隠蔽捜査〜おすすめ警察小説

この1週間ほど突然どハマりしています、今野敏さんの隠蔽捜査。

相場英雄さんの著作を幾つか読んで、また警察小説を久しぶりに読んでみようか、未読で面白そうな作品は・・と検索して手を伸ばしたが大御所の今野敏さん。(5年前に幾つか読んだ時は、横山秀夫さんや佐々木譲さんらを読み漁ったけど、今野敏さんには手を伸ばしておらず。ニアミス・・)

今野敏さんが描く警察小説の代表的シリーズが安積班と隠蔽捜査の二つ。警察官僚である竜崎伸也が活躍するという設定が面白そうだな、、と隠蔽捜査を。

その結果、1週間で長編6冊、スピンオフ短編集2冊を読了し、あぁ、竜崎が活躍する既刊もあと2冊しか残っていないのか、、と読み終える前から喪失感を覚えているのが今。

原理原則を大事に、自らの信念に従い、全く周囲に忖度しない竜崎の姿に、惚れ惚れとしています。自分は間違いないく伊丹のように誰かを演じ忖度を繰り返す俗人ですが(彼もキャリアの一員ですから組織の中でとても偉いのですが。。)、竜崎のようにありたい・・それだけの矜恃を持って仕事に臨みたいもの。。

既刊を読み尽くしたら、長らく自分の中で警察小説トップの位置に君臨してきた新宿鮫とのランキング交代要否を検討します。