イラク・ディナールの思い出

無事にフィリピン出張より帰国いたしました。1週間の旅を共にしたスーツケースの車輪をふいてやり、それぞれの出張道具達を格納。次の出番までしばし待機してもらいます。

今回は散歩用の小さなウエストポーチを忘れたのが失敗でした。次は気をつけないと。でも、この10年間で大分旅慣れたとは思います。

余ったフィリピンペソと米ドルをしまおうと思い、ついでに未整理の外貨を整理してみました。

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これって、タンス外貨預金 とでもいうのでしょうか。。

● 米国ドル    1,070

● 人民元     1,520

● フィリピンペソ 1,860

● ベトナムドン  27,000

(意外とある?)

今後使いそうな上記の通貨だけ残して、後は小額なのでまとめて空港で募金することに。カナダドル、タイバーツ、チェココルナ?、ユーロなどなどが中途半端に硬貨で残ってました。(チリ積もで5000円分ぐらいにはなるかも)

あと、この紙幣は今や存在してないと思うので、思い出用に保存。

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イラク・ディナール(サダム・フセイン版)

確か、2001年に出張していた時のレートが1ドル=1700イラク・ディナールぐらい。最高額紙幣が250ディナールだから、100ドルを交換すると約700枚近くの札束に。宿泊ホテル(国営のアルラシッドホテル)での精算は、ドルをディナールに変える必要があり、ホテル内の両替所で1000ドル=7000枚近くの最高紙幣を受け取り、紙袋にいれて運搬致しました。

7,000万円を運ぶ気分はこんな感じかな~(未体験ゾーン)

この近距離で強奪されてはかなわないと、ちょっと緊張した記憶があります。(さすがにあの国営ホテル内で強盗はでないでしょうが。。)

海外で使われずに持ち帰ってしまった外貨。日本中の家庭から集めればきっととてつもない金額になるのでは。いや、まずは身近なところで職場の人々から集めるのが手っ取り早いか。うまく募金など有効に使う手段がないものかと思います。(その後、会社で実現致しました)

吉野家インフィリピン

フィリピン出張最終日。フライト前に市内を散歩をしていると、この看板に引き寄せられました。

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海外進出日本食研究家としては試さない訳にはいきません。

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なんとも、店構えがオリエンタル。どうも、早食いや大食いのキャンペーン期間中のようです。

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「突撃!!」

(5秒後)

「う、これはいかん! 撤退!」

牛丼の具は、まぁ別に問題無しなのですが、とにかく米の炊き方がなってません。もうベチャベチャの団子状。なんじゃ、こりゃ。

炊き直し!

 

*追記*(2016年4月)
その後、吉野家は一旦フィリピンより撤退した後、2012年に再進出したそうです。今度はフィリピン人にも受け入れられ順調に店舗数を伸ばしているそうですが、ビーフラーメンやカリフォルニアロールなども提供する日本の吉野家とは似ても似つかない業態に変態している模様です。

久しぶりビジネスクラス

今回のフィリピンへの出張では行きも帰りもビジネスクラスに乗ることができました。航空券はエコノミーなのですが、ラッキーアップグレードです。(格安航空券ではなく、定価購入なので残席があれば優先的にアップグレード)

マニラまでたった4時間半ぐらいの空の旅だしエコノミーでも全然問題無しとは思うのですが、今回はやっぱりビジネスっていいなぁと実感。勝間和代さんの時間に投資という考え方にも影響されているかも。

まずは行きの成田空港、フライト2時間前についた僕の前に広がる膨大な人の海。JALエコノミーカウンターははるかかなた先です。「並んでいたらお土産買う時間ないよ・・」

長大な列に並ぶのをギブアップし、アップグレードされてますと説明してビジネスの列に。こちらはさすがに列が短かったので、余裕を持ってお土産ゲット。さくらラウンジで生ビールを飲みながらホッと一息。

カレーの匂いに誘われ上の階に移動、もぐもぐビーフカレーを食べてみます。すると、斜め前に座っていたのが会社の隣の部の先輩で、お互いビックリ。これからバンコクに向かうんだとか。

日曜の夕方に成田で会ってしまう、ちょっと切ない前泊出張サラリーマン2人。そうそう、ビジネスクラスの効用の話でした。

行きと帰りで映画を計3本。離着陸時などで日経ビジネス、日経アソシエなどの雑誌を4冊。席も広々で移動時間も十二分に活用。荷物も早く出てくるし。フライト前後の時間も短縮できるし。やはりエコノミーに比べれば時間を効率良く使いやすいなぁと。

