(食事前、食事中の方はあらかじめご遠慮ください)
(・・・いや、本当に)
さて、前回、タイ料理の魅力を語った続きなんですが、翌日。そもそも辛いモノ好きなんですが、滅法、胃腸弱めな自分。
さらに、いつの頃からか牛乳を消化する酵素が無くなった中年ボディ。そんなことを忘れ、ついついコンラッドの朝食を堪能。えぇ、カフェにどぼどぼとミルクを投入したり、さらにヨーグルト類なども味見しつつ。
勿論、昨晩に蓄積した香辛料が胃腸をチクチクする中で。バンコクから北に向かうこと3時間の行程。車が走り出して1時間もしないうちに、やってきたんですノックの音が、それも急速に。
「・・・すみませんが最寄りのトイレがある場所で可及的速やかに休憩を・・・」
「OK NO PROBLEM! NEXT GAS STATIONでね。」
・・・ガソリンスタンド、全然無いし。。。というような地獄の時間はさておきまして、問題はその後。
(トイレがこんなに美しく見えたのは久しぶりでした。。実際、とっても清潔で綺麗)
えも言われぬ至福の瞬間を過ごして、我に返る訳ですが、、、はて?おおぉっと、こ、これは、そうだったのか。
神よ・・違う、紙だ。
動転していて気がつかなかった訳ですが、これは確かに水洗トイレ。なにが水洗って、お尻を水で洗う・・・・自分の手で。しかし、この状況で、水と手をどういう順番で使えばはたして正解なのか。(悩むほど過体重に悩む太ももの筋肉はプルプルしてくるし)
結局、手桶をもちつつ、もう片方の手に水をまぶして慎重に水洗作業に入った訳ですが・・NO~、思わず利き手の右手使っちゃいました。
確か・・インドでは左手を不浄の手としてお尻磨き専用に使っていたはず。。このまま自分の場合は右手を不浄として生きるのか、、、しかしそれでは日々の運用が。。
結局、左手にバトンタッチして、めでたく両手が不浄の手に。ザブザブと手桶でセルフ水先便所、女神様のご加護を信じ綺麗に流しまくって退室。
ヒンドゥやイスラム、さらには仏教でも不浄とされる左手。その宗教的文化的背景はさておいて、ついさっき自分のお尻を水洗した左手では握手しないよなと納得。
そんなことも百聞は一見に如かず的な体験だと思ったのでした。(僕がその日は右も左も使ってしまい、でも、その後に挨拶するときに握手したことはさておきまして)
これで妻が手をつないでくれなくなったら・・・シザーハンズ的だ。(by ジョニー・デブ)
あまりにも懐かしかったんで、つい、コメントを
俺もインドでは常に左手で拭いてたからね(笑)
すっかり不浄の手だわ
郷に入っては郷に従え
人生を楽しむ行動原理だね~
長くインドにいっていたから、相当期間は不浄だったなぁ、きっと! 綺麗な新居に住んでしまったら、もうインドに戻れない夫婦になってしまったのではないの!?
うーん、確かに、いま左手でケツをふけといわれれば若干、抵抗があるなぁ。
でも、追い詰められればイケるよ(笑)
ちなみに、妻は左手を使ったことはないと思う。いや、追求したことはないけどね。
今となっては授業中に話すネタの一つ。ある学年では「黄金の左手を持つ男」として話題をさらったこともあるのだ。
まぁ、ロクな教師では無いわな(笑)
生徒達も「黄金を毎度握り締めていた左手」で撫で回されるのはきっといやだろうなぁ(笑)
しかし、夫婦でも左手については禁句なのね。