人生の岐路となった1997年

部屋の棚を片付けていると過去の手帳の山を発見。

ここ2年ぐらいはスケジュールは野口教授の超整理手帳、メモはB5ノートとしています。自分の目標管理は基本的にはブログ。(よっぽど恥ずかしい内容じゃない限り公開中)

自分の過去の行動に目を向けその中のなにかを未来に生かすことができるならそれも良いこと。しばらくの間、1997年の手帳を見ながら自分の軌跡を振り返ってみたいと思います。

1997年・・・僕が初めて手帳をもった年。それまでは、昨日もダンス、今日もダンス、明日もダンス、予定つける必要なし。・・というのは少し冗談としても、大学5年生、初めての就職活動の時期。(ちなみに大学4年時はダンスに集中したいという謎の理由で両親を説き伏せ、自主留年)

今考えるととんでもないですね~。自分が親だったらしばいているでしょう。まぁ、そのおかげもあり、学生の夏全日本戦で団体優勝、スタンダード個人6位の結果も転がり込んできた訳ですが。

ざっと書き込まれた予定を見る限り、、4~5月の2か月はまずは就職活動。自動車OEMに始まり、損保にも惹かれ、結局、最初に内定をくれた現在の勤め先に。よくもまぁ、ミーハーに聞いたことのある会社ばかり受けたものです・・。。

面接ではダンスの話をしているだけで差別化MAX。このときばかりはマイナースポーツに感謝、感謝。内定を頂いた後は6月からアマチュアで競技ダンスを再開。(どんだけダンス好きなのか)

今は親友の奥さんでプロダンサーなM子さんから誘ってもらったんですよね。「暇してるなら一緒にラテンやらない!?」って。

学生の現役時代はラテンも出場はしてましたけどモダン中心だった訳で、毎日ラテンだけ練習する生活に正直あこがれていました。なので10月までの期間限定でラテンダンサーが誕生。。

6月から10月の北海道のオープン戦まで週5回ぐらい練習していました。というか、毎日のように練習するのは当時の習慣なのでバイト予定以外は手帳に記入されてません。。恐るべし、学生の集中的な時間投入力・・・。(暇ですし)

そして10月のオープン戦の日付に「やった4位!」という書き込みがあり競技引退。。あのジルバもどきの決勝のジャイブ、未だに恥ずかしい記憶が蘇ります。その1年前は同じ試合でべニーズワルツを踊っていたのですが。

やりたかったことは後悔せずにやればいい。そんな当たり前のことが実践できた1年でした。そして11月から年末はめちゃくちゃダンスのバイトを入れてます。1日にダブルヘッダー当たり前。でもお金が残った記憶がないので、全部飲んでいたんだろうなぁ。

毎日、午後からダンスホールでバイトして、飲んで、騒いで、、そんな暮らしを楽しんで。でも、午前中は山ほど本を読んでいました。あの時から自分は学びが足りないと自覚していた。そのつけを今返さなきゃいけなくなっているけど、でも、大事な時間でした。

自覚していなかったと思うけど今の人生につながる大事な選択を行って人生の岐路となったのが1997年。懐かしい。

メタボセミナー

職場で開催されたメタボセミナーに参加しました。

題して・・・「わかっちゃいるけどやめられない」!?
まさに・・! 

内科医、予防医学、産業医などをされている順天堂大学の准教授さんが講師。これが素晴らしく名調子、とってもエンターテイメントな先生。ご自身が書かれた漫画も交えた、笑えてためになるプレゼン資料も最高。

心に留まったフレーズをメモメモ。

● 人間は1年で500グラムぐらい太る (2万人の調査結果)    (自分の場合は大体、800グラム/年 x 10年でしょうか。。)
● 昔は、恐怖→行動→健康 で患者の行動を促そうとした
● ヒトはゆっくりせまる危機の認識は苦手である

×「このままじゃ3年後動脈硬化が起きる可能性が・・」
○「鶏インフルエンザに感染していますね」

● 体重が動く時、人生が動いている

どうにもこうにも、僕の体重計の針は下振れするどころか上振れ気味なんですが・・体重に注目するだけじゃなく、内臓脂肪の面積を100cm2より小さくすることが急務と実感。気がつけば90センチ弱まで成長しているウエストを何とかしたいと思います。。

スーパーな週末

今週末は、本当にスーパージャパンカップ(通称:スーパー)の応援漬けな<2日間>でした。

しかも、ただ見ているだけなのに・・なぜかグッタリ、凄く疲れました。おまけに会場の幕張メッセの席で、あやうくエコノミー症候群。でも、汗を光らせて皆が頑張る大熱戦でした。

成績が良かった人も、イマイチだった人も、みんな、お疲れ様です・・・って、ここまで昨年の3月のブログのコピペです。
実際、まるっきり一緒だし!

