飲み代に上限を〜支出の最適化

結果的に2019年5月からの自分の交際費を棚卸しすることになったのが、週末をかけて実施した食費関連の考察(検証)作業。

(魚金の帆立クリームコロッケが美味でした)

家族での外食や、平日の昼食代、自宅での食材費などを丁寧に分けていき、残ったのが自分の交際費、つまりは飲み代でした。

■ 2019年5月〜12月(8ヶ月)・・145万円(月平均18.1万円)
■ 2020年1〜9月(9ヶ月)・・86万円(月平均9.6万円)

こんな感じの変化だったんだ!とスッキリ。

日本に5年ぶりに帰国して嬉しくてあちこち飲みに出かけていた2019年の数字が大きくなるのも納得。新コロのおかげで4〜5月は籠もっておりましたし、それ以降も慎重な行動を余儀なくされてきた2020年の数字が大きく下がるのも納得。

2021年以降に向け、交際費としての飲み代は月10万円以内に抑えるよう工夫していく・・これを新たな支出の最適化目標に設定してみたいと思います。

頻度を下げて一回あたりの単価を上げるか、単価を下げて回数をとるか、遠足の300円のおやつと同じ理屈で。

若い年代と出かけると御馳走するのが期待されていたり、ガッチリと傾斜をつけて精算するのが当たり前な体育会文化を是としており、懐はそれなりに気にしながらも、でも飲食業の経済活動を止めないよう微力ながら貢献を継続出来ればと思います。

偉そうに表現しても、実態は飲んでいるだけですが。

食費関連を考察〜支出の最適化

この2ヶ月ほど取り組んできた支出の最適化(節約と倹約)プロジェクトもそろそろ奥の院である最大の変動費に向かい合う時期となってきました。

私の飲み代も含め、これまで整理が適当だった「食費」カテゴリ。自ら真剣に事実を直視することを恐れていたとも。。

(魚介で有名な居酒屋チェーン魚金を久しぶりに再訪)

まずはあらためて、正確な実態把握ということで、食費としてマネーフォワード上で自動集計されていた野放し状態を見直し、カテゴリの中分類を正確にふり直すことからスタート。(暇な時に少しだけやっていましたが正確性と一貫性に欠けていたので)

食費に放り込まれていた費用は以下の4つの既存の中分類に。

・食料品(家族での自炊コスト)
・外食(家族での外食費、自分がメンバーに含まれない場合も)
・昼ごはん(私の出勤時の昼食代、飲み代と区別するために)
・カフェ(ラテマネー抑制の目安として)

私の飲み代は交際費(飲み会)に移動。(クレジットカードの履歴から食費に自動的に振られておりました)まとめて払う場合も多いので、この出費総額がイコール飲み代ではないのですが、現金として回収した分もいずれ飲み代に使った可能性が高いと思うので一部だけを昼ごはんに切り出して整理。

どうやら、2019年5月以来の日本の生活費の全容が見えてきました。(長くなったので続く)

人生ハードモードにならないために〜俺のバケツ整理

Youtubeのリベラルアーツ大学 両学長の締めの言葉の一つに「人生ハードモードにならないために」というものがあります。

ゲーマーには染み入る趣深いフレーズ、もともとはネット由来の言葉のようです。そもそも難易度以前に、人生が鬼ゲーだったり、死にゲーだったり、クソゲーだったら嫌ですね。。

(ローストビーフならぬラムのカルパッチョ)

人生の難易度を左右するのは小手先の話ではなく、何を大事にするかの概念やマインドセットが大きく影響を与える気がします。

自分の人生で実現したいとことを「俺のバケツ」と称しリストにしているのですが、リストのトップには具体的な目標ではなく大事にしたい基本概念的なものを10個並べています。

