「米国で美味しかったもの」カテゴリーアーカイブ

タイショウオマカセ〜ロングアイランドNAGASHIMA

NYロングアイランドの和食の老舗NAGASHIMAを今年初の訪店。なんと前回から数えて10ヶ月ぶりとなってしまいました。最近はマンハッタンSTAYが多いしなぁ。。

<NAGASHIMAバックナンバー時系列順>
→NYで海鮮ちらし
→ロングアイランドで和食
→ロングアイランドで筋子手巻き
→NAGASHIMAと書いてロングアイランドと解く

確実に4回以上訪れているとは思いますが、記録になっているのはこれだけ。近所にあればめちゃめちゃ通うのに・・・

(このディスプレイは少々いけてませんが・・)

本日は米人同僚と新たに着任した後輩を引率。カウンターに陣取りましてキラーオーダーワードを引き継ぎます。

「タイショウオマカセ」

あとは何にも言葉がいらないのですからシンプルなことこのうえなし。

(カラダが喜ぶ野菜系から)

(自家製の鯖のみりん干しが美味!)

(まさに口福、という言葉が相応しいかと・・)

(ご飯は小盛りにて定番の海鮮ちらしを)

料理はもちろん、大将のマコトさんと食材や日本酒の話をご一緒するのもまたご馳走です。この距離感で料理を作る方と楽しめる機会って米国ではなかなかないですからね。

大将、今回もご馳走さまでした!

NYのおすすめステーキハウスまとめ

久しぶりのNYステーキハウス詣では老舗のSPARKSへ。今回は定番のサーロインもラムチョップも焼き加減ばっちりで美味しく、ちょっと脳内ランキング見直しの必要を感じました。

(ラムチョップを半分に分けてもらい、人数分をカバー)

ちょっと記憶の整理を兼ね現在のNYステーキハウス、絶賛私的ランキングを整理。

■ 1位→ベンジャミン

ドライエイジングビーフをしっかり焼き上げるNYスタイル。ピータルーガーで修行されたお二人が立ち上げた同店を私的一位に。

■ 2位→ピータルーガー本店

言わずと知れた老舗。沢山の人材をステーキハウス界に排出していることも興味深いです。ロングアイランド店よりブルックリン本店の方が雰囲気が良い気がします。

■ 3位→キーンズ

こちらもピータルーガーと並ぶ老舗ですが、肉の焼き方の流派は明らかに異なります。人気はポーターハウス。前菜も結構変化があります。

■ 4位→ピータールーガー支店

本店と分ける必要はないかもしれませんが、リーズナブルで定期的に通いたいホームのステーキハウスとして推し。

■ 5位→キャピタルグリル

全米チェーンと侮るなかれ、これがなかなかどうして期待を裏切らない安定のクオリティ。

■ 6位→ストリップハウス

5番街を渡りながら「次ストリップ行きましょう」という一言を発したいがだけにキープ。お店の立地も内装もオシャレ。

■ 7位→スパークス

定番のサーロインが本日食べた時のように上手に焼けてくるのであれば5位ぐらいに入ってきてもいい実力ありなんですが、これまでの3回の訪問では少々質にムラを感じています。

その他では、ポーターハウス、ウォルフギャング、BLTプライム、クラブAなどの名前をランキングでは目にしますがまだ未調査。あと3店舗ぐらい訪問すれば、絶対訪れたいNYステーキハウストップ10・・とかの記事が仕上がるかも?(それは調査する母集団が少なすぎますが。。)

NYで隠れ家和食〜MIFUNE New York

普段NYでミッドタウン界隈をうろうろしている割には、こちらのお店のオープン情報は完全に見逃しており、 初めての訪問。

■ MIFUNE New York (→公式HP

やっぱりMIFUNEといえば三船敏郎なんでしょうねぇといいながら訪れましたが、あとで調べると確かにその通りでした。2017年7月オープンの新しいお店。(→東京レストランツファクトリーという会社の運営

(これは、、かっちょいい内装・・・)

半個室に区切られた地下の席へ案内頂きました、これは隠れ家風。さすがNYはなんでも揃っているわぃ・・とテンション上がるヒューストンからの田舎者。

本日は私にはメニュー選択権なく、ただただ感謝をもって付き従うのみ。これがオススメですよとCHEF’S TASTING MENU with Sake Pairingをグループでオーダー。コースに併せた日本酒付き!(ワインでも同額で可能)

メインと締めのご飯ものが選択可能。これが悩みます。メインは、和州牛に、ラムチョップ、鴨胸肉に宮崎和牛。ご飯ものが蟹とイクラの炊き込みか牛しぐれ煮だなんて、迷う〜。

日本酒が出る。

そして料理が出る・・基本はこの繰り返し。

(鯵と青リンゴ、ポン酢、ディルソース)

(蒸し牡蠣、牛テールスープ、骨髄、ポロネギのムース)

(赤海老の炙り、キャビア)

(鮟鱇鍋・・・可愛い!)