あ、でも一つ大きく違ったのは、僕がダンス再開して競技選手の端くれとして観戦できたこと。沢山の大学時代の友人、先生、後輩、知り合いが全力で踊る姿にやはり感動。

その中でも格別な思いで見守るのは、全日のレギュラー戦を団体メンバーとして一緒に戦い、そしてプロへの道を選んだ、同期2組、後輩2組。 そして、毎週とてもお世話になっている恩師のN先生カップル。

今回一番嬉しかったのは、親友のM本君組が久々のプロラテン最終予選進出。気合いの入った姿は、本当に応援のしがいがありました。かつての仲間が素晴らしい踊りを披露する中で、やっぱり自分ももっと近いところに行きたいなぁとウズウズ。

大学時代に厳しくお世話になった大先生に会って・・「こりゃ駄目だな、肩が脂肪にめり込んでる。何?お前これでダンスやってるのか!」とか、イジられたりするのも快感です。(体育会のM気質が。。)

よし、来年3月は、出場選手側に回ってスーパーに行こう。そうすれば、、出場料7,000円で、2日間観戦できる!

あなた落とす人、わたし拾う人

月末に向けて何とか帳尻を合わせようと、会社から歩いて帰宅してみました。1時間15分、7000歩ほどで帰り着ける感じです。

その帰り道、歩道橋を通過中に、黒革の名刺入れを発見。無視して通り過ぎようかとも思ったのですが、一応拾って中を検めました。

げ、名刺のみならず、免許証からキャッシュカードまでタップリ詰まってます。さぞお困りでしょうし、ここは善良な市民モード発動です。この場での最適な対応を求めて、頭脳もフル回転。

バックに流れるテーマは、ガリレオのテーマ。

まず、名刺を見て職場に電話してみます。携帯番号でもゲットできれば即解決ですので。・・・誰も出ない、、NPO法人だから残業とかしないのかなぁ。

次に免許証の住所から考えて、最寄り駅のJRか地下鉄、どちらかを利用していると推定。まずはJR駅に移動して、名刺入れを落としたという人がこの1時間以内でいなかったか確認。

こっちに来ていないということは、自分が歩いた道を探しているか、近くの交番に届出を出しているはずと考え、地下鉄駅方向に歩きながらそれらしき人を探してみます。銀行のカードを止める前に見つけてあげないと、手間が増えますからね。

そして、最寄の交番に辿り着いたら・・・ビンゴ!

肩を落としながら、警官さんの前で遺失物の書類を書き込んでいるオジサン発見。

「アベさんですね、落し物届けに来ましたよ。」

交番の警官さんはすぐに事態飲み込んで、良かったですね~と反応、しかし、肝心の当人が動転しており状況を把握できません。警官さんに「コチラの方は一体どなたですか・・?」と聞いている始末。

「単なる通りがかりのモノです。」

ようやく事態を把握頂き、遺失物の手続きをやめて、本人への直接返還という形に。

アベさん、「本当に有難うございました。お礼もせず恐縮ですが。。」(ベツニオレイシテクレテモイインダケドネ)

結局、名も名乗らず(聞かれず)、爽やかにその場を立ち去りました。20分ぐらいの寄り道になりましたが、良い事をするのはやっぱり気分が良い。警官さんに「有難うございます!」と敬礼されたのも何とも嬉しかった。

いいなぁ、下町の交番の良い警察官風で。

日本が世界に誇れるKOBAN(POLICE BOX)、是非継承していって欲しいものです。

やっぱり家ごはん

さて、帰国後の(といってもわずか1週間ばかりの出張ですが・・)神聖な食事。熟考の上、今回選択したのはこちら。

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世界に誇る、日本の卵かけごはん(TKG)

聞いた話ですが、世界中で生卵を喜んでペロリと食べるのは日本人と蛇だけとか。確かに半熟玉子はあっても、完全に生卵を食べさせる料理はちょっと思いつきません。(稀にあるようですが)

炊き立てのご飯に卵が絡み、優しい味をピリッとしめる醤油のうまみ。別に他の国の人に分からなくてもかまいません。

そして、1週間ぶりのダンスレッスンの後は、最近お気に入りの御徒町にてお買い物して帰宅。

「めさん!食材買ってきたから、あとよろしく!!」

という訳で、靴を磨いたり、スーツにアイロンをかけたりしている間に晩御飯の準備が進みます。

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素晴らしきかな日本の食卓!!手前から、つぶ貝と白ミル貝の刺身(これが凄く美味しかった)。貝の肝をバター炒めしたものとゲソ焼き。自家製イカの塩辛や、ホヤの塩辛などの珍味。

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やっぱり冬は鍋!メインの具材はカジカ(1匹500円を2尾)を選んだのですが、これはもうバカウマ。いつでも美味なタラの白子と共に美味しく頂きました。

温かくした部屋で冷たいビールを飲んで、熱い日本酒の熱燗を飲んで、、月並みですが・・・やっぱり、家ごはんが最高!(専属料理人付き生活は続く・・但しこの料理人は後片付けしません)

よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。