「オススメ本、漫画、映画」カテゴリーアーカイブ

採用基準

2013年、読むべき本にまた一冊出会えました。

採用基準/ダイヤモンド社
¥1,575
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副題の「地頭より、論理的思考力より大切なもの」・・って、リーダーシップだよね、というお話。まさに同感です。

丁度、全12回のリーダー養成塾なる研修で人格改造を試みており、自分には旬なテーマ。リーダーシップは誰にでも必要で、身に付けるべきものと考えるところからスタート。

しかし、コラムの「保守的な大企業で劣化する人」は耳が痛い。まさに自分がまんま、だと思います。 (劣化する前が実際に優れていたかは、とりあえず置いといて)

仕事のスピードや成果へのこだわり、ヒエラルキーにとらわれず自己主張すること、柔軟にゼロから思考する姿勢、どれも既に自信ありません。

でも、ここで人生ギブアップは出来ないので、どれだけ現在の環境の中であがけるのか。今の手持ちの中でましな部分をかき集めて、生き延びるか。

それにしても、「そんじゃーね!」と終わらないのには違和感が。

間違いなく、巷の噂どおり、カリスマブロガーちきりんさんの中の人に違いありませんよね。コアなファンは騙せませんよ。

でも、全く違和感なく受け止めています。 (やっぱりね、という感じで)

■ 18冊 (2013年)

菜の花の沖

2013年、最初に手にとった小説はこれ。

菜の花の沖〈1〉 (文春文庫)/文藝春秋
¥660
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江戸時代後期に淡路の貧農の家に生まれ苦労をしながら、海の男として身を立てて、ついには蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人となる高田屋嘉兵衛。

ゴローニン事件のくだりで教科書でお目にかかった遠い記憶がありますが、それ以上の前知識無し。いま1巻目を読み終わったところで、すぐにも2巻目に手が伸びるところを押さえ、家の掃除。

理不尽とも思える江戸の階級社会、地方の農村の暮らしの息苦しさ、貧しさの悲しさに胸をつかれ、我が身の幸せに安堵すると共に、これがつい200年ほど前の日本であることに考えさせられる。

自分のひいおじいさんは金沢の生まれで、銭屋という回船問屋に仕える船乗りだったそうです。それが隣の村の富農の長女と駆け落ちして樺太に渡ったのが道産子の我家のルーツ。

若き日のひいじいさんも、嘉兵衛のように水夫として船に乗り込み航海を覚えていったんだろうなと想像。社会や世間に抗い(結果、駆け落ち)、夢をもって渡った新天地で何を思ったのか。

きっと1日1日を生きることに必死だったのだろうと思いつつ、我が身を振り返る。なにげなく生きない、毎日を大切に生きる、忘れがちだからこそ繰り返したい。

2013年はインプットだけではなく、ブログへのアウトプットも意識できればと思います。ライフログなんで、まずは記録すること、そしてそこに自分らしさを加える事。

最近、らしさ、とか、ならでは、って一体ナンなんだろうという話題が職場で飛び交ってますので。

■ 1冊 (2013年)

孤独のグルメ

最近うれしかったこと。孤独のグルメseason2 が放映開始したこと。

孤独のグルメ DVD-BOX/ポニーキャニオン
¥11,970
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毎週のささやかな楽しみが増えました。きっと原作の久住さんの感性が響くんですよね、妙に自分のツボにはまります。

花のズボラ飯/秋田書店
¥945
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最近はまったこちらの漫画も、原作者は久住さんだったことを後で気付きました。エッセイも出されていたので、思わず著者大人買い。

ひとり家飲み通い呑み/日本文芸社
¥1,260
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野武士のグルメ/晋遊舎
¥1,050
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想定どおり、ちょっとくだらなく、でも癖になる美味しさ。こんな文章が書けるといいなぁ。

