半月ほど前の観劇を備忘メモ。ウェストエンドでの観劇第二弾は赤い風車こと、ムーラン・ルージュでした。
正直、有名な映画版にはそこまで私は心を動かされなかったのですが、米国シカゴからの客人であり観劇部の部長が絶対これ!と仰せだったので随行してきました。結果、面白かった!
(開演前から劇場内はキャバレーの蠱惑的な雰囲気)
ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーばりの演者達が繰り広げる華やかな舞台に目が釘付けに。前回レミゼは50ポンドに絞って3階のグランドサークルで遠かったので、今回は100ポンドをはたいて1階から観劇。とってもよく見えました。(やっぱりどうせ行くなら1階か、、)
ウェストエンドでは2021年秋からのスタートだったそうですが、2020年のトニー賞ということは・・コロナに翻弄された日々であったことを想像します。
ジュークボックスミュージカルの最高傑作!という評価もあるようで、とにかくノリが良く、耳慣れた楽曲達がこれでもかと出てくるザッツショータイムな楽しい作品、と感じました。
カンカンダンス、いいわぁ。(深みゼロの感想、すみません)
そして平原綾香サティーンと、芳雄さんのクリスチャンを観たかった〜と思ってしまうのは、帝国劇場にしつけられた証か。
妻娘達が到着前に手配していた一つが、子供用オイスターカードの準備。正式名称は、Zip Oyster photocardです。
ロンドン市交通局のサイトから簡単に申し込めます。(→アカウントの作成が必須です)これにて13歳の長女は、割り引かれた子供料金で、10歳の次女はなんと無料で、地下鉄などに乗れます。そしてどちらもバスは無料に。家族でのロンドン市内移動には、子供用オイスターカードは必須です。
大人料金がえらく高く感じるロンドンの公共交通機関ですが、子供料金は意外にも良心的な設定ですね。
ちなみに日々の私の通勤には6〜から9.5ポンド(おそらくエリアの1日上限金額)程度の交通費がかかっています。約2千円弱ですから感覚的には通勤費が2倍となった気持ちです。
二階建てバスからの眺めが良いので、市内観光に最適なルートを確認してみて、ただただバスに揺られてみる休日の動きも、今後研究してみたいと思います。
地下鉄構内のミュージカル広告も色々あって、眺めるだけで楽しくなってきます。なかなか心と財布に余裕がなくて観劇活動にも動けておりませんが、通勤するだけで刺激を受けるのもロンドンならではかも。(ウェストエンドを毎日通過して通勤とは)
マイラー活動の一環として、ANAで25万マイルを貯めて家族の日本一時帰国実現を目標として設定してみました。(→新たな目標はANAで25万マイル)
2024年4月時点で完全に0マイルからスタートして、自身の渡航時のマイル(ビジネス片道)、日本発行のANAカードでのマイル獲得で早々に5万マイル。
ここに自分のエコノミー往復の出迎えマイルが加わって6万5千マイル、さらに家族渡航分はファミリーマイル強制徴収が発動し合計で9万2千マイルに。出足は好調です。
時期的には、駐在5年目となる2028年(3年目の2026年夏はエコノミーでの一時帰国費用が補助される)がターゲット。丸4年もあれば、なんとか残り16万マイルをANAで積み上げられないか。
自費でエコノミー帰国しただけで35万円。4人がマイルで帰国出来れば150万円弱の家計の支出抑制となりますので、よく知恵を巡らせていかなくては。(航空券が高くなりすぎです)
欧州域内でスターアライアンス系の航空会社に乗ってANAにマイルを寄せてもミジンコみたいなマイルしか貯まりませんので、やはり頼みの綱は日本のANAカード利用と思います。(旅行などの大きな出費にうまく日本のANAカードを充てる作戦)
円安ポンド高といいつつ、円も最近はやや円高に振れていますので円払いカードの行使のタイミングは一定見定めつつ。
あとはブロンズ聖闘士としてBAをどう頑張るかの二面作戦です。
■ ANAマイル 9.2万マイル
■ Unitedマイル 15万マイル
妻娘達がロンドンに安着し、現実時間では早くも半月が過ぎました。安着とか家族帯同って、社内用語な気がします。
妻娘達にとっては行きの飛行機、自分にとっては帰りの飛行機では、妻と娘達は人生初のビジネスシートを堪能頂きました。(自分はエコノミーからプラスにプチアップグレードして随行)
米国から日本に帰国した5年前にもビジネスシートを選ぶことは会社の規定で出来たのですが、あの時はエコノミーにしてもらったのでした。だって、普段はエコノミーで家族旅行や一時帰国するので、ビジネスを知る必要はないか・・と当時は思いまして。
今回は、ま、いいか、と。
早速到着初日の晩ごはんから、これまで一人で黙々と作って食べていた焼き肉や焼き野菜、サラダなんかを味わって貰いました。これからは1人じゃなくて、4人分の食事を作ることが日常に。
暮らしのコストは4倍、でも日々の楽しみも4倍、いや、それ以上に出来るように、皆で英国ロンドン郊外の生活を楽しんでいきたいと思います。
「YOUは何しに日本へ?」の類の番組を観ていると多くのインバウンド観光客の皆さんの楽しみが、美味しい日本食を楽しむことです。自分も3ヶ月でも日本を離れると、その気持ち分かる〜。
天せいろ、サイコ〜。家族4人で食事して1万円、50ポンドとかあり得ないし、、と突然脳内はポンド換算に。
引越作業の合間に吉野家の牛丼大盛り。5ポンドあり得ないし。
予約でいっぱいの人気のお寿司屋さんのカウンターで思いっきりお寿司頂いて、日本酒もしっかり飲んで、1人あたり1万5千円って完全にあり得ないし!(パパママ、ご馳走様でした!)
食事のためだけに日本に訪れても、1週間も滞在すれば元が取れる気がしました。そりゃ、食べるのが好きな方にはパラダイス。
6月の訪日外国人数は過去最高の300万人を超えたそうですが、まだまだ来そうな気がしました。(我々が一時帰国しづらくなるのは困りますが、景気のプラス材料にはなって欲しいもの)
これから数年、日本を離れて応援です。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。