勿論それは日々の時間を既に大事に使っているというのが大前提ですが。

今度は試しに新幹線のグリーン車に乗ってみようかな。どんな違いがあるのか体験してみたい。

だめんずの見分け方〜倉田真由美さん

世はバレンタイン・デー。

今日は夕方から楽しみにしていた講演が会社であったんです!講師は、くらたま、こと漫画家の倉田真由美さん。週刊SPAに連載している「だめんず・うぉ~か~」で有名な方です。

とっても気さくな方で、約200人の聴衆を前にして笑えて為になる?話を連発。以下、いつものとおり自分メモです。

● 典型的なだめんずの見分け方・・・

・ 外面が異常に良い男  (暴力系男の可能性)

・ 客観性のない男

・ レストランなどで威張り散らす男

● 付き合う前に「別れ」を想定する

● 男は女を見る目が本当にない

● いい人といい男は違う
  (いい人は沢山いる、いい男は希少生物)

● 自分はいつのまにか磨かれるもの(一生懸命磨くものではない)

● 迷ったら絶対にやる

● 小手先で釣れるのは、サバとかイワシとか雑魚ばっかり

「だめんず・うぉ~か~」も殆ど読んでいるぐらいの(以前は持っていた)ファンなので、倉田さん自身がマンガの中で語っている自分のエピソードも結構知っていました。

たとえば、「迷ったら絶対にやる」の思いにつながった話、当時好きだったサッカー部の先輩と初めてのデート。ホテルに誘われたけど、そのホテルの名前が「野猿」。迷った末に、初めての場所としては・・と断ったが、今になって後悔しているというエピソード。

今だったら迷わず行きますけどね!と笑い飛ばす、36歳バツイチ子持ち。マンガの自画像?見る限り、どんだけやばい人だろうと最初は思っていたが、これが意外や意外の美人さんなんですね。

瞳をキラキラさせて、朝の番組で一緒だったみのもんたはやっぱり威張っていたとか、最近好きだった彼と別れてしまった、と語る倉田さんは本当に魅力的。だめな男をひっかけてしまう癖があったとしても、間違いなくイイ女です。

講演後の慰労会にご案内するエレベーターに偶然乗り合わせたので、「大ファンなんです!」と図々しくも握手させて頂き、ますますファンになってしまいました。・・・でも、「男は女を見る目が本当にない」・・・ということは、これは騙されている!?

初ウィキッド〜ミュージカル観劇メモ

劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を初めて観て来ました!ここのところライオンキング、キャッツと続いての観劇。

2007年6月から日本公演が始まったまだまだ新しい作品。評判は聞いていたものの内容を知らず、そこまで期待していた訳ではなかったのですが・・・・大感動。

ストーリも素晴らしかったですが、圧巻はやはり主演のエルファバ役の濱田めぐみさん。第1声を聞いた瞬間に思わず・・

「あ、ナラだ」

そう、昨年のライオンキング再鑑賞以来、ことあるごとに我が家で流れているライオンキングのサントラ。オリジナルメンバーのナラ役(メスライオンのお妃)が濱田めぐみさん。全部の歌を覚えるほどの我が家ではすっかりおなじみの声なんです。

素晴らしい歌唱力と声量、何より場を支配する圧倒的な存在感。相方のグリンダもブリブリ?が最高!(本日は苫田亜沙子さん)

「オズの魔法使い」のサイドストーリーとして絶妙に練り上げられた筋立て。原話を徐々に思い出して、あ!そういうつながりだったのかと大納得。

異質なものを排除するという風潮、愚かな民衆、そしてエルファバとグリンダの友情。幾つものテーマを織り込んだ重層的なつくりは、1回だけで楽しみつくすのは難しい。

思わず帰宅後、即座に次回鑑賞の予約してしまいました!次回は7月末。それまでにオズの魔法使いの原話もおさらいしとこうかなぁ。シアターに再び足を運んでしまう四季の魔法がかかったかも!まだ観ていない方には絶対お勧めです「ウィキッド」。

入会初年度に2回行くだけでチケット代がお得になる「四季の会」・・もう既に公演4回分のチケットを買っている。。そろそろ入るかな~~。

よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。