2023年7月の読書ログ。
濫読しないと決めたものの、ちょっと読む量が少ないとストレスを感じるのは自己調教の証。(→濫読しない読書戦略2023)
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7月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3291
ナイス数:113
同志少女よ、敵を撃ての感想
とても読み応えがあり、重かった。ページをめくる手が少しも早くならなかったのは、現在進行形でロシアのウクライナ侵攻という事態が進んでいるからだと思った。フィクションでいて、限りなくノンフィクション。狙撃兵や、兵種による性格の違いというものをこれまで深く考えてみたことがなかったので興味深い掘り下げが沢山あった。
読了日:07月10日 著者:逢坂 冬馬
冒険の書 AI時代のアンラーニングの感想
教育というものについて自ら問いを立てて掘り下げる過程を冒険になぞらえた良書。子供に語りかけているようで、内容は簡単ではない。能力や才能には実態はない、というくだりにはハッとさせられた。ムダや余白を受け入れ、世界に感謝の気持ちを持てるよう、十分に自分も学びほぐしながら生きていきたい。
読了日:07月11日 著者:孫 泰蔵
人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」の感想
大きな目新しさはないが、色々良いヒントが上手に編集されている。平日の帰宅後に2度目の1日を始めるほどの日々は遅れていないが、それこそ気の持ちよう、習慣の積み上げの違いで人生は変えられるような気持ちになれる。
読了日:07月12日 著者:リュ・ハンビン
涙を食べて生きた日々 摂食障害――体重28.4kgからの生還の感想
摂食障害の方が著したノンフィクション。自分にとっての「食べる」ということと、何て違う世界があるのか、苦しさを感じている人もいるのか、と考えさせられた。
読了日:07月13日 著者:道木 美晴
コンビニ人間 (文春文庫)の感想
普通って何だろうと考えさせられる。コンビニ人間のように生きることを選んでいる人は自分が思っているよりもずっと多いかも知れず、自分も場面場面では異物とならないようにそうした選択を取っているのかもしれないと考える機会となった。
読了日:07月15日 著者:村田 沙耶香
シンプルで合理的な人生設計の感想
相変わらず炸裂する橘節の嵐。あちこち頷ける主張が続きはするが、果たして自分はそんなに合理的に生きたいのかとの疑問も覚える。満足を最大化するのではなく、後悔を最小にする生き方はアリだと思う。
読了日:07月16日 著者:橘玲
超ミニマル主義の感想
モノを減らすだけじゃなく、重量そのものを減らすという視点は面白いと感じました。早速、通勤カバンの不要物を厳選したり、財布を軽くするアクションを取ってみました。NYに移住して華々しくノマド宣言されたその後の様子も伺えて嬉しく読了。
読了日:07月18日 著者:四角 大輔
投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方法の感想
書名だけで手に取らせようという感じのスカスカの一冊。この本を平積みする理由を本屋に問いたい。。脳科学者&MBAというご経歴ですが、この著書で何が言いたかったのかは不明。
読了日:07月18日 著者:上岡 正明
1日1分 蓄財王・本多静六の金言 ―価値ある人生をつくる生き方の感想
尊敬する本多静六先生の金言の数々を井上裕之さんがどう受け取ったのかと感じるスタイル。本多先生の著作で手に入るものは全て読んでしまったので、こうして間接的に楽しむのも面白いなと。四分の一天引き貯金に15年前に出会えたのは自分にとってラッキーなことでした。
読了日:07月20日 著者:井上裕之
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピーの感想
分かっているつもりで分かっていないからこそ、繰り返し自分にも突きつけなくてはいけない、自分はいつか、あるいは今にも死ぬかもしれないという事実。
読了日:07月21日 著者:ひすいこたろう
20歳の自分に教えたいお金のきほん (SB新書)の感想
知っていること、分かっていることばかりだけど、こうして簡潔に誰かに説明できるか、尚且つ興味を引き出せるか、というところに大きな差があるんだなと感じる。流石の池上先生。
読了日:07月22日 著者:池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
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7月の濫読は、やはり同志少女・・がズズンと心に残りました。ウクライナに侵攻しているロシアが現在進行形ですし。戦争は色々といかん。
■ 11冊(2023年6月)
■ 78冊(2023年)
■ 2,989冊(30〜48歳)