先日、夜の会食でしっかりお酒を飲む近未来が予見されたのでUberで出勤したことがありました。この時の運転手さんとの会話がとてもテンポがよくて面白かったんです。
どんな仕事をしているんだ、ヒューストンに来てどれだけになるんだ・・なんて会話はよくある展開なんですが、そこから話は日本食から寿司に及び、なぜかクジラの話に。
クジラ、食べたことあるのか?という彼に問いに、当たり前だぜベイベー的に返すと、それは他の米人の前では言っちゃいかんぞと本気のアドバイス(ちなみに彼はベネズエラ出身の移民)。
しかし、なんて野蛮な行為なんだ、あんな賢い生き物を。。という彼の反応に待ってましたとばかりに食いつく私。そもそも一体どこの誰が太平洋の鯨を取り尽くす勢いで鎖国していた当時の日本に開国を迫ったのか(捕鯨の補給基地にするために)。
だいたいクジラの全ての種類が絶滅に瀕している訳ではないというのはデータが物語っているはず。(昔から日本が捕鯨していたミンククジラとかは増えていると聞く)
そんな話から、足元のオイル&ガス業界の話までさまざまな方向に会話がはずんだ朝の30分間。(彼は油価下落の不況時にレイオフされたオフショア技術者。でも再び就職をトライしているそうな・・・)
こんな中身の濃い会話ができるなら13ドルにチップを付けても安いもの。毎朝Uberで通勤する際に英会話力を磨くという作戦もあるかもしれない・・と感じました。やっぱり場数ですから。