「No Food No Life !!」カテゴリーアーカイブ

やっぱり家ごはん

さて、帰国後の(といってもわずか1週間ばかりの出張ですが・・)神聖な食事。熟考の上、今回選択したのはこちら。

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世界に誇る、日本の卵かけごはん(TKG)

聞いた話ですが、世界中で生卵を喜んでペロリと食べるのは日本人と蛇だけとか。確かに半熟玉子はあっても、完全に生卵を食べさせる料理はちょっと思いつきません。(稀にあるようですが)

炊き立てのご飯に卵が絡み、優しい味をピリッとしめる醤油のうまみ。別に他の国の人に分からなくてもかまいません。

そして、1週間ぶりのダンスレッスンの後は、最近お気に入りの御徒町にてお買い物して帰宅。

「めさん!食材買ってきたから、あとよろしく!!」

という訳で、靴を磨いたり、スーツにアイロンをかけたりしている間に晩御飯の準備が進みます。

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素晴らしきかな日本の食卓!!手前から、つぶ貝と白ミル貝の刺身(これが凄く美味しかった)。貝の肝をバター炒めしたものとゲソ焼き。自家製イカの塩辛や、ホヤの塩辛などの珍味。

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やっぱり冬は鍋!メインの具材はカジカ(1匹500円を2尾)を選んだのですが、これはもうバカウマ。いつでも美味なタラの白子と共に美味しく頂きました。

温かくした部屋で冷たいビールを飲んで、熱い日本酒の熱燗を飲んで、、月並みですが・・・やっぱり、家ごはんが最高!(専属料理人付き生活は続く・・但しこの料理人は後片付けしません)

丼ラバー

2008年、最初が肝心です。

「僕、残業嫌いなんですよね~」 という雰囲気を昨年比20%増しで周囲に発散。19時ぐらいにはサクリと会社を脱出して、帰宅。

荷物を置いて、サッと着替え、腰を下ろさぬうちに向かいのベローチェへ移動。受験勉強をする高校生や、資格勉強をする社会人に混ざって、至福の読書・思索タイム・・という思い描いていたサイクルが回りはじめました、まだ2日間だけですが。

21時40分にはPCと本を閉じて、閉店直前のOKストアにて夕食の食材を物色して自炊というパターン。

夜の炭水化物は控えたいところなのですが・・・最近、丼モノが美味しくて、美味しくて。

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吉野家より5倍ぐらい美味しい豚丼。しょうがとにんにくを通常比2倍ぐらい投下。

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我ながら、ほっぺたが落ちそうなぐらい美味しいイカのぽくぽく煮丼。甘辛い味と濃厚な肝のコクが絶品。

あ、ちゃんと野菜も摂取していますよ。今日のサラダは、レタス、白セロリ、香菜、タコで。朝は野菜ジュースを、昼はヨーグルトをプラス。

なんだかんだ、3食しっかり食べてます。・・・・だから、痩せないのか。

カムジャタン

定期的に食べたくなる一つが韓国料理、その中でも冬に恋しくなるのが鍋系。最近のブームは、こちらカムジャタン。

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カムジャタンとは、豚の骨の中でもしっぽと背骨を長時間ぐつぐつ煮込んだスープをベースに粉唐辛子とゴマ、ニンニクでピリッと辛みのあるコクスープを作り、それにネギやエゴマの葉、ぶつ切りのジャガイモ(韓国語でカムジャ)を入れて煮た鍋のこと。

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骨の周りの肉って、どうしてこんなに美味しいんでしょうね~。さらに、この材料費の原価って、、極めて安い気が、、

マッコリもすすみます。

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〆はおじやなんですが、ここも韓国風。たっぷりのネギに、たっぷりの韓国ノリ。ごま油の風味、焦がした感じが石焼系です。

最近はあちこちでカムジャタンも食べれるようになったみたいです。

→松屋(新大久保の老舗)

 

■ 韓国系鍋、個人的ランキング

No.1 コプチャンジョンゴル(ホルモン鍋)
No.2 コッケタン(ワタリガニの鍋)
No.3 カムジャタン
No.4 キムチチゲ
No.5 ブテチゲ

すきしゃぶ会

すきしゃぶ会・・・それは、簡単に説明すると・・「すき焼き肉でしゃぶしゃぶを食べたら美味いことを確認する会」(ながっ!)です。

本日は最高級の山形牛が登場。チラリとしか写っておりませんが・100グラム1600円のお肉なんて・・・それも3キロも・・幸せ。

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乾杯は、O先輩が欧州からハンドキャリーしてきたモエのピンク2本。皆さん(僕含め)ガブガブ飲み干してますが、これって2000年のビンテージ品ですよね。

