中秋節からのハロウィン

先週金曜はお向かいの家に夕食をお呼ばれしており18時過ぎには仕事を切り上げ帰宅。日本との時差もありますし米国はそもそも半休気分の人が金曜は多いせいか、金曜午後〜夕方が一番仕事の動きがない気がします。

玄関前のリースが秋を感じさせるものに変わっていました。(それまではテキサスっぽいやつ→リースのある暮らし

こうして季節折々にリースを整えるなどして生活に潤いを与えてくれる妻にはいつも感謝です。なかなか自分だけではこうはできませんので。

む・・・スライムベスがあらわれた?

って、かぼちゃか・・確かに10月末のハロウィンもなんだかんだともうすぐですね。

この日はお向かいの友人家族(カナダ人&中国人)が友人の中国人家族を4家族ほど呼んでおり、中国語と英語が飛び交う賑やかな立食形式の宴に。

旦那陣はBBQ番を務めるホストの彼を見守りながら裏庭でビール飲み飲み、奥方達は子供達を遊ばせながら中でおしゃべり。子供達が11人もいると当然に大騒ぎ。

中華料理からそうじゃなさそうなものまで色々食卓に並べての立食形式です。食べるか飲むかがはっきりしているのは欧米パーティー式か。いや、ワインであれば食中酒だし、はて・・・

今日ご一緒した中国人の旦那さん達は、たいがいは大学の修士か博士を取るところから渡米しそのままこちらで職を得て働き続けている方達。この人達が中国に戻るといわゆる「海亀」(海外から故郷に戻ってくるから)と呼ばれているんですね。行き来する人は「渡り鳥」と呼ばれるそうな。

いつも感じるのは同じ東アジアにルーツをもつもの同士の長きにわたる文化的相互影響と交流。月に関する中国のお祝いらしいけど・・・と妻に聞くだけで、それは日本では中秋の名月、中国では中秋節で月餅を食べてお月見するやつね・・ぐらいはピンと分かりますもの。

ただ、米国にいるような高学歴な中国出身の方々は日本のことをあまり知らなかったりするのが悲しい現実。(実際、あまり関心がないのかも)

近くて遠い国の隙間を埋めていくのはやはり最後は民間交流しかないのかもしれません。そんなことを考えながら、カナダ、中国、日本でこの夜も杯を重ねました。