美味礼賛

MUST BUYな一冊に出会いました。
これだから、読書はやめられません。

美味礼讃 (文春文庫)/海老沢 泰久
¥740
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辻調理師学校の創始者であり、日本に本当のフランス料理を紹介した辻静雄氏の半生を描く伝記小説。食いしん坊の僕だからというわけではなく、その凄みに背筋が震えました。

まさに自らの命を削って向き合うその真摯な姿、うまい料理が毎日食べれて素敵だねーとかいいそうな輩に読ませてやりたい。 いや、3日3晩フレンチのフルコース漬けにしてやりたい。
(自分には無理)

とりあえず読み終えて、妻に一言。
「フレンチ、食べに行こう」と。

プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術/俣野 成敏
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2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)/神田 昌典
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あまりアタマに何も残らず通り過ぎてゆく。自らのアンテナの感度の問題もあるけど、そんなときはサラサラ流す事でOK。

この読書で絶対何かを得なくては・・・と考えるのも面倒、というか欲張り。少なくとも、仕事帰りの電車で活字を手に取っている自分を褒めたい。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義/ティナ・シーリグ
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20歳といわず、37歳でも遅くないよね、きっと。

■ 40冊 (2012年)