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しゃぶしゃぶのコツは沸騰しすぎないお湯の中を、厚みのあるすき焼き肉を泳がせて、、、肉が火傷しない温度で、脂肪が溶けだしたタイミングを見計らって・・・パクリ。。

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う、うまいぞーー(味皇風)

付け合せも、O先輩が関西方面の実家の畑から引っこ抜いて空輸してきた、ピンピンの水菜や、辛味がきいた緑大根が脇を固めます。

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シャンパンの後は、新亀のにごり酒を頂きます。微発泡で癖がなくて軽やかな味。これは、和製シャンパンだ!(決して僕がシャンパングラス下げるのを面倒くさがっている訳じゃありません)

さらに、最後にはすきやき肉をすき焼きで頂く、、(普通ですが)

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肉が焼けるところに割り下をかける今半風で。そういえばO先輩の部下のスタッフの方を以前今半で歓待した遠い記憶が。。(→Yokoso !! Japan 欧州編

ところで、本日初めて当家に迎え入れたO先輩が呼んだ女性のお客様2人。全く自己紹介もなしに飲み始めた会には、さぞ面食らった事でしょう。チャキチャキの江戸っ子のSさんに、インド帰りのTさん。

いやー何が驚いたって、初対面のはずのお二人がなんとまぁ・・・・え、T先生!? Sさんなの~!?って、2人は塾の先生(当時大学生)と生徒(当時小学生)の間柄。

世の中狭すぎです!

「先生から海外の話を聞いたのが、私が海外に飛び出したきっかけなんです。」「いやー、実は私はその時まだ海外行ってなかったんだけど。」

・・小学生に影響与えすぎ!

気が付けば楽しい宴も1時過ぎ。でも、本日の飲み会会場は・・自宅! お客様を玄関で見送った5分後に就寝したのは秘密です。

田左久〜絶品の鮟鱇鍋

英国から一時帰国中のO先輩に引き連れられ、鮟鱇鍋を食べに浅草へ。

すっぽん料理も有名みたいなんですが、毎回すっぽんは次回と言って、鮟鱇鍋を予約。はやる気持ちをグッと落ち着けて、まずは、乾杯!

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かわはぎの刺身。

サッとゆでた肝が溶かれた醤油が信じられないぐらい美味しい逸品です。さらに、タコの刺身、桜肉(馬刺し)などつつきつつ・・・

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こちらのお店の名物、あご酒を。これは、鮟鱇のアゴの部分を干したものを焼いて、熱燗に投入したもの。フグなんかのひれ酒のアゴ版です。もうコレが何と言っても最高! 

あごは自家製で、3年ぐらい干して乾燥させるのだとか。貴重品です。ヒレ酒に比べて、関節部分が入るせいか旨みが濃厚。

そして、、おまちかね、、、

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鮟鱇鍋様のおなーりー。

裏ごしした鮟鱇の肝が大量に溶け込んだ超濃厚な白味噌仕立ての鍋。どうやって作っているのでしょう!?このスープが魔性の味なんです。え、さっぱり上品じゃない!? いいんです、この味が。

初めてこのお店にO先輩に連れて来て頂いたのは、もう8年前? 時間がたつのは早いものですが、変わらず最高の味です。

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そんな最高の残り汁に鮟鱇の旨みが溶け出して・・・身も心も温まるおじや。何て凄い仕事っぷり・・・。

お店の外観ははっきり言いましてボロッちいです(中も?)当然、メニューなんてありゃしません(多分) 全部、時価!? そして、最高の食材だけにお値段もなかなか高いです(1人1万円はします)。

でも、おやじさん、おかみさん、娘さんらがとっても家族的な温かさをふりまいてます。大事な人を誘って一緒に美味しいものを満喫したい時のとっておきのお店にしたいなぁ。

自分の中では、美味しんぼ系の店として貴重な一店です。よし、この冬の間にまた行くぞ!

「田佐久」
銀座線「田原町」駅下車
浅草食通街
東京都台東区浅草1丁目14-2
03-3841-3143