少し前の職場の懇親会がロンドン市内の日本食店で開催され、日本の居酒屋では当たり前となっている飲み放題をロンドンでも楽しむことが出来た感動をレポートします。
だって、南部美人の特別純米を飲み放題できたんですよ!もう利き酒師見習いとしては、一人、日本酒一択でした。(皆さんビールから焼酎と、思い思いに好きなお酒を飲まれていました)
あまりお金の話ばかりしてはいけませんが、、こちらのお店では南部美人の特別純米の四合瓶が通常時64ポンド、1万2千円の超高級品。普段ならチビチビといかざるをえないところを飲み放題ですからね。ボトルお代わり〜!の発声の快感。(1人当たり80ポンドで、コース料理+飲み放題、20名以上での交渉の結果)
大変に気持ちよく、1本、いやおそらく2本(8合)ほど私は飲ませて頂きました。合掌。
帰り道が複数名となることも分かっていたので、少々気が大きくなったことは翌日軽く反省。(・・万が一1人帰宅だったら絶対Uberで帰るようにします、強盗とかに遭いたくないので。。)
本当に、ごくたまにしか飲む機会がないものですから(そもそも日本酒はこちらでは高級品です)、(美味しい)日本酒を飲むのがさらに楽しくなった気もします。これは悪くないことですね。(その分、日本への将来の一時帰国が楽しみに・・)
欧州生活で、これから2ヶ月に1度ぐらいの頻度で足を運ぶことになりそうなのがチェコ、それも首都プラハから少し西に離れた第四の都市ピルゼンです。
先月初めて訪問させて頂き、ピルスナーの元祖として有名なピルスナー・ウルケル氏とご挨拶してきました。初めまして!
ピルスナーウルケルは日本でもメジャーな下面発酵のラガーという種類のビールです。私自身は大きな括りでいえば、上面発酵のエールと言われる方がどちらかといえば好きなんですが(ペールとかIPAとかバイツェンはこちら)、一杯目のビールには拘りはありません。そして元祖(アルファ?)には敬意を表さなくては。
ピルスナー・ウルケルは醸造会社が認めた注ぎ手をタップスタートしてライセンスを付与しているとか。そしてハラディンカという伝統的な注ぎ方から(一番左)、シュニットという泡が半分ぐらい入ったもの、ミルコ(ムリーコ)という泡ばかりのもの、3つの注ぎ方で味わいの違いを楽しみました。
(・・なんとなく損している気がする)
ミルコは喉越しがフワフワで面白いですが、やはり自分はいつもの感じがいいかな。あるいはタップスターの技量が求められるというシュニットを定番のスタイルにしようか。
定番のタルタルステーキ、
いかにもチェコっぽい肴達と味わうピルスナー・ウルケル。これから定期的なお付き合いとなりそうなので、どうか宜しくお願いします。
「休肝日習慣50%」を2024年も欧州で維持しつつ、利き酒師活動はビールとワインを主戦場と定め継続して参りたいと思います。
中国にお邪魔したのも15年ぶりだったので、リアル中華宴席も久しぶりの機会でした。やっぱり飲みましたよ、白酒。
基本は赤ワインでの乾杯進行。常に乾杯するのでちょっとずつしか注ぎません。そして右端の小さいのが白酒専用グラス。
この夜は四川省の白酒を飲みました。
白酒は雑穀類が主原料。この独特の香りは高粱からくるものでしょうか。小麦なども使っているようです。度数が蒸留酒の中でも高い52度ですから、これを何十回と乾杯していけば、少量の連続とはいえ・・そりゃ、がっちりと酔いますよね。
幸いに自暴自棄になってゲストを酔い潰そうという方もいなかったので、皆で楽しく酔うぐらいで2晩を過ごせて良かった。日頃よりの鍛錬の成果も多少はあるかと思います。
利き酒師的にも異文化での酒体験は貴重な機会でした。日本では自分はビールからの紹興酒が中華では通常だと思って飲んでましたが、これって中国沿岸南部の省のスタイルで、マジョリティは北部や内陸は白酒文化の方が強いようです。
そういえば先日「出世ハイボール」に再戦を挑んできたので記憶を記録に残しておきます。
そもそも「出世ハイボール」とは何か・・ですが、値段は同じで注文杯数が増えるごとにジョッキが大きくなっていく飲み方をお店側が提供しているものです。調べてみると結構色々な居酒屋に広まっている様子ですが、元祖はどこだったのでしょう?
私が初めて挑戦したのは先月の馬並み家三田本店でのこと。(→馬肉で馬力〜馬並み家三田本店)母親と弟連れての晩御飯で何やっているのか・・という話ですが。。
こちらでは、1杯目が平社員360ミリリットルからで、最後の社長はなんと1,500ミリリットルです。この日は部長で退店。
(部長でも1,000ミリリットルですから、なかなかタフ)
今月、2度目の挑戦で社長に昇進出来ました。
・・社長サイズ、もはやジョッキじゃなくてピッチャーです。
飲み終えるまでが出世ハイボールです。(遠足と同じ)
48歳、ほとんど罰ゲームの様相。
ぷはぁ〜、やりました。
この日は部下を数人お誘いしての内輪の会だったのですが、誰にも求められずに一人で杯を重ねる中年に若者は果たして何を見たのか。・・怖くて聞けません。
お酒を飲み過ぎるのはしょうがないとして(特に仕事上の付き合いで、飲むことが求められる機会では尚更)、翌朝の二日酔いは許容したくないタイプです。仕事にならん。。
そもそも二日酔いが好きな酒飲みってのもいない気がします。(懲りずに飲んでいるので学習効果は低いですが)
日々の体調管理や睡眠が重要ですし、飲み方も重要(ちゃんとお酒だけじゃなく水も併せて飲み続けているかとか、つまみも食べているかとか)。その上での薬剤サポート。薬効成分だけに頼り切ってはいけない・・と思いつつ。
自分の基本の型は、ウコンやLシステインなどを事前・事後に投与して、肝臓にしっかり働いて頂くこと。一応、援助物資は送るので全力でアセトアルデヒドの分解頑張ってね・・という戦略をこれまで取ってきてます。
先日、出張先のマツキヨで、二日酔い対策に使えそうな薬剤在庫を補充しようと思ったら、ヘパリーゼGXを強く推されたので、いつものウコンの力と共に購入してみました。早速自らの肝臓を舞台として利用して、効果を検証する治験。
(併用すると、どちらが効いているのかは分からない問題が)
ヘパリーゼGX(錠剤タイプ)、今のところ良さげな使用感。
ウコン系では琉球酒豪伝説というのも皆の人気ありますよね。せっかくなので、今後いくつかの有名どころから無名商品まで治験シリーズを進めてみようかと思います。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。