リーマンダンサー仲間だったJ君のFBから回ってきたのでポチりと購入しGWのある日に一気読みしました。
学連出身の競技ダンサーは間違いなく心がザワつく一冊です。怖いもの見たさで是非手にとって欲しいと思います。
自分も学連で4年。その後、アマチュアでも半年、1年、3年と、10年ほど前まではポツポツと競技ダンスの世界に参加しておりましたが、どう考えても学生時代に向き合ったあの競技ダンスほど思い出深いものはありません。
単純に、良かった、楽しかった、とのお花畑な整理はいまだに出来ないですし、これからもしないと思いますが、それでもあの時があったから今の自分がある・・とは言い切れると思います。
ダメな自分、出来ない自分、格好悪い自分にとことん向き合わざるをえなかった時間があったこそ得たものがある、はず。
著者の二宮淳人さんは一橋大学ダンス部OB、それだけで勝手に身近に感じてしまいますね。既に21万部も売れているというベストセラー「最後の秘境 東京藝大」もポチり。気に入ったら、さらに他の作品にも手を出したいと思います。
二宮さん、ホラー作品も発表されていますが、学連ダンス出身者にはまさに怖い時代への扉を開ける作品でもあり、少なくともかなりビターな逸品。それだけ心に響くとも言えるかと。
二宮さんとロペスさんの出版記念対談も面白いです。