■ 144冊 (2012年)   *さすがに漫画は数えませんよん

獣の奏者

2012年に読んだ小説のNo.1、半年残しつつも決定。文庫版が手元に揃うのを待って満を持して読み始めました。

あぁ、至福の数日間。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)/講談社
¥660
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獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)/講談社
¥730
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獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)/講談社
¥790
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獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)/講談社
¥760
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「守り人」シリーズも素晴らしいけど、込められたメッセージ性はこちらが上かなぁ。とりあえず、ごちゃごちゃ書く前に一言だけ・・・「読んで」。

「・・・・それから四日、母は生きた。」
背筋が痺れました。

ひさしぶりに物語りというものの凄みを見せられた経験となりました。

■ 125冊 (2012年)

マンガもまた良し

我が家から漫画が蔵書対象として外されてから久しいですが、最近再び購入しています。しばらくするとBOOK OFFに売られる運命ですが。

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)/小学館
¥440
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以前の住まいでは近所のTSUTAYAが貸し漫画なる神機能を有していたのですが、現在は無し。家族を置いて漫画喫茶にこもる時間もありませんので、ついつい大人買い。

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)/エンターブレイン
¥714
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きのう何食べた?(6) (モーニング KC)/講談社
¥600
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漫画肯定派ではありますが、さすがに通勤電車で週刊漫画はもう読めないなぁ。娯楽小説読んでいるのとどう違うんだ?と言われればそれまでなんですけど。

なにかの境界線が自分には出来ているようです。出張時の新幹線の車中、飛行機の中では週刊漫画も一応解禁されます。

帰りだけですが。

好漢達の革命物語

とうとう手を出してしまいました。本来は平行して何冊か読むタイプなんですが、最近はすっかりこの世界にどっぷりと。

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)/北方 謙三
¥630
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全19冊という圧倒的なボリュームと、未だ踏み出していなかった北方ワールドだったのですが驚くほどすんなりと世界に入っていけました。

緻密な人物描写や背景設定を、過去に読んだ何種類かの水滸伝の上に上書き。もう北方水滸が脳内で正史?になる勢いです。

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)/北方 謙三
¥630
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水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)/北方 謙三

¥630
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水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)/北方 謙三
¥630
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水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)/北方 謙三
¥630
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壮絶な青面獣楊志の散りざまに涙しつつ、ここが帰宅ラッシュの満員電車であることを思い出す。あと14冊も物語が続くなんて幸せ!! (さらに楊令伝なる続刊があるようで。。。)

志あふれる漢(おとこ)たちの革命物語。かなりお勧めです、まだ全巻読み終わってませんけど。

■ 65冊 (2012年)

図書館戦争

GWに出会った有川浩さんの代表シリーズを一気読み。やはり自らのモチベーションさえあればいくらでも読書時間などひねりだせますね。(これを勉学に応用したいところなのですが、、、)

正直、「ベタ甘」と呼ばれる恋愛的なくだりではもどかしさに身もだえてるお年頃じゃないなと思いつつ存分に世界を堪能させて頂きました。(ジャンル的にはSF小説でもあります)

図書館戦争シリーズ 文庫 全6巻 完結セット (角川文庫)/有川 浩
¥4,122
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シリーズ累計で125万部とは凄い人気、アニメ、漫画、映画とマルチメディア展開もしっかり。10万部も売れればベストセラーのビジネス書とは大違い。

シアター! (メディアワークス文庫)/有川 浩
¥641
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これで既読13冊、未読作品は10冊弱ですがハードカバーばかりなので、あとは少しずついきます。それにしてもまだまだ見逃している面白い作家さんがいるんだろうなぁと思うとワクワクです。

■ 60冊 (2012年)

そこにストーリーがあるか

GWの時間を利用して久しぶりに一冊精読。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business …/楠木 建
¥2,940
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最近周りで1冊のノートを大事に長く使って読書メモをつけているという話を2つ続けて聞いて一念発起。今までその手のメモはあちこちに散逸していたので、今度こそと新たに一冊購入。

Do, or do not. There is no try.

