ロンドンでの暮らしの話。
毎月、カウンシルタックスという税金を自分が暮らす自治体に納めています。このタックスは、住んでいる住宅エリアの市場価値によって評価額が決まるそうで、この税金を財源として、教育、交通、ごみ収集などの公共サービスを地方自治体が運営しているとのこと。
となると、イギリスの住民税的なものか。
我が家の場合は、2025年度は年間で3,000ポンドほどの納税が必要です。年間で約60万円ですから、月5万円と考えると、英国の激しい物価からすれば割とリーズナブルなような。(既に感覚がおかしいかも、ですが。。)
住宅エリアの市場価値はAからHのバンドに分類され、Aが低くてHが高い中で、私の住むエリアは F。半分よりは高い方。
税額が各世帯の収入には直接関係しておらず、その住宅がある地域の評価で決まるというのは面白い仕組みと思いました。低所得者の方や、一人暮らしなどの特定の条件を満たす場合は、免除や減額の制度もあるようですが、私は特に何の対象にもならず。
住宅に基づいて課税されるのに、負担するのは住宅を所有する大家ではなく、そこに住んでいる賃借人なんだなぁとも思ったり。
英国では、不動産は取得時や売却時には税金がかかるけど、固定資産税のようなものはないのですね。(賃料の収入に対する所得税は流石にあるでしょうが)
日本に残してきた投資用不動産にかかる固定資産税からは、自分は永遠に逃れられないのになぁ、、と思いつつ。
ロンドンでの暮らしも2年目に突入。
2024年5月からの賃貸契約は1年契約でしたので、こちらを更新いたしました。更新にあたって、家賃は月額3,100ポンドが2年目は月額3,210ポンドに上昇しました。3.5%ほどのアップ。インフレする世界、これはやむなしか。
それにしても・・家賃60万円。人生最高家賃を難儀中。
人生最高に広い家(おそらく)はテキサス州ですでに満喫してしまったので、今回は家賃です。
一軒家でもなく、お隣と薄い壁で仕切られただけのいわゆるタウンハウス。3ベッドルームに小さな納戸や荷物部屋がついていて、広さはまずまずですが(おそらく120m2はあります)、何しろあちこちが古くなってきています。築60年近いので。
オフィスまで通勤に1時間かかる郊外住まい。量産型で展開するごく普通の家。これで家賃60万円か・・と、物価の大きな違いあれど、東京ではどんな家に住めるかなとつい検索してしまいます。
ロンドン市内で引っ越しをする気は毛頭ありませんので、大家さんとはそこそこにうまくやって、ご近所とも仲良く、最後までこの家で暮らしていければと思います。
ちなみにこの画像は、ChatOnに「ロンドン郊外の築60年のタウンハウス外観のイメージ画像を生成して」と頼んだら出てきたものです。雰囲気はやや近いです。(こんなに素敵な生垣はありませんが・・)
週末の趣味と、健全な家計運営のため、ロンドンでの週末料理人も弁当男子との二本立てで継続中です。レシピを参照して作るような料理ですらなく、近所で気の向くままに調達した食材で作る普段のご飯です。

豚バラ肉の細切りとポテトと合わせてカレー風味。

英国のポテトはそのまま揚げても美味しい。

鶏肉をネギと合わせて珍しく味噌鍋仕立て。

不動の定番、ラムチョップをオーブンで焼き上げです!
最近、贔屓にしていた魚屋さんが週末に店を開けていないことが気になっています。ちょっと通いが足りなかったかなぁ、、と。(私の買い物で持っている訳ではありませんが。。)
先日ご報告の牛タンは(→ロンドンで牛タンみがき)、その後も高頻度で我が家の食卓に登場したので、めでたく?累計で10本を超えました。剥くのが更に速くなったかも。
週末に作る程度の頻度だから趣味と言えるんだよなと思います。毎日毎食を誰かのために作り続けるのは大変。
2025年、独習習慣の再実装を目指して見える化アプリを導入(→独習を見える化)、週10時間の確保を目指して動き出しました。
たった週10時間なら楽勝かと思ったのですが、記録をつけ始めて分かったのは、自分の現在の学びの巡航速度はわずか週5時間程度だったという目を背けたい事実。。

(年明け5週間の実績・・散々です)
学ぶ力の基礎体力がこんなに弱っていたとは、、、。50歳になったばかりのタイミングで実態を掴めたことは幸いでした。
少しルールの見直しもかけまして、ビジネスや教養系の読書、動画試聴もカウントに含めることにしました。通勤途上の日経新聞電子版にかける時間は基本15分で区切っています。
まずは帰宅後に机に向かうことの習慣付け、週末での一定の独習時間の確保など、リズム作りから始めてみました。

結果、4月に近づいて、ようやく10時間を達成出来る週が出てきました。まずは10時間ペースを当たり前にすること。鍵は平日の隙間時間の活用です。
乱高下する株価を見守っています。(前回の定点観測)
こうした時に海外非居住者は保有している個別株の売買が出来ないのが良いかもしれません。狼狽売りも出来ませんし、利益確定も出来ません。ただ眺めるのみ・・答え合わせは数年後。
投資信託は持っていた証券口座では維持を出来なかったので全量売却済みで、今は配当金狙いの個別株をもつだけ。配当金狙いなので時価を気にしすぎる必要はないのですが、やはりこれだけ全体に市況が下がっていると少し気にはなります。
◉ 4,000万円(購入3,300万円、ピーク4,700万円)
累積での含み益はまだかろうじてキープできていますが、3月末時点では時価4,500万円でしたので、500万円相当はこの短期間で目減り中。未実現の損失ではありますけども。
2024年は、期末と中間の配当金を合わせ、初めて100万円を得ることが出来ましたが・・2025年はどうなるでしょうか。投資先各社の皆様の活躍を願います。(つい関連記事を追ってしまうというビジネス的な副次効果も)
利息がついて、インフレとなる世界、新鮮です。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。