておりましたが、まさか納豆の味までしっかり押さえているとは、おそるべし。(イタリア系米国人の有名なドラッグレーサーさんでした)

ロングアイランドのこの場所にお店を構えられて30年弱の歴史あるNAGASHIMA、本日もとっても美味しく頂きました。NY出張も、マンハッタン泊ではなく、ロングアイランド泊の場合は再訪必至です。(毎晩でも可)

テキーラとメスカル

メスカルってご存知ですか?

あぁ、あのベルサイユのバラの・・って、それはオスカル!では、あのあらいぐまの・・というボケは誰も期待していないと思うので流すとして、メスカルとはテキーラと同じくリュウゼツランより作られる蒸留酒のこと。

IMG_7230

つい最近まで知らなかったのですが、僕らがよく知るテキーラとは、特定のリュウゼツラン品種(アガベ)を使い、メキシコのハリスコ州とその周辺という特定の地域で作られたお酒だけを指す言葉だったのでした。いわゆるシャンパーニュとスパークリングワインの関係と同じですね。

メキシコ出張の際に「前回自分土産にした高めのテキーラが美味しかったので、また買って帰ろうと思います」とメキシコシティで働く方と話をしたら、是非メスカルも試して!とのアドバイス。オフィス近くの酒屋を覗いてみました。

(以下画像は空港の免税品店のものですが)

IMG_7204

(前回購入したのはこの馬蹄型のテキーラの最上級品)

気が付いたのが・・・え、安い!ということ。どのブランドの最上級品も40ドル程度。ところが免税店で買う場合は60ドル前後。いくら免税でも元値が高かったら意味がないよ、、、トホホ。

IMG_7205

(一見安く見えますが、市内の酒屋はもっと安い)

店員のお姉さんにオススメのテキーラとメスカル、どちらもボトルで40ドル程度のそのブランドでの最上級品を選んで頂きました。割れないように厳重にくるんで預け荷物とします。

テキーラというと一気に飲んでは酔いが回るという、あまり味わいを楽しんだ記憶がないお酒の一つですが(自分の場合)、これがなかなかどうして・・美味しいものは実に美味しい。常温で香りと味わいを楽しみながら飲めるお酒だということを、この歳になってようやく知りました。

ちゃんとアガベ100%で作られ、よく寝かせたテキーラはじっくりチビチビと飲む価値があります。ショットグラスで罰ゲームに一気なんて勿体ない。これはウォッカやジン、ラムにも共通しますね。

駆け出しの利き酒師としては日本酒が恋しくはなりますが、郷に入れば・・で色々開拓してみたいと思います。(そういえば米国バーボン研究も、エントリーレベルを3本購入したところで止まってました→バーボンはじめました

メキシコシティ出張グルメ

メキシコの首都メキシコシティに出張で訪問する機会がありましたので、出張中の食事をメモ。

IMG_7178

これはスープ専門店的なお店での昼食。巨大なとうもろこしが沢山入っているので腹持ちがよい感じ。肉から出しをとった素朴なトマトスープに思い思いにキャベツ、オニオン、ラディッシュ、唐辛子などを投入して自分の好みの味に。

IMG_7189

こちらは海鮮専門のタコス店での昼食。白身魚のフライやエビをトルティーヤの上に、そこにサルサや野菜をお好みでどっさり乗せて巻いて・・って、多すぎて巻けないので、少し食べてから巻いて食べます。うん、これは文句なしに美味しい。そして安い。

IMG_7188

炉端焼きっぽい日本食レストランで食べて飲んで〆のラーメン。メキシコシティには5千人ほど日本人がいるという話もあり日本食のレベルはヒューストンのはるか上。それでいて値段は高すぎずで、近隣では、NY、LAに次ぐ日本食天国では?との羨望が。

そして最終日、アラフォー男二人でまさかのフレンチビストロ。メキシコでまさかのフレンチ。(少々画像悪くご容赦を)

IMG_7193

(オープンエアーの開放的な店構え)

IMG_7199

(かなり照明を落としたおしゃれな佇まい)

さすがにビールから始めるのもフレンチに悪いであろうと食前酒から。そしてメニューに目を落とすと見事にスペイン語一択。想像出来る部分もあるものの、辞書を起動してもお手上げなものも多数、ムムム。

難儀していると隣の品のよいカナダ人の老夫婦が助け舟を。なんとスペイン語が結構わかるとかでメニューを上からざっと英語で解説してくれました。(お店のスタッフはほぼ英語対応できずだったので)

IMG_7195

(前菜にゆず風味の白身魚のカルパッチョ)

IMG_7196

(キノコ数種のリゾット)

IMG_7197

(舌平目のソテー的な、このソースが絶品)

最近、こうした繊細な料理を頂く機会がなかったので(アメリカ生活一色なので)思わず唸ってしまいました。これは美味しい・・そして丁寧な仕事。メキシコ産の白ワインをグラスで頂きながらペロリ。

Maximo Bistrot (→ラテンアメリカTOP 50掲載記事
Tonalá 133, Cuauhtemoc, Roma, 06700 Mexico City

その権威と精度のほどはわかりませんが、ラテンアメリカTOP50レストランという記事のランキングにも記載されておりました。こうした人気店で言葉が通じずともOpen Tableで簡単に予約が取れるのは嬉しいですね。(頻繁に当地を訪れている同行した彼が以前から狙っており、予約可能な2週間前にすかさず押さえたのだとか。便乗できてラッキーです。)

昼は伝統的なメキシカン、夜は日本食居酒屋にフレンチビストロと文句のつけようがないバラエティとクオリティ。あと少々必要なのは自分のスペイン語力だと実感。

5月にも出張予定があるので、サバイバル用スペイン語、今一度身につけてみようかしら。(過去何度かさわりだけは)

ウナ、セルベッサ、プルファボール!(だけではやはり足りないので、これ大事だけど)