(鴨の胸肉、ブラックペッパーソース)

(蟹とイクラの炊き込みご飯)

(本日のデザート)

メニュー構成はとても独創的で楽しめました。フランスでミシュランの1つ星を獲得したSolaの若きオーナーシェフ、吉武広樹氏がメニューデザイナーをつとめる・・とありました。

料理もお酒もよかったからこそ・・サービスが惜しかったんだよなぁ、、、と次回に期待です。

オースティンで焼き鳥と寿司〜Fukumoto

テキサス州都のオースティンで初めて家族で食べる晩御飯。お店の選定は行きしなに妻に任せていたところ、ここはどう?と。

■ Fukumoto  Sushi & Yakitori Izakaya(→公式HP

HPを見る限りこじゃれた内装、Yelpでの評価コメントも多いし、なにしろヒューストンでは機会のない焼き鳥と聞けば行くしかありません。予約が事前に出来なかったので開店17時早々に訪店。

(思ったよりも大きな店舗!)

(お湯をかけるとニョキニョキ生えてくるおしぼり)

どうやら日本人店員は見当たらず(オーナーシェフのみ)、米人店員による米人向けな日本食、しかしメニュー見るとよくありがちなフュージョン系でもなくバランスとれた良い感じ。

(本日のオススメがある店はいい店であるという持論)

(肉味噌だいこん、ホッとします)

(海老コンボという天婦羅)

 

(そして焼き鳥!!)

家族でネギマ、砂肝、ハツ、つくね・・と定番の焼き鳥達を美味しく頂きました。希少部位はなかったけど、それでも大満足。

(次女は唐揚げの山に大興奮)

ビールをはじめは頂いていたのですが、たまらず日本酒をグラスでオーダー・・・

確かに獺祭50にしては安いと思いましたが、この大きめのおちょこ一杯で9ドルはちょっとキツイ。全体に日本酒高め。。

(細巻きがしっかり美味しい!)

鉄火巻きにネギトロ、トロタクなど、しっかりとした味です。オーナーシェフのKazさんはもともと寿司職人だったとHPで紹介されていたなぁ、そういえば。

ガッツリ食べて飲んで、ちびっこ2人連れなのに240ドルなり。

最後に妻が子連れでオーナーシェフのもとに「美味しかったです、ごちそうさま〜!」と伝えにいくととても良い反応頂いたとか。確かに繁盛してたけど日本人客は見当たらなかったですし。

普段ヒューストンでは和食を食べに外出することは殆どないので、しっかり充電出来ました。これはダラスに続き(→ダラスで和食〜Sushi Sake)和食レベルに差がある気も・・・・(単純に近所だと財布の紐が締まっているだけかもしれませんが)

NYで〆ラーメン〜TSUSHIMA

なんでも揃うNYマンハッタン(ただしお金を払えば)。

当然ヒューストンには見当たらない和食居酒屋もピンキリで選択肢がありますが、便利なミッドタウン44th St, 2&3 avで日曜日も空いていて重宝するのがこちら。

■ 対馬(→公式HP

対馬と聞くと長崎県の島がまず思い浮かびますが、こちらはどうやら青森県は津軽がルーツのご様子。

入って右には素敵なSUSHI BAR、左手にはSAKE BARがあり、奥はテーブル席、座敷も多数備える大きなお店。

本日のおすすめ的な日替わり料理の一品が多くて飽きないのもよいところです。これまで〆にお寿司の巻物を頂くことが多かったのですが、今回の訪問ではいずれも珍しくラーメンで〆。

一番人気の梅塩ラーメン。

こちらは冷やし納豆ぶっかけラーメン。

普段はそれほどの麺食いではありませんが、久しぶりのさっぱり系ラーメンは優しい味が胃に染み渡りました。冬のNYはひたすら寒いので53rdあたりまで二軒目や〆を求め北上する必要がなくなるのも大変助かります。

新規開拓の気持ちは忘れず、定番も大事に。

「米国で美味しかったもの」カテゴリも、来年には100まで到達出来るでしょうか。