■ 1. 人生の達人となる(自分の人生を、主体的に生きる)
■ 2. なぜ生きるのか?ではなく、どう生きるのかに意識を向ける
■ 3. 日々を丁寧に生きる
■ 4. 自らを律する(コントロールする)
■ 5. コントロールできないことは手放す(離れる)
■ 6. 中庸
■ 7. Do. Or do not. There is no try.
■ 8. 自分の箱から出て、生きる
■ 9. Boys be ambitious like this old man.
■ 10. 信は力なり

もっと気に行った概念があれば入れ替え戦もやろうと思っていますが、今のところあまり変わってません。

なんとなくですが、この10個をベースに生きることが出来たら、人生もハードモードにはならないのじゃないかなぁと思っているのですが、どうでしょうか。。

ゲームによってはハードモードの方が報酬が良かったり、ヤリごたえがあったりもしますし、あまり自分からイージーを選ぶことはないんですけど・・それはゲームだから!

メタボ指導と霜降り肉

本日、2020年のXデイを決定しました。

Xデイ・・というと大袈裟ですが、今年のメタボ判定日、つまり人間ドックの受診予定日です。12月頭に設定しました。

2020年6月末に受けた初めてのメタボ指導、ここで体重86キロとウエスト90センチを、6ヶ月かけ、体重は6キロ減、ウエストも6センチ減らしなさい・・という有り難いご指導を受けました。(言うだけなら簡単なんですが。。)

5ヶ月ほど経過しましたが、おそらく一進一退を繰り返しながらの1キロ減、1センチ減、ぐらいでしょうか・・・。(根本的な肉体改造に向け奥の手を繰り出していますが効果が出るのは少し先)

先日、義弟夫婦から嬉しいプレゼント。第二子誕生のお祝い返しで立派な箱入りの霜降り肉が。

(最高のパラパラ画像)

すき焼きで大変美味しくお肉を頂きながら考えたのは、さて・・自分の霜降り肉をどこに出荷させようかということ。(共食いか。。)

美味しいものは食べても〜量は食べず(質は維持)、お酒は飲むけど〜頻度を下げ、楽しい運動の機会を増やす(ジョギングはあまり好きになれないけど)。あ、睡眠の質もあげて。

この方針でコツコツ継続したいと思います。

漁師の肉は腐らない〜小泉武夫先生、最高。

実家での週末、母親から面白かったよ!と勧められた一冊。

発酵学者の小泉武夫先生のドキュメンタリー風小説。

小泉先生の著作、日経夕刊での超長期連載、食あれば楽ありなどをはじめとして、主にエッセイ系を結構読んでおりましたが、2014年発刊のこちらはチェック出来ておりませんでした、不覚!

そして、この本、めちゃめちゃ面白い。。。(小泉先生の著作で最初にこの本を引くって・・母、引きが強い)

福島、阿武隈の山奥で自給自足で暮らす漁師の義っしゃんと賢い猟犬のもとを我らが小泉先生が、夏と冬に訪ねていってその暮らしぶりにびっくり・・な感じのストーリーなんですが、なんですかこの魅力的な描写、特に食べ物。背筋がぞぞっとしました。

自分のルーツは漁師といっても、山ではなく、海のほうなのですが、どこか似た部分はあるのかもしれない、と思ったり。

早速、次回帰省時に母にプレゼントしようと小泉先生の著作新刊と、エッセーのベスト版、他にもジャケ買いで数冊の著作を購入。もちろんプレゼント前に私も読んでから渡そうという算段。

あとは夕刊連載を最近読んでいなかったな・・と、日経電子版で小泉先生のエッセーのフォローを行い、過去記事を遡って貪り読み開始。発酵仮面、味覚人飛行物体とか、懐かしいわ・・。

自分自身が、突然田舎暮らしをしたいとか、自給自足の狩猟漁撈生活したい・・なんて発作が起きたわけではありませんが、そうした暮らしへの憧れというか、内面からわき起こる興味は否定できないので、少し自分なりの自然回帰も検討してみたいと思います。とりあえず実家の片付けで渓流釣りの竿をひとセット確保。