JALと否認

3ヶ月のグロービス通いも三分の二が終わる、セッション第8回。

今日も元同期のA君と会えてちょっと話が出来ました。いまや大学院のクラスを持っているA先生ですからね、格好いい。(グロービスに転職されたのです)

本日のケースは「JALの破綻」について、でした。失敗事例からの学びは非常に大きいものがあります。(たいがいは成功のあとに失敗が訪れます)

Do, or do not. There is no try.

(機内食より何倍も美味しいうちの奥さんの弁当)

JALの経営は、何を、いつ、どこで、誤ったのか?答えは最初から現場にあったのだが、誰もがそれを直視しようとしなかった現実。市場の変化に対して、なぜ正しく反応できなかったのか。(優秀な方が沢山いたでしょうに)

どうして否認というものが起こるのか。

なぜリーダーは「失敗」を認められないのか―現実に向き合うための8の教訓/リチャード S テドロー
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今回のセッションの課題図書。沢山のエクセレントカンパニーがその後の否認から失敗する事例を集めており非常に面白かったです。同じことは、我が身、我が組織にも起きているのではないか。

クラスに参加する多くの皆さんが同じことを思ったのではないかと思います。最近すっかりファンとなったちきりんさんのブログ「その船を、いつ降りる? 」も課題に併せて響きました。

こちらは個人としての否認の格好な事例。 (クラスには元長銀の人もいます。。)やはり、目の前の変化、現実にどう向き合うか・・・受け入れるか、実は否認していないか。

そして・・・沈む時には、その前に自ら泳ぎだそう。

■ 026冊 (2012年)