40

☆☆☆☆☆

「人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が・・・」(本書より)

40歳とは非情な年齢なのかもしれない。もう自分に対しては過剰な夢も希望ももたなくなる年齢。

でも、かなうはずもない夢や希望が苦しめる人生もある・・何やら凄い気付きをうけました。本当に自分が望んでいる夢や希望とは何なのか、借り物ではなくて。

自分にとって、余計な荷物を全部捨てた時に人生に残るものは何なのだろうか。

→2010年の優先順位を再読

23年引き籠っていた40歳が外に出る話を読むだけでも、手に取る価値あります。さすがのストーリーテーラー・・石田衣良先生、ベタでも大好き。

56/200冊