ワクワクするような競争戦略のストーリーの数々をじっくりと読み込ませて頂きました。我が組織や人生に置き換えつつ、考えつつ。

抽象化と具体化を往復する事で物事の本質は見えてくる・・・なるほど。ベストプラクティスを疑い、背後にどのような論理が隠れているかを考える癖をつけるには。

良い競争戦略は良い筋立てのストーリーがあり、その起点となるのはコンセプト。脳のあちこちが刺激される良いビジネス書でした。

■ 53冊 (2012年)

美味礼賛

MUST BUYな一冊に出会いました。
これだから、読書はやめられません。

美味礼讃 (文春文庫)/海老沢 泰久
¥740
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辻調理師学校の創始者であり、日本に本当のフランス料理を紹介した辻静雄氏の半生を描く伝記小説。食いしん坊の僕だからというわけではなく、その凄みに背筋が震えました。

まさに自らの命を削って向き合うその真摯な姿、うまい料理が毎日食べれて素敵だねーとかいいそうな輩に読ませてやりたい。 いや、3日3晩フレンチのフルコース漬けにしてやりたい。
(自分には無理)

とりあえず読み終えて、妻に一言。
「フレンチ、食べに行こう」と。

プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術/俣野 成敏
¥1,575
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2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)/神田 昌典
¥882
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あまりアタマに何も残らず通り過ぎてゆく。自らのアンテナの感度の問題もあるけど、そんなときはサラサラ流す事でOK。

この読書で絶対何かを得なくては・・・と考えるのも面倒、というか欲張り。少なくとも、仕事帰りの電車で活字を手に取っている自分を褒めたい。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義/ティナ・シーリグ
¥1,470
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20歳といわず、37歳でも遅くないよね、きっと。

■ 40冊 (2012年)

桜宮サーガ

今まで手を出さずに見送ってきた海堂尊ワールド、とうとう開けちゃいました、扉。もう風邪療養の為に寝ているのか、まとまった読書の為に寝ているのか分からない状況に。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)/海堂 尊
¥500
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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)/海堂 尊
¥500
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まさにメディカルエンターテイメントな世界。医龍みたいな筋立てをなんとなく想像していたから驚きました。

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)/海堂 尊
¥500
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ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)/海堂 尊
¥500
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個性際立つ登場人物達が動くしゃべる、本当に小気味よい。

色々と重いテーマもかかげながらも、あくまで軽やかにスピード感ある展開。

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)/海堂 尊
¥500
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ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)/海堂 尊
¥500
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著者は現役のお医者様、それも超速筆だというから、凄い人っているもんなんだなぁと感嘆。小説を書く側にはとてもまわれないとつくづく思います。

ブラックペアン1988/海堂 尊
¥1,680
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そして、伊坂幸太郎作品にも通じるクロスオーバー的な手法。異なる作品間を同じ登場人物達が同じ世界観をもちながら登場してくるという上手さ。

病院がある桜宮市から、桜宮サーガとも呼ばれているそうです。ある意味、どれもこれもシリーズとそのスピンオフみたいなものだから見逃せません。

そんな著者の術中に思い通りはまって、あっという間に7冊読んじゃいました。妻は、「ちっ、またカイドウか・・」と目の敵にしていますが、これはカッパエビセンです。

いやはや。昔、リーマンダンサーズ仲間のF君がナース合コンでもネタに使えると言っていましたが、確かに大学病院の世界ってそんな感じなのかなぁと想像させる緻密な描写。

こうしてみると、警察小説も、病院小説も、銀行小説もみんな同じ匂いがする。人が集まるところに組織があり、組織あるところにはドラマがおきる、という感じで。

続く作品群も既に10冊ほど集めましたが、あまり本ばかり読みふけっているとうちの将軍(ジェネラル)にしばかれそうですので、週末はほどほどに。

■ 175/200冊